貼り付け開始、
宮崎正弘の国際情勢解題
1月4日(木曜日)通巻第8080号
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中国の「認知戦」専門チームは「311基地」の61716部隊
敵の人々の認識を誤断させるフェイク、脅迫情報をおくり続けよ *********************************
人間の知識を司る意識に巧妙に操作された攪乱、陽動情報、嘘の情報、
フェイクなどを植え込んで戦意を削ぎ、モラルを弛緩させ、
士気を低下させる高度な情報戦争が「 認知戦 」で
認識の領域に侵入し、敵の総合戦略を麻痺させる。
嘗ては地下出版や風船によるビラの散布、
潜入スパイのたれ流した嘘情報からはじまって
筆跡をまねた手紙、命令書の偽造もあった。印鑑も偽造した。
近年の情報操作の戦場はラジオ、テレビ、新聞からネット網に移行し、
ときに敵のプラットフォーム、公的機関のHPを乗っ取り、
あるいは権威筋の機関を騙る詐欺(なりすまし)の手口に似た戦術が多用されている。
生成AI、チャットGPTは、いとも簡単に画像や音声を偽造し、
たとえば敵の政治指導者になりすます。
女性指導者の裸の写真やら擬装されたベッドシーンまで機械がつくってのけるのだ。
すでに中国軍機関紙である『 解放軍報 』は23年4月13日号点で、
「 対話型AI『 チャットGPT 』の軍事利用の可能性を議論する 」
という論文を掲載している。
これによれば
「 偽情報で敵を混乱させて有利な状況を作り出す『 認知戦 』や
情勢分析などは有望である。
とくにチャットGPTの文章作成能力を利用し、
偽りの言論を作り出し、民衆の心理に影響を与え、
民衆の認知を誘導、欺まん、操作することで
社会の分断や政権転覆の目的を達成できる 」
と明記しているのである。
ロシアがクリミヤ半島を軍事占領し電光石火に併呑する前の段階で、
こうした作戦をロシアの認識戦チームが行使した。
「 ハイブリッド作戦 」と呼ばれた。
このハイブリッド作戦は、発案者がゲラシモフ参謀長だったために
「 ゲラシモフ・ドクトリン 」と命名された。
こうした認知戦( RECOGNITIVE WARS )を得意とするのが
中国人民解放軍である。
軍内部に「 認知戦部隊 」を持ち、
とくに「 台湾統一は歴史的使命だ 」などと
大言壮語を宣伝し続けてきた習近平にとっては重要な工作部隊である。
米国の軍事アナリスト、ティモシー・トーマス退役軍人が
米国陸軍戦争大学の学術誌『 パラメータ 』に寄稿した論文
「 マインドにファイヤーウォールはない 」では
「 人の心、意識、精神の重要性を無視することはできない 」
とし、ハードウェアだけの戦争はもはや意味が希薄になったとした。
▼ 情勢判断を誤らせる高度な戦争 認知戦とは相手の認識領域に誤った知識、情報を植え込んで
情勢判断を誤らせる高度な心理戦争のパラダイムに含まれるが、
人間の心理を読みこなさないと高度な戦術は取れない。
しかし知的レベルの高い人に効果がなくとも、
無知蒙昧な大衆の誌認識力を誤らせば良いのである。
※ この無知蒙昧な白痴奴隷ゾンビドモを
巨大MATRIX詐欺世界から救い出すにはどうしたら良いか?
個人のメールアカウントはすでに中国が掌握している。
台湾、香港に、或いは日本を経由して個人情報を売り飛ばす輩がいる。
日本の例を挙げよう。LINEヤフーの利用者は9600万人。
23年11月に無料通信アプリLINEで大規模な個人情報漏洩が発表され、
夥しいプライバシー情報が漏れていたことが判明、
なかでも取引先の企業、氏名、メルアドが特定できる情報だった。
LINEヤフーは業務を中国、韓国から切り離すと再発防止を言明したが、
徹底されていなかった。
LINEヤフーは「韓国よりも、中国支配といった方が正確で、
昔も今もLINE情報は中国に筒抜けだと見て良い。
(「 テーミス 」2024年1月号 )
※ LINEヤフー???
