オーストラリアや海外へ旅行をする時に、「入国審査がドキドキする」「ちゃんと受け答えできるのか不安」と思う人も多いのではないでしょうか。
英語が話せない場合は特に、審査官になにか質問をされた時に、パニックになってしまいそうですよね。私自身初めてオーストラリアへ渡航した時に、当時は全く英語を話せなかったので、質問をされた時は何を言ってるのか理解できず、ビクビクしてしまった覚えがあります。
今回は入国審査が不安な人に向けて、以下のポイントを紹介します。
・オーストラリアでの入国審査の流れ
・入国審査で聞かれやすい質問
・乗り継ぎ時の入国審査の有無
どうやって入国審査するのか流れを知るだけで、相手が言ってることを理解しやすくなり安心ですよ。みなさんの参考になれば幸いです。
[目次]
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入国審査は渡航者の身元や渡航目的を確認するために行われます。
渡航目的に応じた予定が現地で行われるのか確認するために、審査官は滞在期間や帰国日、などを質問します。回答の内容によっては、もっと深く話を聞かれることもありますが、適切に答えていけば問題ありませんよ。
入国審査では渡航の目的によって異なる各種ビザの取得が事前に必要です。
日本のパスポートは優れているので、短期滞在ならビザを取得しないでいい国が多いですが、オーストラリアに入国するにはビザが必要です。
目的によって申請するべきビザは違います。例えば代表的なビザとしては
・ETAS(イータス)
・ワーキングホリデービザ
・学生ビザ
などが挙げられます。なかでも、旅行の場合によく申請されるビザがETASです。
ETASは観光などの短期滞在で3ヶ月未満の場合に必要な「電子ビザ」のことで、オーストラリア政府移民局のWEBサイト上で旅行者の情報を記入して、当局に送ると、問題がなければビザがおります。
通常であれば登録後にすぐにビザがおりますが、稀に12時間ほどかかることがあるので、余裕を持って申請しましょう。
他国へ入国する際は、入国カードの記入が必要です。
入国カードは飛行機に乗っている時に、乗務員から渡されます。日本から旅立つ場合は、日本語で書かれた入国カードがもらえますが、回答は英語です。裏表あるので、間違えないように記入していきましょう。
オーストラリアの空港に到着したら、次は入国審査です。
英語での入国審査が不安な方も多いのではないでしょうか。また待ち時間の長さにうんざりすることもしばしば。
そんな問題を解決したのが、無人による入国審査を可能とした「スマートゲート」の導入です!
スマートゲートとは審査官による有人チェックを不要とした、eパスポート(IC旅券)と機械による無人入国審査です。2006年以降に発行された日本のパスポートは全てeパスポートであり、埋め込みされたICに氏名・国籍等の個人情報が記録されています。
この導入により、審査官との英語での受け答えが不要となり、入国審査時間の大幅な短縮が可能になりました。
スマートゲートによる入国審査の詳しい手順は、まずkioskと呼ばれる機械にて
(1)パスポートの顔写真が乗っているページを機械に乗せ、スキャンさせる
(2)病歴や犯罪歴を問う質問にタッチパネルで回答する
(3)手続きが完了すると自分の名前が記載されたチケットが発券されるので、それをもって自動ゲートへ向かう
kioskはパスポートをスキャンさせた時点で日本語表記と切り替わりますので、英語が苦手な方でも安心ですよ!
