「ワーキングホリデーに行くためには、どのくらいの英語力が必要なんだろう……」
ビザ申請の際に英語力が求められないワーキングホリデーでは、誰でも参加できる一方で実際に仕事を得るにはどれほどの英語力が必要になってくるか不安を感じますよね。
ワーキングホリデー先にある仕事は多様で、求められる英語力は一概にお伝えできませんが、一般的にはTOEIC600点程度の英語力が必要と言われています。
加えて現地で働く際は英語でコミュニケーションを取ることになるため、あらかじめ会話の練習も積むことでより仕事探しで有利になります。
とはいえ、具体的にどのように準備すればよいのかはわかりにくいですよね。
そこでこの記事では、
などをご紹介します。
英語を上達させることはハードルが高そうに思えますが、押さえるべきポイントはそれほど多くありません。まずはこの記事を読んで、ワーキングホリデーに必要な英語力について知りましょう!
【留学行くか迷っているなら、まずはLINEで相談!】
いつかは留学へ行ってみたい。そう思ったのは何度目のことでしょうか?
スクールウィズのLINE相談なら下記のメリットがあり、留学の検討が一気に前に進みます。
1. 自分が留学するべきか、どうすれば留学できるかがわかる
2. 留学の不安や疑問など、気軽に相談・質問できる
3. 自分にピッタリな留学先やプランが分かり、準備をスムーズに進められる
いつか行きたいと思っていた留学。このタイミングでいつ行くか考えてみませんか?
ワーキングホリデーに行く場合、一般的にはTOEIC600点程度の英語力が必要と言われています。TOEIC600点レベルは、語学学校のクラスで言うと「Pre-intermediate(プレエレメンタリー)」に該当します。その他のクラスと、そのクラスに入るのに必要な英語力は以下の通りです。
・Advanced:上級レベル、TOEIC 850~990点
・Upper-intermediate:中上級レベル、TOEIC750~850点
・Intermediate:中級レベル、TOEIC650~750点
・Pre-intermediate:中下級レベル、TOEIC450~600点
・Elemntary:初級レベル、TOEIC200~450点
・Beginner:超初級レベル、TOEIC5~200点
英語力の上達させるのに必要な時間の目安として「TOEIC450点の人が650点まで伸ばすのに450時間の学習が必要」と言われています。
例えば1日あたり5時間の学習時間を確保できるのであれば、約3カ月でTOEIC450点の方は600点まで語学力を上げることが可能です。もちろん、これはあくまで目安であり、本人の頑張り次第でもっと短期間で600点に達することもできます。
英語力はあるに越したことはありませんが、必ずしも英語力がなければ仕事に就けないというわけではありません。そもそもあまりコミュニケーションが発生しない仕事であれば、英語力があまりない方でも採用される可能性は十分あります。
例えば清掃・クリーニング、ファームでの農作業、日本食レストランのキッチン担当などは、英語力がない日本人でも採用されることは多いです。
一方でカフェやレストランでの接客には、英語ネイティブと会話できるほどの英語力が求められるため、そういった仕事をワーキングホリデーでしたい方は、事前に英語力をつけることをおすすめます。
ワーキングホリデーでは、英語力がある方が採用されやすいのは事実ですが、その他の要素も採用の基準になります。ここでは、実際にワーキングホリデー参加者がどのような形で仕事を決めたのかをご紹介します。
photo by:笠原園花さん
日本での美容師資格と、美容師歴12年を持つ武田ゆうさんは、オーストラリア・メルボルンに滞在しながら日系美容室で働いています。
日本とは違い、美容師の国家資格がないオーストラリア。極論をいえば誰でも美容師になれる環境の中で採用の基準になるのは、これまでの経験と話します。
(誰しもが美容室に応募できる環境である一方で)日系美容室はそう甘くはありません。多くの店で「美容師の経験◯◯年以上」と就労経験が問われます。武田さんが勤務する店舗では「美容師経験6年以上」が条件でした。
すでに日本で美容師経験があり、メルボルンで美容師として働きたいのであれば、メルボルンにある日系サロンに履歴書を直接渡しに行くのが一番効率がいい仕事の探し方です。メルボルンには現在両手で数えられるほどしか店舗数がないため、履歴書を手当たり次第配り歩く必要はありません。
