ストッピースタイルのブレーキングはマルケスの真骨頂でもあるけれど、そういやマルケスもこれだけリヤタイヤを持ち上げて走っておきながら「リヤのグリップが悪い。エンブレのコントロールが云々(ぶつぶつ…)」と言っていたので、きっと彼らの中ではリヤタイヤが空中にあってもエンジンブレーキ(がもたらす何らかの効果)を使って走っているんだろう。最近のMotoGP(SBKも)では、エンジンブレーキとともにリヤブレーキをいかに使って走るかが速さのカギになると言われているけど、それはタイヤが路面に接地しているときのグリップ力だけでなく、前後ホイールの回転数を合わせる(コントロールする)のにリヤブレーキが必要だということのようだし。
リヤブレーキでひとつ思い出したけど、先のバレンシアテストで、ヤマハからドゥカティに乗り換えたモルビデリの走りが他の乗り換え組に比べていまひとつ振るわなかったのは、リヤブレーキのコントロールが下手くそだったからのようだ。プラマックチームのオーナーであるカンピノッティに「リヤブレーキの使い方がなってない。あいつ才能ない!(怒)」とまで言われていて、すでに前途多難感が漂っていた。年明けのテストでも同じ状況のままだと、モルビデリは早々に見切りをつけかねられないぞ。たとえテストであっても心してかからねば、激戦の2024年は乗り切れない。
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