茶々を見守り続けた乳母、大野治長の母

大蔵卿局おおくらきょうのつぼね
[ 大竹しのぶおおたけしのぶ ]

茶々の乳母。秀吉亡きあと、大坂城に入った家康から息子の大野治長ともども追放され、家康に恨みを持つ。大坂冬の陣の和睦交渉には、豊臣方の交渉役の一人として立ち会う。

大蔵卿局役・大竹しのぶさんメッセージ

去年の大みそか、潤君が「紅白歌合戦」に出演する直前に、私のラジオ番組(NHK-R1「大竹しのぶのスピーカーズコーナー」)に出てくれたんです。その時、皆さんより一足先にドラマのDVDをもらって第1回を見たのですが、彼がこの大河ドラマの主役を演じるにあたって、相当な覚悟を持ってチャレンジしているっていうのがわかったので、ぜひ応援したいな、私にできることはあるかな、と考えていたんです。ですから、こうしてお声がけいただいて、潤君が一生懸命取り組んでいる作品に出られることを、友人としてとてもうれしく思いました。

私は作品作りの最後のほんのひとときに関わっただけですが、スタッフ、キャストの皆さんが1年半、本当に頑張って、闘って、つくり上げてきた作品だと思います。それが報われるのは、やっぱり見てくださる方がいてこそ。私たち俳優もスタッフも、視聴者の皆さんがいてこそ成り立つものだと思います。私が言うのもおこがましいのですが、この1年、ご視聴くださいまして、ありがとうございます。そして、お疲れ様でした!