推進波の捉え方③
「推進波の捉え方①②」の続き
波がどこから始まってどこまでをひとまとまりとするのか、その定義は各々で違っても良いとして、ただ、自分なりの定義をしっかりと持っていることでチャネルやラインが生きてくるものだと思っている。
単純な話、毎回違う基準でラインを当てていても目線がブレるだろうと。
今回は、その波のひとまとまりの区切り方についての話。
※「値幅」と言ってしまうと、それはもう各人のチャート哲学によるもので誤解を生むので、ここでは波のひとまとまりと呼ぶ。
特に重要なのは「波の起点」をどこと定義するかを中心に進める。
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自分の場合はまずこう捉える。
起点を捉える時の基準は何か。
波が発生したら返し率を見ていく。
伸びた波に合わせてフィボをズラして見ていく。
伸びた波に対して61.8%まで返したら波が終わったと見なす。
この見方だと、インパルスが出た時のカウントもピタリと合いやすく、たとえばこの後の3波が1波より長くなる前提でロング戦略を立てられるようになる。 「目線の固定」は大切だけど、
ただし、どの「値幅」をメインにロジックを組み立てるかは各人の哲学によるものであるし、今回はあくまで水平目線の区切り方の話。
重要なのは「波の起点を毎回統一して見ること」であって、チャートを〝定点観測“をするためには大前提のことであると個人的には思う。
Twitterのほうでも。
1.値幅や高安の見方を統一する。
2.同じ基準点から値動きを追う。
という2つの意味がある。
前者は定義の話で割とよく目にする。
後者は、チャートという謎解きに挑む上での土台であり〝定点観測”という検証の大大大前提のことなのに、語られること自体がほぼない。
今回はこの辺で。
※波の起点にはEMAの収束地点が大きく関わってくる。その目線で検証をすると、またチャートの規則性が見えてくるかもしれない。
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