日本が技術協力して中国の武漢製鉄所は現在世界第2位の鉄鋼の生産量を誇っている。中国は少しは日本に感謝する姿勢を示してほしい。1970年代前半まで中国は鉄を薄く延ばす圧延の技術がなかった。当時日本の圧延技術は厚さ1.2ミリまで鉄を薄くして自動車や家電製品などを量産していた。転機となったのは1972年の日中国交正常化。中国側から技術協力の依頼。当時の周恩来首相「日本の圧延技術を武漢製鉄所に導入してほしい」1972年新日本製鉄大分製鉄所は50人余りの日本人技術者と共に数百トンの機械設備を携え中国武漢に到着した。4年にわたり技術指導。1978年武漢製鉄所は圧延技術を手に入れた。1996年中国は鉄鋼生産量で世界1位の座についた。
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