新・基本英文700選:002

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□ 新・基本英文700選:002.
My watch may be one or two minutes fast [slow].
私の時計は1分か2分進んで(遅れて)いるかもしれません.

〔My watch〕 may be {one or two minutes fast [slow]}.


【重要な構文・文法事項】
●be X minutes fast《SVC》
   ●(時計が)X分進んでいる
●be X minutes slow《SVC》
   ●(時計が)X分遅れている
【記憶すべき構文・文法事項・慣用語句】
●may be C《SVC》
   ●〔推量・可能性〕Cかもしれない,たぶんCであろう
● 副詞的対格(= 名詞群の副詞的用法):「程度を表す名詞群」が,副詞的に「形容詞・副詞を修飾する」ことがある.
○may V
   ☞ ①〔推量・可能性〕Vするかもしれない,(場合によって)Vすることがある
    ②《格式》〔許可〕Vしてもよい(◆ この意味では現在canを用いることが多い.)
    ③《格式》〔容認〕Vしても差し支えない(◆ この意味では現在canを用いるこ
     とが多い.)
    ④《格式》〔妥当性・可能〕Vできるかもしれない,Vできる(◆ この意味では
     現在canを用いることが多い.)
    ⑤《文語》〔譲歩を表す副詞節で〕(たとえ)Vしようとも(◆この場合はmay
     がなくても意味はほとんど変わらない.)
    ⑥《格式》〔目的を表す副詞節で〕Vするために,Vできるように
    ⑦ 《文語》〔希望・願望・不安などを表す動詞に続く名詞節で〕Vするように(と)
    ⑧《文語》〔祈願〕願わくはVせんことを(祈る)(◆ この意味では常にmay
     +主語+動詞の語順になる.)
○may be C《S V C》
   ☞ ①〔推量・可能性〕Cかもしれない,たぶんCであろう
    ②《古風》〔不確実〕〔疑問文で〕Cだろうか,Cかしら
○ 副詞的対格(= 名詞群の副詞的用法):「① 時,② 回数,③ 距離,④ 方向,⑤ 方法,⑥ 様態・付帯状況,⑦ 程度,などを表す名詞群」が,副詞的に「動詞を修飾する」ことがある.(◆「距離を表す名詞群」は,述語動詞がbe動詞のときは「記述の対格」,be動詞以外のときは「副詞的対格」になる.)
【文法的分析】
〔My watch〕:S
may be:V②
{〈〔one or two minutes〕〉→ fast [slow]}:C
〈〔one or two minutes〕〉:adv
程度を表す副詞的対格
【文法・語法】
★ 副詞的対格(= 名詞群の副詞的用法)
 前置詞の「目的語」は古期英語では「対格」であった.副詞句「前置詞+名詞」の前置詞を省略してそのまま副詞的に用いる用法のことを「副詞的対格」という.
1.程度を表す副詞として形容詞・副詞を前置修飾して
「程度を表す名詞群」が,副詞的に「形容詞・副詞を修飾する」ことがある.
【例文】
① 形容詞を修飾
□ ロイヤル英文法(p.130)
They are all seventeen years old.
彼らはみな17歳だ.
□ ロイヤル英文法(p.130)
She is three inches taller than her mother.
彼女はお母さんより3インチ背が高い.
□ ロイヤル英文法(p.130)
He looks a great deal better.
彼はうんと顔色がよくなっている.
□ ロイヤル英文法(p.130)
It was pitch dark inside the house.
家の中は真暗だった.
□ ロイヤル英文法(p.130)
He wasn't a bit surprised at the news.
彼はそのニュースを聞いてもちっとも驚かなかった.
□ 英文法講義(p.384)
“You are one train late,” he said.
「あんたは,ひと汽車遅れている」と彼が言った.
□ 英文法講義(p.384)
I couldn't be any happier.
これ以上幸福になれなかった.
□ 英文法講義(p.384)
The boy was nothing daunted.
□ 英文法講義(p.410)
The lake is three miles wide.
その湖は幅3マイルだ.
□ 英文法講義(p.410)
He is two years my senior.
彼は私よりも二つ年上だ.
□ 英文法講義(p.410)
The table is about this high.
そのテーブルはこれくらいの高さだ.
□ 英文法講義(p.410)
The sea went mountains high.
波は山のように高くなった.
② 副詞を修飾
□ 入試英語最重要構文540:120
He does nothing but watch TV all day long.
彼は一日中テレビばかり見ている.
□ 入試英語最重要構文540:198
He makes a point of writing to his parents once every two months.
彼は二ヵ月に一度,必ず両親に手紙を書くことにしている.
□ 入試英語最重要構文540:422
The couple married only two weeks after they had gotten acquainted.
二人は知り合ってわずか2週間後に結婚した.
□ 入試英語最重要構文540:449
The fact [truth] is that his wife died of cancer five years ago.
実は彼の奥さんは5年前にがんで亡くなったのです.
2.動詞を修飾して
