チーム全員で事業を進め、
不動産業界を変革する

執行役員中途入社(2019年)

増田 直大

こんなことを聞きました

  • ・ これまでの経歴は?

  • ・ GAに入社した理由は?

  • ・ 現在の仕事は?

  • ・ 今後の目標は?

キーエンスでマネジメントの基礎を学んだ

学生時代は何かをやり遂げたと思えることが特にない、平凡な学生でした。周囲の優秀な友人たちにコンプレックスを感じている自分に気づき、「自分も何か誇れるものを得たい」という気持ちで選んだのがキーエンスです。年齢や学歴でなく実績で評価される、実力主義の社風に惹かれて入社を決めました。

社内でも厳しいことで有名な営業所に配属され、大変なこともありましたが、同時に素晴らしい上司たちに恵まれ、ビジネスパーソンとしての基礎を形作ってもらえました。厳しくも温かく指導してくれる上司に憧れ、「自分もこんなマネージャーになりたい」と思ったんです。

入社7年目で営業所責任者に就任し、マネジメントに挑戦し始めました。当初は責任者として気負いすぎ、必要以上にメンバーに厳しく接したこともあります。どうすれば本当の意味でメンバーが成長できるのか、そのために自分には何ができるのか。それに対する答えを壁にぶつかりながら考え、実践する時期でしたね。

不動産業界を変えて、社会に貢献したい

2011年、宮城の営業所で東日本大震災を経験した私は、惨状を目の当たりにしました。自然の圧倒的な強さ、人間の無力さを実感し、残りの人生をどう生きるべきか考え始めたんです。キーエンスは、自分の成長を実感できるすばらしい環境でした。安定した大企業で、家族のために働いている実感も得られました。しかし、改めて自分の人生を考えたときに、「自分と自分の家族だけでなく、貢献できる範囲を広げたい」と強く考えるようになったんです。

GA technologiesグループにはキーエンスで一緒に仕事をしていたメンバーが入社したこともあり、以前から声をかけてもらっていました。樋口さんと野口さんの「不動産業界を変えたい」という強い決意は、初めてお話を聞いたときから非常に印象的でした。1年以上誘っていただき真剣に考えたのですが、当時キーエンスで達成したい目標があり、お断りしました。その際に、「いつ目標が達成できるかわかりますか」と質問されたので「1年」と答えたんです。正直、1年経てばお互い忘れるだろうと思っていたのですが、本当に1年後に連絡をくれたので驚きました。「この人たちは本気で自分を誘ってくれているんだ」と感じ、GAテクノロジーズグループへの転職を決めました。

情熱の塊のような樋口さんと、ロジカルな印象と内に秘めた熱意を併せ持つ野口さんの存在が、参画の大きな決め手でしたね。「不動産業界を変えて社会に貢献する」という大きな挑戦をするなら、ここしかないと思えたんです。

セールス組織の立ち上げ、そして好循環へ

入社当時は管理会社の存在を知らないほど業界知識がなく、文字通りゼロからのスタートでした。しかし、業界への先入観がなくまっさらだったからこそ、課題の多い現状と、GAテクノロジーズグループが成し遂げたい理想像がセットで認識できたとも思っています。

当初からセールスチームの一員として働いていたのですが、当時のセールスチームは個人単位でなんとか業務を進めていて、組織としては成立していませんでした。組織として強くなることを目指し、試行錯誤を繰り返しましたが、結果が出ない時期が半年続きました。そこで、「まず自分が現場に出て数字を出そう」と決めたんです。私が個人で成果を出した上で、チーム別に数字を掲げて動き出しました。そして、私のチームが初めて目標を達成すると、組織全体に「いける」という雰囲気ができたんです。

セールスは不思議なもので、無理だと思える目標も誰かが達成すると達成が続くことがあります。このときはまさにそうで、それが会社全体での初達成につながりました。20時半くらいに申込書を送っていただき会社全体で初達成したときは、社員全員で喜びました。本当に嬉しかったですね。個人・チーム・会社で、目標達成の好循環が始まった瞬間です。

事業を進め、業界を変革する

これまで、セールス組織の立ち上げから、組織内でセールス文化を根付かせるところまでをやってきました。0から1へ、1から10へと進んできたわけです。そしてこれから目指すのは、10から100への成長です。メンバーが自律的に動いて成長していける組織にならなければいけません。そのためにはマネージャー層の育成が急務です。セールスに限らず、全社的にリーダーシップを持った人材を育成し、組織力を高めていきたいと思っています。

マネージャーには、ポジションパワー(役職の力)だけでなく、パーソナルパワー(個人の力)やリレーションパワー(関係性の力)が求められます。メンバーと信頼関係を築き、チーム内の心理的安全性を高めることが、強い組織づくりの必須条件だからです。だからこそマネージャーは、マインド面でも成長しなければいけません。心理的安全性が高く、一人ひとりが失敗を恐れずに挑戦できるチームこそが、成功を掴めると考えています。

私には「プロスポーツチームのような組織を作りたい」という思いがあります。成果を出すための厳しさと、勝利をわかちあえる温かさがあるイメージですね。私たちはよく「楽しそうな組織」と言われることがあります。それ自体はとても良いことなのですが、ただ楽しいだけの組織では、業界を変えるという大きな目標を達成できません。事業を前に進め、業界を変革するというゴールを全員で共有した上で、その手段として楽しくやっていけるような組織でありたい。そんなGAテクノロジーズというチーム全員で、不動産業界を、ひいては社会をより良くできればと思います。

※本記事は作成時点での情報を参考にしております。最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。

執行役員中途入社(2019年)

増田 直大

大学卒業後、株式会社キーエンスに入社。大手自動車メーカ、大手半導体メーカ、スマートフォン向けサプライヤーの営業担当を歴任。その後、イタンジ役員の不動産業界における熱い思いに触発され入社を決意。3名だったセールス組織をチームを軸とする50名以上の組織を構築。開発力、CSの強さとともにYoY+60%を2年連続で達成する原動力となった。現在では執行役員としてセールス責任者に加え、イタンジHR部門を管掌。2022年、当社執行役員 VP of ITANDI Salesに就任。

中途採用

中途入社の社員インタビュー

一覧

日本語