またワーキングホリデービザで働く美容師が多く、短期でどんどんと美容師が入れ替わっているのが現状。誰かが退職するタイミングでスタッフ募集がかかるので、常に求人情報は確認しておくといいでしょう。経験さえあれば、倍率もそこまで高くないと言います。
ワーキングホリデーで新たな職に挑戦しようと思っても、雇う側は経験を元に採用を決めることがあります。特に美容師のような技術力を伴う仕事は、経験のあるなしが採用に直結します。
ワーホリで美容師として活躍するには? 先輩美容師にインタビューしてみた
photo by:笠原園花さん
武田さんを例に、日本での経験をそのままワーキングホリデー先でも活かすことで仕事探しが有利になることをお伝えしましたが、必ずしもすべてのワーキングホリデー参加者が日本での経験をそのまま活かした仕事に就けるとは限りません。
そんな方におすすめなのが、現地で専門性を学ぶことです。
バリスタ未経験の飯尾かよさんはオーストラリア・メルボルンへ渡航後にバリスタの専門学校に通い、専門性を学び、小さなお店で実際に働く中でバリスタとしての経験を積み現在の仕事が見つかったと話します。
多くのプロフェッショナルなバリスタがいる中、最初から有名カフェで働くのはほぼ無理。
またバリスタ学校ではコーヒーの作り方は学べますが、実際のカフェでコーヒーを作るというのはまた異なります。時間をかけずに美味しいコーヒーを作る技術は、実際にカフェで働かないと上達しません。
そこでまずは、コーヒーにはあまりこだわっていないカフェに狙いを定めてレジュメを配りました。
最初にバリスタとして働いたのは、植物屋さんに併設された小さなカフェ。バリスタ学校で習った基礎を元に、そのカフェで実務経験を積みバリスタとしての経歴を作ることに集中しました。
ワーキングホリデー先でカフェで働いてみたいという方は多いと思うので、ぜひ現地での働き方のイメージを持ちたい方は飯尾さんの体験談を参考にしてみてください。
コーヒーの街・メルボルンでバリスタとして働くには?先輩バリスタに学ぶ仕事獲得術
photo by:笠原園花さん
飯尾さんの例では、ワーキングホリデーで渡航後に現地で専門性を学ぶことで、仕事の獲得に至ったことをお伝えしましたが、予算や時間が限られる人にとっては、より短い期間で仕事を見つけなければいけないという方もいるかもしれません。
そんな方には岡本更紗さんの仕事探しが参考になります。
日本では看護師として働いていた岡本さんは、オーストラリアへ渡航後、それまで未経験だったマッサージセラピストの仕事につきます。
マッサージの種類にもよりますが、日本と同様マッサージセラピストになるのに資格が絶対に必要というわけではありません。しかし、求人には「経験ありの人」という文字をよく見かけるようです。また、資格があったほうが働き口は見つけやすいのは間違いなし。
オーストラリアでマッサージの学校に通い、学位や資格を取得するのがベストかもしれませんが、ワーキングホリデーや短期留学ではなかなか難しいですよね。
岡本さんの場合は、Chudo Japanese Acupuncture& Massage主催で、日本人講師によりメルボルンで不定期に開催されているマッサージ講習を受講しました。2日という短期間でみっちり日本古来の「あんま」スタイルのマッサージ法を学べ、受講後にはオーストラリアプロ団体のIICT認定資格の取得まで可能です。
このように日本式マッサージあんまを学び、オーストラリアで通用する資格を取ったことで、日本でマッサージ師としての経験がなかったにもかかわらず、現在メルボルンで職を得ることができたようです。
岡本さんの現地での仕事内容は下の記事でまとまっているので、そもそもマッサージセラピストはどんな働き方をしているのか気になる方は参考にしてみてください。
ワーホリでマッサージセラピストとして働くには? 先輩セラピストに聞いてみた
上ではワーキングホリデーでの仕事探しには英語力だけでなく、自身の経験が採用に大きく左右されることをお伝えしました。ただし、とはいえ依然として英語力は仕事をする上で必ず必要になるスキルなので、事前にしっかりと学習する必要があります。
とはいえ現状英語力がない状態では、どう英語力を上げていけば良いか、イメージが持ちづらいですよね。
そこでここでは、いくつかワーキングホリデー前に英語力を上げる方法をご紹介します。
1つ目の方法が、中学英語までは渡航前に自分で学習することです。