「① 時,② 回数,③ 距離,④ 方向,⑤ 方法,⑥ 様態・付帯状況,⑦ 程度,などを表す名詞群」が,副詞的に「動詞を修飾する」ことがある.(◆「距離を表す名詞群」は,述語動詞がbe動詞のときは「記述の対格」,be動詞以外のときは「副詞的対格」になる.)
【例文】
① 時
□ ロイヤル英文法(p.128)
What time did he say he would come back?
彼は何時に帰ると言いましたか.
□ ロイヤル英文法(p.128)
It lasted three hours.
それは3時間続いた.
□ ロイヤル英文法(p.128)
Please wait a minute.
ちょっとお待ちください.
□ ロイヤル英文法(p.128)
We stayed in Calofornia eight months.
私たちはカリフォルニアに8か月いました.
□ 英文法総覧(p.495)
I saw him three years ago.
私は3年前に彼に会った.
□ 英文法総覧(p.495)
They were at work all day.
□ 英文法総覧(p.495)
What time do you get up?
あなたは何時に起きますか.
彼らは終日働いていた.
□ 英文法講義(p.410)
I'll come next Thursday.
次の木曜日に来ます.
□ 英文法講義(p.410)
They danced all the evening.
彼らは一晩中ダンスした.
□ 英文法講義(p.410)
You have been a long time.
ずいぶん時間がかかったね.
□ 英文法講義(p.410)
They worked day and night.
彼らは昼夜を分かたず働いた.
② 回数
□ ロイヤル英文法(p.128)
He came here three times.
彼は三度ここに来た.
③ 距離
□ 英文法総覧(p.495)
He walked three miles in an hour.
彼は1時間に3マイル歩いた.
□ ロイヤル英文法(p.129)
After he had walked a long way he met a merchant.
彼は長いこと歩いたあとで1人の商人に会った.
□ ロイヤル英文法(p.129)
They jogged three miles to the beach.
彼らは浜辺まで3マイルをジョギングした.
□ ロイヤル英文法(p.129)
He lives three doors from the post office.
彼は郵便局から3軒めに住んでいる.
④ 方向
□ ロイヤル英文法(p.129)
I'm going your way.
私もあなたの行く方へ行きます.
□ ロイヤル英文法(p.129)
She looked this way and that.
彼女はあちこち見た.
□ 英文法総覧(p.495)
He is coming this way.
彼はこっちの道を来る.
□ 英文法講義(p.384)
Come this way, please.
こっちへおいでください.
□ 英文法講義(p.410)
Step this way, please.
どうぞこちらへ.
⑤ 方法
□ ロイヤル英文法(p.129)
Do it this way.
それはこんなふううにやりなさい.
□ ロイヤル英文法(p.129)
They cook (the) French style.
彼らはフランス流に料理する.
□ ロイヤル英文法(p.130)
He will fight the idea tooth and nail.
彼はその考えとがむしゃらに闘うだろう.
□ ロイヤル英文法(p.130)
They traveled second-class.
彼らは2等で旅をした.
(◆ロイヤル英文法では「様態・付帯状況」に分類している.)
□ 英文法総覧(p.495)
I travel second class.
私は二等車で旅行します.
□ 英文法講義(p.384)
I always travel second class.
私はいつも二等で旅行する.
⑥ 様態・付帯状況
□ ロイヤル英文法(p.130)
We discussed the matter heart to heart.
我々はその問題を腹を割って話した.
□ 英文法総覧(p.495)
He is every inch a gentleman.
彼はどこから見ても立派な紳士です.
□ 英文法総覧(p.495)
I don't care a bit.
私は少しもかまいません.
□ 英文法講義(p.410)
He talked a great deal.
彼は大いにしゃべりまくった.
□ 英文法講義(p.410)
I see you haven't changed an atom.
ちっともお変わりないようですね.
□ 英文法講義(p.410)
He fell all his length.
彼はばったり倒れた.
□ 英文法講義(p.410)
He was bound hand and foot.
彼は手足を縛り上げられた.
□ 英文法講義(p.410)
It is getting warmer day by day.
日ましに暖かくなっている.
□ 英文法講義(p.410)
We shall see God face to face.
私たちは神をまともに見るだろう.
□ 英文法講義(p.410)
We gain knowledge step by step.
私たちは一歩一歩知識を身につけていく.
□ 英文法講義(p.410)
He came full speed.[=at full speed]
彼は全速力でやって来た.
□ 英文法講義(p.410)
We sat tailor fashion.
私たちはあぐらをかいてすわった.
□ 英文法講義(p.410)
He ran out bare-foot.
彼は素足で走り出た.