調べてみてビックリ!
LINEはサムソンのソフト子会社の社内ベンチャーが2011年にスタートし、
2013年、ライブドアなど関連日本法人3社を統合して株)LINEに。
2019年、ヤフーに吸収合併されてLINEヤフーに。
Lie-Inなど、全く眼中の外だったので全然知らんかった!
ベトナム戦争のおり、ベトナム反戦運動がこともあろうに
当事者のアメリカ国内で起きた。
これはソ連がなして絶妙な世論工作だった。
※ ホンマかなぁ~~~????
宮崎はアメ公の太鼓持ち( 宮崎こそがアメ公の「 認知戦 」の前線プロパガンダー、
だが、いつも素晴らしい情報をもたらしくれるので感謝! )だから
「 トランプ・ロシアゲート 」同様、
FBIのプロパガンダを流用してる可能性が高い。
先輩や友人たちの悲惨な状況を見て、多くの若者が徴兵拒否をして
ヒッピーが激増した。
( その悲惨さは、映画『 ディア・ハンター 』参照 )
「 ソ連の代理人 」たちがメディアを誤導したのだ。
ヒューマズム、人命尊重という普遍的価値観は重要だが、
戦略的見地から言えば、これは利敵行為となる。
戦争をやっているときに自分の国の指導者を後ろから首を絞めるようなものだろう。
※ ベトナム戦争は、当のド・ゴール大統領でさえ、アメリカの介入を拒否したくらいだ。
アメリカの介入( ジョンソン )は、2002年のアフガン侵略同様、
「 黄金の三角地帯 」のヘロインを支配するためである。
ま、日本でも朝日ブンカジンとか、小田実とか、
アジビラ一枚でかけ回った、おっちょこちょい左翼が
ベ平連とかのソ連の代理業務のごときを展開していましたからね。
※ そらま、ある意味事実だが、
北ベトナム軍の将軍の多くは残置日本陸軍兵士!
つまり帝国陸軍が指揮して、最強の装備を誇るアメ公を
ベトナムの地から叩き出したのだ♪( 映画『 地獄の黙示録 』参照 )
映画『 ランボー 』が最後単身、アメリカ大使館を飛び出して敵陣を中央突破、
海に飛び込んで潜水艦にたどり着くが、彼はS先生の親友。
当時の全学連のトップを何人か知ってるが、
特に土井脩二氏は、貨物船に救援物資を満載して、
アメリカ海軍の海上封鎖を突破して北ベトナムの人たちに届けた。
このあたりのことは、
< newsNueq-4319-F:「 原爆地上爆破説 」を解析する:その3 > 2023/08/11
で、ある程度詳しく解説してるが、
なんと云っても赤軍派の重信房子は、首相官邸で岸信介から資金を受け取って
515事件の四元義隆とセンチュリーに同乗し、
パトカー・白バイの厳重な警護のもとに羽田空港に送り届けられ、
パレスティナに飛んだのである。
今回のネタニエフの「 ガザ・ホロコースト 」で重信房子の娘を
テレビに登場させたのは正しい判断だ。
ネタニエフの支持率は15%にまで低下した。氣死堕同様♪
nueq lab
岸信介はCIAの走狗ではなかった!? ---------------------------------------
https://nueq.exblog.jp/19075597/ 2012年 10月 01日
・ アメリカに潰された政治家たち by 孫崎 享
・ 戦後から今に続く自主独立派と対米追随派の暗闘
・ 吉田茂と昭和天皇と第2次世界大戦
731部隊の石井四郎が生物兵器の大家なら、
岸信介は世界最大の満州アヘンの総元締めだった。
中国人民解放軍の対台湾『 認知戦争 』は福建省福州に」ある311基地が本拠だ。
ここで専門部隊が対台湾工作を担当とし、傘下メディアを通じて情報操作を行う。
311基地の司令部は、台湾海峡対岸の福州市だから台湾と言葉も共通であり、
また台湾人駐在員が多いので、脅迫やハニトラで
工作員に成り下がった台湾人も多いらしい。
