- 現在の仕事内容
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ニチレイグループ各社の知的財産権(主に商標権・著作権)に関する業務を行っています。
大きくは、①他者の知的財産権の侵害といった、事業を進める上でのリスクを回避すること②自社の知的財産を取得・管理し、事業競争力の強化を支援すること、の2点です。具体的には、商品パッケージや販促物を事前に確認し、他者の権利がないか調査したり、各社の重要商品のブランドを保護するために、商標権等の取得を検討したりしています。
先輩社員Q&A
就職活動について
どのような基準で受ける会社を選んでいましたか?
大学で消費者問題を学んでいたこともあり、「企業目線」だけではなく「消費者目線」に立った時にも、扱う商材・役務に共感・誇りが持てるかどうか、という基準で選んでいました。結果的に、食品関係を中心に受けることになりました。
最終的に、この会社に決めた理由はなんですか?どんなところが合っていたり、興味を持てたところでしょうか?
食品業界の選考を受ける中で、求められる人物像と自分の違いに悩むようになりました。
そんな時、ニチレイの説明会に参加し、管理部門に求められる人物像が、「人の痛みが分かる人」と聞き、とても共感しました。業界だけではなく、どんな仕事をしたいのか、職種について考えるきっかけになり、ここで働きたいと思いました。
選考の中で、特に印象に残っていることはありますか?
どの会社でも聞かれる質問に「学生時代頑張ってきたこと」「強み・弱み」等がありますが、ニチレイの場合、質問ではなく、会話の中からそういった情報を引き出してくれるような面接でした。
緊張しやすいタイプなので、とても話しやすかったのを覚えています。
これまでのキャリアについて
現在まで、どんなキャリアを積んでこられましたか?
入社後、3ヶ月間は新入社員研修として、グループ全体の研修と、ニチレイフーズの研修を受けました。試食販売や工場でのものづくり研修は、現場感を学ぶ貴重な機会で、現在の業務に繋がっていると感じています。その後専門知識はほとんどない状態で配属となりましたので、商標や契約実務の基礎をOJTや外部のセミナーを通じて学びました。
これまでのキャリアで、どんなことを学んできましたか?
1番は相手の視点に立って考えるという、コミュニケーションの基本だと思います。
業務の性質上、専門的な知識ももちろん必要となりますが、知識に基づき判断するだけであれば、特許事務所等、外部の知的財産の専門家がいます。そうではなく、社内の専門部署として、事業の事情を丁寧にヒアリングし、現場感を持って対応する姿勢を学んできました。
現在の仕事について
現在の業務のやりがいはどんなところだと感じていますか?
事業の第一線ではありませんが、間接的に各社の事業に貢献できていると実感できるところです。
商標は、商品名やロゴ等、身近に目にする機会が多いため、自分が調査をした商標が、実際に商品となって販売されている所を目にすると、嬉しい気持ちになります。
最も印象にのこっているエピソードを教えてください。
ニチレイグループの知的財産意識の向上のため、eラーニングや掲示を作成する等、社内教育に取り組んでいます。
リスク回避を責務とする業務柄、場合によっては担当者のやりたい事を止めなくてはならない事があり、精神的につらいと思うこともありましたが、そうした社内教育を通じ、「知的財産って大切だね」と声をかけてもらえた時は、もっとがんばろうとやる気につながります。
将来的には、どんな仕事にチャレンジしたいと思いますか?
今はまだ、知的財産担当者としての専門知識が浅く、事業に対する理解も浅いため、「相談があって、対応する」といった依頼案件を中心に担当しています。
将来的には、もっと知的財産の専門性を高め、事業優位性を高められるような積極的な提案を行っていけたらと思います。
MESSAGE 就職活動中の学生さんへ一言
どんな業界、どんな会社、どんな仕事…、就職活動は考える点が沢山あり、悩むことが多いと思います。
ただ、私自身もそうでしたが、実際に説明会や選考に参加してみると、自ずと見えてきます。
同じニチレイグループでも、各社求める人物像や仕事は様々ですので、ぜひ説明会に足を運んでみて下さい。
SCHEDULE とある1日のスケジュール
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起床
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出勤
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出社・To Doリストの確認・勉強等
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メールチェック
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商標に関する打ち合わせ
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昼食
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商標調査
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退社
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帰宅
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勉強等
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就寝