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会話

支那事変時に中国軍、日本軍の両側から取材したジャナーナリスト、フレデリック・ヴィンセント・ウィリアムズの『中国の戦争宣伝の内幕』("Behind the news in China" 1938)は当時の国際情勢の中で中国がどのようにプロパガンダを展開したのかを明らかにしている。「この本は極東の情況に光を当てるという目的のもとに書かれている、と同時にある国に対してなされている間違いを正すという目的もある。日本との戦争以前から、そして戦争が始まってから中国で起きている出来事は、プロパガンダのためにぼんやりと雲がかかったように見えている。アメリカにいる人々にはそこで何が起こっているのか、理解のとっかかりがないために特にそう見えるのだ。アメリカ人が極東で起きている出来事に間違った理解をしているのは、新聞記者のせいではないのである。なぜならば、彼らは中国の検閲官が厳格なルールを強制するために何もできないのである。…近年極東の危機についてアメリカで書かれたすべてのものはほぼ一方の側に偏していた。…我々は日本に関するものよりも、中国に関して見聞きするものを疑いなく事実として認識する傾向がある。実際問題として、この国には中国のプロパガンダが氾濫している。…私は自由に率直に語った。我々はずうっと騙されているよりかは、真実を知った方がよいと考えたからである。世界の歴史はアジアにおいて進展し始めている。その背後に何がうごめているかを我々は知らなければならない」
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引用
和中 光次(わなか みつじ)
@111g0
阿羅健一氏は南京大虐殺プロパガンダのルーツに、大成功を収めた第一次大戦の反独プロパガンダ(ベルギー大虐殺プロパガンダ)があることを書いている。「第一次大戦でまっさきに行われた宣伝は、開戦責任をドイツに負わせるもので、ついでドイツの残虐さであった。大正六年初め、イギリスの新聞はドイ…
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