ジャン・リュック.. | チャップリン | 小津安二郎 | ヒッチコック | ジャッキー・チェ.. |
淑
たどり着いたらいつも雨降り | |
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409 | コメント | 243 |
8 | あらすじ | 4 |
POV | 2 |
Comments
最近のコメント 10 | |||
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ラブレス(1982/米) | 風俗映画のようで、実は、自己中心的な田舎町の住民(私たちすべてのこと)の尻をけ飛ばす反逆的教育映画。傲慢すれすれの魅力がある。薄幸の短髪美少女と真っ赤なコルベット。ヌーヴェル・ヴァーグにたいするアメリカからの最良の回答のひとつかもしれない。 | [投票] | |
家光と彦左と一心太助(1961/日) | 城中の部分がお利口すぎてつまらない。しかも肝心の錦ちゃんが太ってしまい二重あご。やたら感激しては泣きを入れるのも湿っぽくていけない。唯一の救いは女優陣。北沢典子は泣いたり殴ったり走ったり大活躍。犬ころのようで可愛い。木暮実千代の貫禄も出色。 | [投票] | |
座頭市物語(1962/日) | 釣りの場面のすばらしさ。世を拗ねた二人の心が通うには、このくらい淡々としていなくては。月夜のつつましやかな告白も心に残る。そもそも構図がピシッとして良い。この頃の市は感じやすい無頼漢で、なんとも言えぬ上等さがある。最後のセリフも決まってる。 | [投票(4)] | |
1/880000の孤独(1977/日) | 不適格に生まれついた者の悲哀が胸をつく悲惨な話なのに、なんだか笑ってしまう。「ボロアパート鬱屈系」はこの頃の流行だが、青春ものに回収しなかったのは正解。70年代後半の東京についての優れたスケッチにもなっている。塚本晋也『鉄男』の前駆体だろう。 | [投票(1)] | |
姉妹(1955/日) | 古い日本映画をみる楽しさのひとつは、まだ「現代」に染まっていない頃の日本を見るおもしろさにある。明るい働きもので、生まじめな理想家だった人々。家族のように仲のいい共同体。まだ生きている季節の行事。この時代の方が良かったなどとはいわないが―― [review] | [投票(2)] | |
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023/米) | もう千恵蔵・右太衛門みたいなものだろう。何をやってもなんか可笑しい。走っているだけで可笑しい。どこぞで見たような話で、大金をかけているとはいえプログラム・ピクチャーの類なのだが、やっぱり見せる。鉄道のシーンをはじめ「活動写真」の楽しさ満載。 | [投票(2)] | |
一心太助 天下の一大事(1958/日) | 朝焼けの日本橋を真っ正面から軽やかに駆けてくる錦ちゃん。「絶望です」と言われてドッと笑う魚河岸の兄ィ連。バカかというくらい晴れやかなのである。インテリがなんと言おうと、かつての日本の一般大衆の理想はこうだったのだろう。そして意外に前衛的だ。 [review] | [投票(2)] | |
893愚連隊(1966/日) | ふつうなら雑魚扱いの連中を主役にすえるのは、当時、一世を風靡した仁侠映画のヒロイズムへの拒絶・軽蔑なのだろう。そこは買いたいが、ケチくさいものはやっぱりケチくさいので困ってしまう。五条楽園をはじめ、場末の京都の60年代の姿を見られるのは貴重。 | [投票(2)] | |
むかしの歌(1939/日) | いかにも関西の映画らしい。セリフの掛け合い。滅びゆく旧文化。昔の商家(手摺りのない階段)や運河での荷揚げ(ロケ地はどこ?)など、細部もいい。『花ちりぬ』もそうだが、この監督の撮るものには繊細さ(繊細過ぎる感も有)と気品がある。花井蘭子も◎。 | [投票(1)] | |
タワーリング・インフェルノ(1974/米) | 9.11後の眼からすると甘さはあるが、それでも来るべき世紀の不吉なヴィジョンを先取りしていた。何か悪いことが起きそうだ、という1970年代アメリカ特有の空気感は的中した。ミニチュアのグラスタワーを仰角で映すカットが前衛芸術のごとき不気味さでコワイ。 [review] | [投票(6)] |