次に自動ゲートにて、本人確認のための写真を撮影します。
kioskで発行した入国カードを挿入すると前方にあるカメラを見るよう指示されたのち、写真が撮られます。帽子やサングラスを付けた状態では撮影できませんので、事前に外しておきましょう。
問題なければ入国カードが返還され、入国審査完了です。
返された入国カードは次の検疫検査でも必要となりますので、無くさないようにして下さいね。
入国する際の準備や流れは、スマートゲートを使うことでより簡単になりますよ。流れを把握しておくと安心です。
オーストラリアへの入国にはビザが必要です。自分の目的に合ったビザを渡航前に、取得しましょう。
入国カードは入国審査の時に必要なので用意しましょう。現地での住所や連絡先を記入していないと、声を掛けられる場合があるのでしっかりと全て記入します。
日本のパスポートはeパスポートなので、kioskを使えば簡単に入国できます。
「ePassport Self Service」という場所へ行くと、セルフで入国審査の手続きができるkioskの機械が並んでいるので、そこから手続きを行います。
紙が発券できたら、自動ゲートに向かい写真を撮りましょう。機械を使って入国した場合は、入国スタンプはもらえません。
eパスポートがない、または機械が使えない場合は、そのまま入国審査官のところへ並び入国審査をします。滞在目的や期間を聞かれたら、受け答えしましょう。
スタンプが無事もらえたら、入国完了です。
ちなみに16歳以下の方は一人でスマートゲートを通ることはできませんので、保護者同伴か有人審査に並びましょう。
入国審査はkioskで発券した紙があれば、審査官から質問を受けることはありません。しかし万が一、審査官に何か質問された時に対応ができるように、入国審査で聞かれる内容を把握しておくと安心です。
ここでは、入国審査でよく聞かれる質問5つを紹介します。
よく聞かれるのが、「渡航目的」です。これをはっきり答えられないと不審がられるので、堂々と伝えましょう。
回答は長文でなくても、一言で伝わります。自分が来た目的のビザがあるので、素直に伝えましょう。その他の回答例としては、
・For business.(仕事のためです。)
・To study English.(英語を学びに来ました。)
・I’m here for working holiday program.(ワーキングホリデーで来ています。)
など、緊張する場合は紙に書いておくなどして、ゆっくりはっきりと伝えましょう。
現地での滞在期間もよく聞かれます。帰りのチケットを購入していない場合は、およそでいいので滞在期間を伝えましょう。
・One week.(1週間です。)
・One month.(1ヶ月です。)
など、簡単に答えれば大丈夫です。
最近はあまり聞かれることはありませんが、どこに滞在するか確認されることがあります。
入国審査の紙に記入した滞在先を伝えましょう。友達の家であれば、「At my friend’s house in East Perth.(イーストパースにある友達の家です。)」など伝えれば大丈夫ですが、事前に宿泊先の住所は把握しておく必要があります。
普段何をしているのか、という意味で聞かれる場合があります。事前に、自分の職業を英語で言えるように調べておきましょう。
・I’m a house wife.(私は主婦です。)
・I’m a student.(私は学生です。)
など、自分が何をしているか簡単に答えれば大丈夫です。
リターンチケットを購入しているかどうか確認される時があります。実際に購入したか確認されることはあまりありませんが、念の為チケットを印刷するか、携帯の画面ですぐに見せられるように用意しておきましょう。
国によっては帰りのチケットがないと入国できない、または日本発の飛行機への搭乗すら拒否される場合があります。
オーストラリアはリターンチケットがなくても入国できますが、帰りのチケットを購入していないということは働いたり、もっと長く滞在するのでは?と疑われ、更に質問される場合があります。
通常であれば、乗り継ぎ先での入国審査は不要です。しかし、違う航空会社の便への乗り継ぎや、滞在時間が長く一時的に入国したい場合は、入国審査の手続きが必要です。
どのように対応すればいいのか解説しますね。
異なる航空会社間での乗り継ぎをする場合、荷物の預け直しと入国審査をしなければならないことがあります。
というのも違う航空会社間では荷物預かりの引継ぎは行っておらず、自分でピックアップして次の便へ預け直さなければなりません。
そういった場合に、ただの乗り継ぎでも入国審査が必要となります。
ただし違う航空会社でも、共同運航便で目的地まで荷物を運んでもらえる場合もあります。出発する際に預け荷物が乗り継ぎの時どこに行くのか、チェックインカウンター等で確認しましょう。
同じ航空会社間での乗り継ぎではそのまま荷物を運んでもらえるので、荷物の預け直し・入国審査はありません。
乗り継ぎで次の飛行機を待つ時間が長時間ある場合、一時入国をすることも可能です。
ただチェックイン等の時間を考慮すると、最低でも5時間以上の滞在時間は確保しましょう。乗り継ぎ時に時間があって一時入国したい場合は、ビザなしでも入国できるかなど事前に調べておくと良いですね!
今回は、オーストラリアの入国審査の流れや方法についてご紹介しました。今回の押さえておくポイントは以下の通りです。
・事前に自分の目的に合ったビザの申請をする
・入国カードを記入する
・オーストラリアはスマートゲートで機械を使い入国手続ができる
・審査官によく聞かれる質問を把握しておく
・乗り継ぎが発生する場合は、荷物の預け直しがないか確認する
もし英語が不安であれば、メモをとっておきましょう。審査官の質問も、聞こえなかった場合「May I ask you again?(もう一度伺っていいですか?)」など落ち着いて対応すると大丈夫ですよ。
入国審査は緊張するかもしれませんが、流れを知っておけば難しくありません。
スムーズな入国審査で良い旅のスタートを切りましょう!
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語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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