道重さゆみの強迫性障害
物事を計画するのは意識であり、すべては意識的に計画されているはずだが、どうしても人間というものを見ていると、無意識のうちに計画したとしか考えられないことがある。道重さゆみ(34歳)が強迫性障害になったそうだが、これもやはり計画したのである。無意識の道重さゆみが強迫性障害になることを選択したのである。34歳で先が見えないが、引退する切っ掛けがない。それでは切っ掛けを作ろうと無意識の道重さゆみが考えたのである。であるから、道重さゆみの強迫性障害は治らない。治ったら困るからである。まさに治ったら困るというのが、疾病利得であり、神経症の本質なのである。逆に言えば、治っても困らないなら治る。現在の道重さゆみ(34歳)だと芸能界を引退する理由が必要だから、治るわけがないが、引退してしばらくしたら治る。さて、無意識が望んだら神経症になるのか、望むだけで病気になるのかと問われたらイエスである。病気といっても、つまるところ、元栓を何度も確認するとか、玄関の扉を何度も確認するとか、手を何度も洗うとか、そういうことだから、儀式への固執でしかないし、この程度の病気は自ら作り出せるのである。儀式を行わないと焦りや恐怖があり、そして、不安を消すために儀式をするが、それでも平穏にならないから反復する。取り憑かれたように緊迫感やスリルを反復する。それだけのことである。人生の不安をそのように表現してるのであり、自分でそういう病気にしているのである。