Plots
最近のあらすじ 5 | |||
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ラブレス(1982/米) | 1959年、バイク乗りのヴァンス(ウィレム・デフォー)が南部の町にやってくる。デイトナのレースへ出場するところだ。街道沿いのダイナーでは、リーゼント頭・全身革という風体をみて地元民たちがコソコソささやき合っている。やがて仲間たちが現われるが、うち一人のバイクの調子が悪く出発できない。この死んでいるような田舎町に足止めをくらってしまう。住民の好奇心や敵意にはそ知らぬ顔で暇を持て余す彼らの前に、真っ赤なコルベット・コンバーチブルがすべり込んでくる。しかも運転しているのはどう見ても子供のような短髪の美少女(マリン・カンター)ではないか。どうする? キャスリン・ビグロー監督長編映画第一作。[82分] | [投票] | |
フェイブルマンズ(2022/米) | 1952年、ユダヤ系中流家庭に育ったサミーは両親に連れられてはじめて映画を観る。『地上最大のショウ』だ。たちまち虜となり、8mm映画作りに熱中する。元ピアニストでちょっと変わり者の母(ミシェル・ウィリアムズ)はそんな彼の理解者だが、有能な技術者の父(ポール・ダノ)は「趣味」とよび、認めようとしない。ある日、母方の大伯父が家を訪れる。かつて映画業界で働いていたというその老人は、高校生のサミー(ガブリエル・ラベル)が映画を撮ると聞くと、なぜか呪いのごとき言葉を残して去るのだった。サミーが家族の秘密に気づいたのはそれからしばらくしてのことだった……。スピルバーグによる「自伝的」作品。[151分] | [投票] | |
バビロン(2022/米) | ハリウッド・1926年。砂漠の豪邸の大パーティー。メキシコ人青年マニー(ディエゴ・カルバ)は雑用係として走り回っている。勝手に入り込もうとした女優志望のネリー(マーゴット・ロビー)を機転を利かせて入れてやり、二人で意気投合する。夜半、今夜の主役にして業界の主役、ジャック・コンラッド(ブラッド・ピット)が、おもむろに玄関先で二人目の妻を離縁したうえで姿をあらわし、乱痴気騒ぎは佳境を迎える――。朝。目立ちまくっていたネリーは、この日撮影開始の端役を手にする。泥酔したジャックに気に入られたマニーは彼の助手となる。二人は天性の才能と努力で創成期の映画業界を駆け上がっていくのだが・・・。[185分] | [投票] | |
喜劇 愛妻物語(2019/日) | 売れない脚本家・豪太(濱田岳)の年収は50万。パートで家計を支える妻チカ(水川あさみ)の不機嫌は頂点に達し、夫を雑魚呼ばわり。昼間から酒に手を出し、アル中も疑われる。セックスなど論外だ。しかし豪太は朝からチカのくたびれた赤パンツにへばりつき、怒りを買う。そんなある日、豪太は旧知のプロデューサーから以前出した企画を形にするよう求められる。ただし取材費はゼロだ。運転免許のない豪太はチカに運転手役を頼み込み、5歳の娘も連れ、四国への取材旅行兼家族旅行を敢行する。豪太には下心があった。旅先なら妻は自分を受け入れてくれるのではないか、という…。監督自身の夫婦生活を題材とした小説を自ら映画化。[115分] | [投票] | |
カーネーションの卵(1991/伊) | 夕暮れ時の花びらの上に芥子粒ほどの大きさのものがあったら、それはカーネーションの卵なのだ。それを見つけたらどんな願い事も叶うという―。第二次大戦末期の北イタリア。山腹の家に住むシルヴァーノら6人の子供たち、両親、祖母。ファシスト党が勇ましくパレードを行って子供らも黒シャツ姿で参列するが戦争は敗けそうで、ムッソリーニが失脚してバドリオ政権が発足するがドイツ軍が侵攻してきたので宣戦布告し、人々が銃殺され北中部は内戦状態になって、連合軍がパラシュート降下して、それからドイツは逃げて、パルチザンが復讐して、最後にアメリカ軍がやってくるまでの混乱と悲惨を子供の視点から描くアゴスティの自伝的作品。[カラー] | [投票] |