日常会話に使う英語は、基本的に中学英語までマスターしておくことで対応できます。教科書を持っているのであれば、それを使ってすぐに勉強を開始できるのでお金もかかりません。教科書を持っていない方でも、図書館に行けば英語の教材を借りることができます。
留学は事前の準備が重要!留学前にやっておくべき勉強5選
また英語は学ぶだけでなく実践で使うのも重要です。オンライン英会話を使えば、覚えた内容をすぐ英語話者との会話に使えるので、実際に話が通じるかどうかを日本国内にいながら確認できます。
下ではおすすめの主要なオンライン英会話サービスを紹介しているので、具体的にどのようなサービスがあるかを知りたい方は参考にしてみてください。
テーマ・レベル別に解説!おすすめオンライン英会話サービス11選と活用のコツまとめ
2つ目の方法は、国内の英語学習コミュニティに参加することです。
英語学習者の中には、独学ではどうしてもモチベーションが保てず英語学習が続かないという方もいるかと思います。特に学習初心者であれば、どう学ぶのが効果的か、どれほど学べば期待する英語力の伸びが実現するのかイメージが持てないかもしれません。
そんな時は英語学習者が集まるコミュニティに参加してみてはいかがでしょうか。
自分一人では続かない英語学習でも、自分と同じく目標に向け英語学習に励む学習者がそばにいる環境は、多くの学習への刺激をもらえ、結果英語学習を継続しやすくなります。
コミュニティは数多くあるため、自身に合ったもの探してみてください。なお、社会人の方であれば、3ヶ月本気で英語学習に取り組む「Gariben」がおすすめなので、こちらも参考にしてみてください。
仲間と学ぶ、英語に本気の3ヶ月「Gariben」
3つ目の方法が、初めの3カ月ほど語学学校に通うことです。
あらかじめ英語学習を進めてきた方でも、実際に英会話を話すとなるとなかなか難易度が高くなります。ワーキングホリデーに参加する方は語学学校に通う方が多く、個人的にも初めの3カ月ほどは語学学校に通うことをおすすめします。
語学学校では、自分1人での学習ではなかなか難しい「自分から積極的に話す姿勢」を身につけることができる点がポイントです。
ワーキングホリデーでおすすめの語学学校は、以下のページで渡航予定の国へ進むと見ることができるので、語学学校へ通うことを検討している方は参考にしてみてください。
ワーキングホリデーの基本情報と特徴
photo by:Benさん
ワーキングホリデーは、制度上1カ国につき1年の制限がつくことがほとんどです。ワーキングホリデーを最大限に有効活用したいと考える方は、ワーキングホリデー前に英語力を高めるための語学留学をすることも良いでしょう。
語学留学では英語学習に集中して取り組む環境が整っているため、仕事と勉強を両立させるようなスタイルと比べて、効率良く語学を習得することができます。
また語学学校の中には、ワーキングホリデー準備コースなど、働くことを意識した英語学習を提供している学校もあるため、より実践を意識した事前準備を行えます。
ワーキングホリデーコースの体験談は下で読めるので、具体的にどんな内容を学ぶのか知りたい方は参考にしてみてください。
不安や恐怖は価値ある挑戦の証!フィリピン・バギオ「A&J」に留学【みんなの留学体験記】
今回はワーキングホリデーに必要な英語力についてお伝えしました。ワーキングホリデーに行く場合、一般的にはTOEIC600点程度の英語力が必要と言われています。現地で働く際は基本的に英語でコミュニケーションを取ることになるため、あらかじめ準備をしておくことが重要です。
仕事を探す場合は、 英語力に応じて仕事を選びましょう。
現地で英語を学ぶことも大事ですが、事前に日本で英語力を高めておけば、より楽しいワーキングホリデーにすることができます。今回お伝えした英語学習のポイントを押さえて、ワーキングホリデーが充実したものになることをお祈りしています!
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
スクールウィズは、「一人ひとりにベストな留学体験」をサポートする海外留学の総合エージェントです。
LINE相談では、留学カウンセラーが無料で相談に乗っており、気軽にプロの目線から留学プランへのアドバイスしています。
自分で調べているだけでは検討が前に進まないと感じているなら、今度は留学カウンセラーと一緒に検討を進めてみませんか?
