だから誰かにとっての質と価値は、きっともうその人以外には判断できないんです。

その今持っているものの質や価値は誰によって測られているの??


自分がそんな世の中でどう在り続けるのかが大事になってくるのかなと思わせられました。


(とりあえず読んでみてくださいおすすめです)




次は、町田そのこさんの「52ヘルツのクジラたち」です。


まず、52ヘルツのクジラとは、

「他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ」

だそうですが。


その声は広大な海で確かに響いているのに、受け止める仲間はどこにもいないそうです。

そのため、世界で一番孤独だと言われています。



自分があげた声が誰にも届かないってとても辛いと思うんです。

私も誰にも理解してもらえないからと声を出すことを「諦めていた」時期がありました。

声を上げられない人ってこの世の中に多いんじゃないかな。


このお話は、

自らの人生を家族に搾取され続けてきた女性・貴瑚(きこ)と、

母親に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年が主要人物なのですが、

出てくる主要の人物が「孤独と戦ったことがある」人たちなんです。


読んでいてどんどん展開が重いなあと思ったのですが、

文体が優しいので読みやすいと思います。


タイトルが52ヘルツのクジラ「たち」なので、

実は勝手に孤独と戦っているだけで実は同じ周波数で泣いている人も近くにいるかもしれない。

タイトルの意味が分かったとき、どんどんその意味が深みを増していきました、、、。


希望の持てる終わり方で私はとても好きでした。こちらの本も是非💭




このブログは月末更新で、

MEWMは今月末、大阪遠征をさせていただくのでおそらくゆっくりブログを書ける時間がなく、

荷造りそっちのけでブログを書いています。

明日から2日間よろしくお願いします🙇‍♀️



やることがたくさんありますが、

この忙しいのもみなさんのおかげなので、

とても楽しい日々を送っています。

今月もお疲れ様でした、また来月👋🏻

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