社会課題の解決のために、
「攻めの姿勢」でDX変革を。
DXプロジェクト推進室 総括グループ
2010年入社
電気電子システム工学専攻 卒
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術を用いて、業務のカイゼンやお客さまへ新たな価値を提供すること。さらにはその積み重ねで、企業風土を変革することを指します。例えば、これまで目視で行ってきた点検を、ドローンとAI画像診断の組み合わせで実施できるようになれば、点検作業の効率化やコストの低減が期待できますよね。
私の仕事は、DXに関する情報を東京電力グループの内外に広く発信し、より多くの人に興味を持ってもらうことです。皆さまの生活を守るのがインフラ企業の務めであり、そのためには積極的に変化すべき部分もあると考えています。
DXに関係する取り組みを社内外に広く発信しつつ、社員にはDXを自分事化してもらい、「自分たちにもできそうだ、やってみたい」と思ってもらうことが大切です。
そこで私たちは、DXの概念や実際の取り組み事例を分かりやすく伝える動画を制作しました。
社内ではさまざまな組織でDXに関わるプロジェクトが進行しているので、取り組みについて教えていただきました。それらの情報を整理して動画にするのは大変でしたが、とてもやりがいを感じました。また、事例を取り上げさせていただいた方々から「私たちの取り組みが社会の変革に繋がっていると改めて実感した。すばらしい動画だね」と感謝の言葉をもらったことは、心に深く刻まれました。
「DX事例をより多くの社員に広めて、行動してもらう」という私の仕事は、多くの方の協力があって初めて成り立ちますし、メイン業務の合間にお時間を頂戴することも多々あります。そんなときに大切にしたいのが、「水口さんとプロジェクトができてよかった」と感じてもらえるよう、気配りを忘れないことです。その理由は、私との仕事を通じて、DX変革にもっと前向きになっていただきたいから。東京電力グループにおけるDX変革の先頭に立つ人間、いわば「旗手」としての心構えを、常に忘れずにいようと思っています。