多様性を受け入れる社会の構築や異なる文化習慣を持つ人々との共存共栄が困難なのは、こういう人間がいるからだ。
血を流している“負傷者”に『大袈裟に痛がるな』というのと同じだ。
できる事なら、人間誰しも『差別されない側』に生まれたいものだよ。
アイヌの人々も、世界中で差別や偏見に苦しんでいる人々も同じだろう。
もちろん私達もだ。
差別や偏見に苦しんできた人々が、自分の出自に誇りを持って生きれるようになるまでの間の苦しみがわからない人間に説明は難しい。
日本の社会に現代においても厳然と存在する差別に泣く人を覆い隠し問題など存在しないと吐き捨てる人間に理解することは難しい。
優越感にどっぷりと浸かった多数派の無神経な意見が、弱者を嘲笑う様な日本の社会を形成している。
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