311基地は「 世論戦、心理戦、法律戦基地 」として編成された
軍の機構改革によって新設された「 戦略支援部隊 」の傘下にあり、
部隊番号は61716である。
311基地の由来は「 世論戦、心理戦、法律戦 」の三戦(3)と
軍事作戦(1)、ネット上の情報作戦(1)の組み合わせだと台湾筋は推測している。
傘下にラジオ局「 海峡の声 」と「 中国華芸伝播公司 」、
出版社の「 海風出版社 」を持つ。
フランス軍事学校戦略研究所( IRSEM )は、
2021年の報告書『 中国の影響力 』のなかで、
これらメディアの「 会長 」は偽名で、
311基地の司令官(少将)と同一人物だと指摘した。
311基地はニュースサイト「 華夏経緯網 」を開設しており、
北京のIT企業が開設したとされているが、
新華社通信や中国共産党機関紙、人民日報と同列のメディアの一つだ。
▼ 若者の失業対策だった五毛幇
中国には失業した若者が展開する「 五毛幇 」が存在し、
一説に20万人が従事したとされた。
フェイクメールを一通打てば10円、
一日に200通ほど打ち込んで発信し、日銭、食事代を稼いだ。
この五毛幇たちは党の指令通りの文書を無数のネットに流し続けたが、
いまや生成AIで、人を雇わなくてもできる。
あらゆるソーシャルメディアサイトやプラットフォームを活用して、
攪乱、フェイク、陽動、恐喝などのニセ情報、
心理的威圧を目的とする情報の発信を続ける。
中国は、認知ウイルスを拡散する手段として、
内部対立の醸成、人々の怒りの扇動、分割と統治という
3つのアプローチを使い分けている。
現地の協力者を招いて論争を煽り、虚偽の情報を拡散させることで、
台湾の世論を操作し、政府に対する不満と怒りを引き起こす作戦である。
周辺国も巻き込んで主要敵を孤立化させるのである。
< newsNueq-4454-F:謹賀新年:2024年に起こること > 2024/01/02
・ 第2次朝鮮戦争
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のコメントを訂正気味の追加。
北朝鮮は、大量の砲弾( ミサイルも含む )をロシアに提供した。
その砲弾・ミサイルがウロウロ戦争で使われたが、不発弾が多く、
その弾頭内部の写真がネットで流されていた。
一般的な内部写真と北鮮のものを比較した写真だったが、
確かに北鮮製はお粗末。
対して、韓国は世界一の砲弾備蓄量を誇る。
自前戦闘機はポーランドが大量お買い上げ。
ミサイルも大量に保有している。
人口 韓国:5200万人
北鮮:2550万人
兵力 韓国: 55万人
北鮮:120万人
※ 韓国男子は、全員18ヶ月の軍事訓練を受けている。
18ヶ月ではへっぽこだろうが、人海戦術に使うなら北鮮を凌駕するだろう。
ロシアが、顧問団を派遣し、砲弾工場を新設、資金・物資を供給して
設計の見直し・砲弾の大増産に入ったとしても、今年中に必要量を
果たして備蓄できるだろうか?
それに、朝鮮戦争が再開された場合、ロシアは後方支援に入らなければならない。
日本からアメ公経由で大量のパトリオットがウクライナに供給された今、
まもなく。と思われていた終戦が不透明になってきている。
パトリオットは、ハリボテのクソとこれまで言ってきた僕だったが、
ウロウロ戦争での華々しい戦果をみると、ずいぶんと改良されたのだろう。
朝鮮戦争になればロシアも2正面作戦を取らなければならなくなる。
問題は、支那が北鮮の後方支援に入るかどうかだ。
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nueq
貼り付け終わり、
※nueq さん解説。
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