事前に知っておけば怖くない!マルタの入国審査を流れや質問項目、解答例をご紹介

マルタ 入国審査

マルタの入国審査ってどんな感じなんだろう……」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

マルタの入国審査では、パスポートや指紋の採取、写真撮影などによって身元の確認をします。基本的に他の国の入国審査と変わらず、指示通りにパスポートやビザの確認を受けるだけです。

また入国審査官からいくつか質問されますが、難しいものはありません。入国の目的や滞在期間など質問は決まっているので、あらかじめ回答例を覚えておくことが可能です。

スムーズに質問に答えられることで、別室送りや入国拒否を受けることはありません。とはいえ、入国審査でどのようなことを質問されるのかは、なかなか分かりにくいものです。

そこで今回は、入国審査について、マルタに入国する流れ、よくある質問と回答例を紹介します。マルタへ渡航する予定の方は今回の記事を参考に、マルタでの入国審査の準備を始めてみてくださいね。

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そもそも入国審査って何をしているの?

マルタ 入国審査

入国審査とは、その国を訪問する外国人の身元や、渡航の目的を確認するために実施されるものです。

目的は身元などの確認によって、その国でのトラブルやテロを防ぐこと。どの国でも飛行機を降りて、スーツケースなど荷物を受け取る前に行います。

入国審査では、以下のことを実施しています。

・パスポートやビザによる身元の確認
・顔写真の撮影や指紋の採取
・審査官からの質疑応答

上記によって、旅行者が怪しい人物ではないかどうか、判断します。

日本のパスポートは信頼が厚いので、入国審査で引っかかることは基本的にはないかと思います。しかし「必要なビザを取得していない」「審査官からの質問にうまく答えられず、黙ってしまった」などの場合、怪しまれることがあります。

怪しまれてしまうと、別室でのさらなる質問や入国拒否になる可能性も。トラブルなく入国するためにも、入国審査の流れは事前に知っておきましょう。

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マルタの入国審査の流れ

マルタ 入国審査

続いては、実際にマルタに入国するまでの流れを

(1)日本から経由地へ移動し、マルタに向かう
(2)入国審査のカウンターで順番を待つ
(3)パスポートとビザを提出する
(4)指紋の採取と写真撮影に応じる
(5)質問に答える
(6)荷物を受け取る

に分けて紹介します。

紹介の前に注意点ですが、ヨーロッパにはシェンゲン協定という入国審査なしで国境を越えられる協定があり、マルタはそれに加盟しています。

そのため、ヨーロッパのシェンゲン協定国からマルタへ入国する場合、入国審査はありません。ここでは、シェンゲン協定国以外からマルタへ入国する場合の流れを紹介します。

STEP(1)日本から経由地へ移動し、マルタ行きの飛行機に乗る

まずマルタに向かいますが、日本からマルタへの直行便はありません。経由便を利用して、主にヨーロッパや中東などで乗り換えることになります。

経由地を観光しないならば、入国審査を受ける必要はありません。飛行機を降りて、次の飛行機が到着するゲートに移動しましょう。

STEP(2)飛行機を降りて、入国審査のカウンターで順番を待つ

マルタに到着して飛行機を降りた後は、入国審査のカウンターに向かいます。

場所が分からなくても、同じ飛行機を降りた人に付いていけば問題ありません。

もしくは入国審査は「Immigration(イミグレーション)」と表記されるので、案内に従って移動してください。入国審査のカウンターに到着したら、列に並びます。

日本人は「non EU passport」と表記されている列に並びましょう。

シェンゲン協定国に加盟している国籍の人専用の「EU passport」というカウンターが用意されていますが、このカウンターは基本的に、日本人は使用できません。

STEP(3)審査官にパスポートを提出する

自分の順番がきたら、審査官に「next!」のかけ声とともに呼ばれます。審査官のもとに向かって「Hello」と声をかけ、パスポートを提出してください。

ちなみにビザは、90日未満の滞在では必要ありません。また長期留学の場合でも、ビザは入国後の申請で十分間に合います。

そして、マルタで入国カードを提出する必要はありません。シェンゲン協定の加盟国は、入国カードの提出が不要となっているからです。

順番待ちでは、パスポートだけ用意しておきましょう。

STEP(4)指紋の採取と写真撮影に応じる

マルタでは、シェンゲン協定国ではない国から訪れた人に対して、「指紋の採取」と「顔写真の撮影」を義務付けています。

審査官から指示がありますので、指紋の採取では機械に指を乗せて、撮影ではカメラに顔を向けましょう。

STEP(5)審査官からの質問に答える

最後に、審査官からいくつか質問を受けます。

質問は例えば、

・マルタに来た目的
・滞在期間
・滞在場所

などです。

基本的に英語での受け答えとなりますので、事前によくある質問と解答例を知っておくのがおすすめです。よくある質問は最後に紹介しますので、参考にしてみてください。

STEP(6)カウンターを出て、荷物を受け取る

身元確認や質問に問題がなければ、審査官からパスポートを返却されます。

ちなみにシェンゲン協定国からマルタに入国する場合、入国スタンプは押されません。シェンゲン協定国間の訪問では、シェンゲン協定国の中ではじめに訪れた国と最後に訪れた国のみに、出入国スタンプを押すことになっているからです。

日本からマルタに入国する場合は、マルタがシェンゲン協定国の中で初めて訪問する国になるので、入国スタンプが押されます。

パスポートを受け取ったらカウンターを後にし、案内に従って進みましょう。すると、スーツケースなど荷物の受け取りカウンターに到着するので、そこで荷物を受け取ります。

荷物を受け取った後は到着ゲートに向かい、タクシーなどで滞在先に移動します。留学の場合は、到着ゲートで語学学校のスタッフなどと合流することが多いです。

マルタの入国審査で聞かれる内容

マルタ 入国審査

続いては、入国審査でよくある質問と回答例として、

・入国の目的
・滞在期間
・滞在場所
・仕事
・帰りのチケット
・相手の質問が分からないとき

の6つを紹介しますね。

質問(1)What’s the purpose of your visit?

