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会話

熊谷 真士
@kumagaimanato
年末ということもありアフリカはボツワナ、チョベ国立公園に来た。年末なのでサファリを入念に探索している。目の前には年末らしいバッファローや年末味溢れるクロコダイルが跋扈している 先ほどからガイドがチョベリバ、チョベリバと連呼しているのでこの辺りで何か非常にまずいことがあったのかと心配していたが、近くを流れるチョベ川（Chobe River）のことだと分かって安心した。 「全ての渇きし者たちはやがてチョベリバに向かう。」などと言い始めたのであまりに突飛な世界観に面食らったが、動物が川に向かっているだけだ そう。年末ということもあり年末ライオンを一目見るために30時間近くかけてアフリカに来たのだ。だがそんな私にボツワニアン筋骨隆々ガイドは開口一番、告げたのである。「年末にライオンは見れない。ベストシーズンじゃないからな。ガハハ」 この辺りでは6月頃の乾季が最も動物に遭遇しやすいらしい。半年ズレたか、、惜しかったなと思ったが、冷静に季節における半年って惜しくない。むしろ、いっっっちばんズレてますやん。いや6月ってそれ大晦日の対義語ですやん。惜しくないどころか今ワーストシーズンですやん。てかその場合、「年末ライオン」て誰ですのん？ガオー とは言えサファリでは様々な生き物に出会えて満足だ 水面から目だけを出してこちらを見つめて来る性犯罪者予備軍a.k.a カバ。文字通りの上から目線で天空から見下してくる意識高すぎ系男子もしくは女子キリン。転がすことが手段ではなく目的となってしまったフンコロガシ。サイズというあまりにも分かりやすいストロングポイントにより本人の意向と裏腹にライオンを差し置いて百獣の王の貫禄が出てしまっているゾウ。耳元で小規模なF1が開催されてるのかと疑うほどうるさい、というか洒落にならんレベルでウザいという特徴により他の全ての動物を差し置いてズバ抜けて印象的なハエ。ここは人の手が加えられてない完全なネイチャーだ！と電線の元で拳を突き上げる現地スタッフ。シマシマのシマウマ。 そんなこんなで、ワケのわからないまま、どこかもよく分からない場所で2023年を終えそうです。怖いです 日本はそろそろ年越しですかね。良いお年を。来年も、いや来年は、いや来年こそは何卒よろしくお願い致しますハート
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