学生時代はずっと野球をしていて、早稲田大学野球部では学生コーチでした。大人が監督しかいない組織だったので、グランドマネージャーとして練習を考えたり仕切ったりしていました。

「周りの友達がやっていたから」という理由で始めた野球ですが、途中でやめようと思ったことはありません。自分が活躍することはもちろんですが、何より、チームのみんなで練習して、みんなで試合に勝つのが好きでした。たくさんの人と一緒に同じ目標を目指せる環境が自分にとって良かったんだと思います。

GAテクノロジーズのことは、「野球部の同期が内定した企業」として知りました。自分自身はもともと、幅広い経験ができたほうが良いだろうと思って総合商社を希望していましたが、業種に強いこだわりがあったわけではありません。就職活動を進めるにつれて、むしろ「誰と働くかのほうが大事だ」と考えるようになりました。GAグループ代表の樋口さんに出会ったのはその頃です。自分はここまで本気で生きている大人に出会ったことはない、こんな人の下で働きたいと思いました。

入社を決めた当時のGAは、まだ従業員100人ほどで、上場もしていませんでした。しかし、そこに不安はなく、自分が選んだ道を正解にするという自信がありました。自分が社会に出るタイミングでGAに出会えた、その縁とタイミングを大切に思う自分の直感を重視して、入社を決めました。

入社以来、RENOSY不動産投資のセールスを担当しています。入社前から「ベンチャーには一生懸命働く人が集まっている」というイメージを持っていましたが、入社してみると上司であるクック ジュリアン聖也さんをはじめ、社内の人々が想像以上に懸命に仕事に向き合っていて、その姿に非常に多くのことを学びました。

そして社会人2年目の2020年から、札幌営業所長として働くことになりました。異動の話を聞いたときは本当にびっくりしましたが、これほど早くから大きな責任を担えることが、この企業で働く価値の一つだと思いました。札幌で仕事に取り組んだ1年間は、今でも強く印象に残っています。仕事を作り出す、その責任をとる、仲間に向き合うといったことが、「仕事」の枠組みを超えて、自分の人生全体にとって大事な時期でした。与えられる側ではなく、傍観者でもなく、主体者として取り組めたことが貴重な経験でした。不安もたくさんありましたが、その分得るものも非常に大きかったです。

GAのいいところは、それぞれのメンバーにどんどん仕事を任せてくれることで、特に新卒でこの会社に入った人には全力で可能性を与えてくれます。

入社を決めた上場前の時期から、大きく成長して上場してからも、メンバー一人ひとりに向き合う姿勢や、人を育てる姿勢、チームでの達成にフォーカスする姿勢などの魅力は変わっていません。「はやく行くなら一人で、遠くにいくならみんなで」という考え方や、それを支える文化がしっかりと維持されていて、若手にも責任とやりがいを与えてくれる組織であり続けています。

全社を横断しながら業務を進められる環境も魅力です。一つの事業部で仕事が完結せず、多彩なメンバーと働けるのがGAの良いところですね。会社の規模が大きくなる中で、メンバーのバックグラウンドや価値観も多様化してきましたが、それを受け入れて変化していること自体が、良いことだと感じています。

学生のときに学んだのは、チームのメンバー一人ひとりの価値観を変えることはできないということです。会社で働く理由は人それぞれであり、個人の状況や思いを理解しないと、本当の意味でいい組織にはなりません。

学生コーチをやっていたとき、メンバーに自分のやり方を押し付けてしまい、うまくいかなくなってしまったことがあります。当時は苦い思いをしましたが、今思えばそれは本気になったからこその経験でした。だからこそ、その経験を今の仕事にも活かせているのだと思います。

そういう意味でも、本気で働けるこの会社を志望し、入社できたのは幸いでした。会社の規模としても自分にベクトルが向きやすいですし、実際、自分にベクトルが向いている人が多いと思います。成果が出ないと自分以外に要因を探してしまいがちですが、GAテクノロジーズは事業内容も上司も経営状況も良いので、なにかのせいにして言い訳することができません。成長するのに最適な環境ですね。

GAで活躍できるのは、負けず嫌いな人ですね。特に若い人は、エゴがあってとにかく突っ走る情熱を持った人のほうが向いていると思います。上場したといってもまだまだ有名企業とは言えない会社ですが、その分、自分で会社を大きくできるという魅力があります。年次に関係なく、何かをやりたいという想いを抱き、それをやりとげる人が評価される会社です。人と比べる必要はないけれど、比べられないと成長しないという側面もありますから、ライバルと切磋琢磨できる人はGAで活躍できると思います。

私は、本気でGAを世界一の組織にしたいと思っています。そのためにまず、自分が成長し続けることが重要だと考えていて、周囲が追いつけないほど成長することを目指しています。また、会社の歴史や文化を伝える役割も担いたいと考えています。いま仕事ができるのは代表の樋口さん・取締役の大さん、セールスの上司であり創業メンバーの飯田さんたちの功績があってこそのことで、自分たちの世代も後輩世代にとって意味のある存在でありたいと思っています。仕事をする上で後輩の存在がいい刺激になっており、これが組織としてあるべき姿だと思います。

そして、私はGAの顧客として不動産の賃貸と購入を経験しました。そんな自分だからこそ、不動産に関するあらゆる困りごとをお客様目線で解決できると思っています。GAは、本当に世の中を変えられるサービスを提供していると思っているので、一人でも多くの人に届けられるよう努力し続けたいですね。