留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
フィリピンでは◯◯が常識?フィリピンあるある7選
【2度目の語学留学】ESLコースと試験対策コース、どちらを選ぶべき?
【連載】元英語教材編集者が行く、オーストラリア留学体験記#01〜 社会人6年目の私が、仕事を辞めてでも留学したかったワケ
デビットカードは留学に役立つアイテム?その理由やおすすめカードを徹底解説!
ダブリンから電車で20分!港町「ダンレアリー」の特徴と留学先としての魅力とは | ダンレアリー留学記#2
スコットランド留学とは?特徴やメリット・デメリットを徹底解説!
ワーキングホリデーで給料はいくらもらえる?月収の金額イメージや生活費などを経験者がお伝えします
オーストラリア文化の特徴とは?面白い文化や日本との違いを現地在住者が解説
スクールウィズに会員登録しよう!
スクールウィズは日本最大級の留学口コミサイトです。
5000人以上の留学生の口コミを見ることができます!
これだけでOK!すぐに使えるフィリピン語(タガログ語)26選まとめ
海外生活の豆知識
【知っておきたい英語スラング一覧】ネイティブが使う略語から最新の表現37選
英語の勉強方法
これだけは絶対食べておきたい!オススメフィリピン料理10選
お得な観光情報
オーストラリアの定番お土産20選!現地でしか手に入らないお土産も紹介
お得な観光情報
これだけは絶対食べておきたい!カナダ料理のオススメ12選
お得な観光情報
アメリカでのチップ事情まとめ。在住経験者がシーン別の相場や支払い方法をお伝えします!
海外生活の豆知識
留学中の人必見!友達に贈る英語メッセージ12選。別れのあいさつや感謝の気持ちの伝え方とは
海外生活の豆知識
オーストラリアのSIMカードはどこで買える?おすすめのSIM情報を徹底解説
海外生活の豆知識
英語学習にオススメの映画20選!初心者が楽しく英語を学ぶコツとは
英語の勉強方法
オーストラリアに行ったら絶対に食べるべき地元の料理12選
お得な観光情報
イギリスのクリスマスってどんな感じ?現地の様子をロンドンから紹介 | ロンドンOLの大学院生活#4
海外生活の豆知識
【体験談】スクールウィズの留学相談ってどんなことができるの?実際の流れやできることなどをまとめてみた!
企画・取材
【体験談】スクールウィズの留学カウンセリングってどんなことができる?実際の流れをまとめてみた!
企画・取材
オーストラリアに住んだからこそ分かる“本当の魅力”を徹底解説!
海外生活の豆知識
アメリカ留学を大学生におすすめする理由とは?体験談を交えて紹介します
留学前の準備
大学生の語学力アップにはフィリピン留学がぴったり!英語初心者におすすめの理由や費用を徹底解説
留学前の準備
【目標スコア別】TOEIC対策の参考書の選び方とおすすめ11選
英語の勉強方法
ワーキングホリデーの保険はどうする?おすすめは?ファイナンシャルプランナーが解説
ワーキングホリデー
英検準二級合格に文法対策は必須!おすすめの勉強法と教材とは?
英語の勉強方法
オーストラリアの1カ月の生活費を現地在住者が解説!効果的な節約術とは?
海外生活の豆知識
地中海の島マルタでの短期留学はおすすめ?費用から体験談まで魅力を解説
留学前の準備
あなたにピッタリな学校選びに役立つポイントを配信中
これで安心!留学前に準備しておくべきことまとめ
英語の勉強に役立つ情報を配信しています
なるほど!知っておくと便利な海外生活の豆知識
現地での観光をもっと楽しくするお得な情報まとめ
留学経験者のその後に迫ります
ワーキングホリデーで役立つ情報をお届けします
イベント情報や留学経験者のリアルな体験談を配信中
企画・取材系記事のまとめ
留学や海外関係のニュース記事を配信中
最新の留学動向まとめ
留学の基本知識から流れをご紹介
英語力を伸ばす「あなたにピッタリな留学プラン」を一緒に見つけましょう
\直接話を聞いて相談したいなら/
\まずは気軽に相談したいなら/