和訳:入国の目的はなんですか?

最初に聞かれることが多いのは、マルタに入国する目的です。留学や観光、出張など自分の目的にあわせて回答を準備しましょう。

解答例:To study.(留学です。)

留学目的で入国する場合は、勉強しに来たことを伝えます。

他の目的の場合は、以下の通りです。

観光:For sightseeing.(観光です。)
ビジネス:For business.(ビジネス目的です。)

ちなみに2019年時点、マルタではワーキングホリデーができません。そのため「To working holiday」と答えると怪しまれますので、注意してください。

質問(2)How long will you stay in Malta?

和訳:どれくらいの期間、マルタに滞在しますか?

滞在期間はビザの有無に関わるので、聞かれることが多いです。留学や旅行の期間にあわせて回答しましょう。

解答例:I’ll stay for one month.(1ヶ月です。)

自分の滞在期間にあわせて答えてください。1週間なら「one week」、3ヶ月なら「three months」となります。

質問(3)Where will you stay?

和訳:どこに滞在しますか?

旅行者の居場所を把握するために、滞在するホテルなどを聞かれます。

解答例:HiltonMalta.(ヒルトンマルタです。)

語学学校やホテルの名前を答えることになります。

また本当に宿泊するか確認するために「予約情報を見せてください」といわれることもあります。紙での提出を求められることが多いので、日本にいる内に予約情報を印刷しておきましょう。

質問(4)What is your job(occupation)?

和訳:何の仕事をしていますか?

マルタに滞在できる収入を持っているか、不法滞在をしないか確認するために、職業を聞かれることもあります。退職して留学する場合でも、前職を答える方が怪しまれないのでおすすめです。

解答例:Student.(学生です。)

現在の職業や前職を答えてください。社会人は基本的に「Office worker(会社員)」になります。

もしくは、自分の職業の英語名を覚えておくのもおすすめです。以下を参考に、自分の職業名を答えられるようにしておきましょう。

・個人事業主:Proprietor
・看護師:Nurse
・エンジニア:Engineer
・主婦:Housewife

質問(5)Do you have a return ticket?

和訳:帰りのチケットは持っていますか?

不法滞在を防ぐために、「帰国の航空券を見せて」といわれることもあります。

日本へ帰国するチケット、マルタ以外の第3国へ提出するチケット、どちらでも問題ありません。ただし日本行きのチケットの方が「必ず日本に帰国する」という証明になるので、信頼されやすいです。

解答例:Yes, I’ll go back to Japan.(はい、日本に帰ります。)

回答すると同時に、スマホで「eチケット」や「予約メール」、またはeチケットを印刷した紙を見せましょう。空港ではネットがつながりにくいことも多いので、あらかじめ印刷しておくのがおすすめです。

質問(6)Could you say that again?

和訳:もう一度言ってもらえませんか?

相手の質問が分からないときは、素直に聞き返しましょう。適当に答えると誤解される回答になりやすいので、質問は理解できるまで聞き返してください。

もしくは「Please speak more slowly.(ゆっくり話してください。)」とお願いするのもおすすめです。

番外編:入国審査で覚えておくと便利な英単語

最後に、入国審査でよく使われる英単語をいくつか紹介します。

purpose:目的
pleasure:遊び
vacation:休暇
visit:訪問
immigration officer:入国審査官
immigration / passport control:入国管理

上記の質問や英単語を参考に入国審査を受ければ、別室送りや入国拒否になることはほとんどありません。スムーズにマルタに入国できるよう、単語だけでも覚えてみてくださいね。

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まとめ

今回は、マルタの入国審査について解説しました。

おさらいすると、マルタに入国する流れは以下の通りです。

(1)日本から経由地へ移動し、マルタに向かう
(2)入国審査のカウンターで順番を待つ
(3)パスポートとビザを提出する
(4)指紋の採取と写真撮影に応じる
(5)質問に答える
(6)荷物を受け取る

そして入国審査でよくある質問と回答例として、以下の6つを紹介しました。

・入国の目的
・滞在期間
・滞在場所
・仕事
・帰りのチケット
・相手の質問が分からないとき

初めての入国審査でも、しっかりと準備していれば別室送りや入国拒否は避けることができます。

今回の記事を参考に、マルタでの入国審査の流れをイメージしてみてくださいね。

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    モリキアユミ

    モリキアユミ

    1992年生まれ、京都府出身のフリーライター。大学卒業時に就職を蹴って、24カ国・50都市の世界一周を実行し、旅の途中からそのままライターへ。現在はタイと日本を行ったり来たりしています。オーストラリア留学とセブ島留学の経験あり。

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