職員紹介
時代に響くものを表現する
報道カメラマン
前川フランク光
Maekawa Frank Mitsuru from 札幌
※2022年8月~北見放送局に異動
ふだんの仕事は?
主に「ほっとニュース北海道」などのニュース番組の映像を撮影しています。他には、ヘリに乗って事件・事故の映像を撮ることもありますし、大自然を撮影したりスポーツ取材をしたり、ありとあらゆる現場にカメラを担いで映像を撮ってきます。
報道カメラマンを志望したきっかけは?
もともと趣味で写真を撮っていましたし、映画もすごく好きで、将来は何らかの形で映像に携わる仕事がしたいなと思っていました。
高校に入学するタイミングで起きた東日本大震災の影響も大きかったです。ボランティアとして被災地に行った際、ある男性が「ありがとう」と声をかけてくれたのですが、まさかそんな言葉をかけられるとは思わなくて。家をなくしたり家族を亡くしたりしたかもしれない状況の人が、ボランティアに来た人間にそんなことを言えるのかと驚きました。
その時に、人間の奥深さを感じた気がします。ただ映像を撮るのではなく、取材者として現場に入って人の心に寄り添う――その瞬間を映像として人に伝えられる報道カメラマンという仕事に興味を持ちました。
取材するうえで意識していることは?
特に報道の場合、苦しい状況にいる人だったり、これから何か挑戦しようとしている人など、カメラマンとしてその人の頑張っている姿を追うことはできるけれど、その人そのものにはなれない。思いに寄り添うことはできるけれど……寄り添うってすごく難しい話だと思うんです。
その人になることはできないけれど、カメラマンとしてカメラを向ける上で「ちゃんとあなたのことを伝えますよ」ということを誠意をもって示していくことが大事だと思います。
今後の目標は?
カメラマンである以前に、一人の表現者として、今自分はどういう時代に生きていて、出会った人たちをどういう風に皆さんに伝えていくかというのを常に考えていきたいです。その時代に響くものを表現できる人になりたいですね。先が見えなくてすがるものがない時代に、どう生きていったら良いかを伝えていく1つの手段がカメラである――そんな風に思います。