3Dスキャナを様々な用途に活用。上手に機種を選んで稼働率も向上する。
概要
※本セミナーは2023年11月10日にライブ配信したセミナーのオンデマンド版です。
3D CADによる設計の普及に伴い、複雑な立体形状をした構造部品の正確な測定は、幾何公差に基づく生産工程の品質管理の大きな課題となりつつあります。一方で、製品の設計開発段階で活用されてきた3Dスキャナは、品質管理の分野でも積極的に活用されるようになってきています。
しかしながら、据え置き型の三次元測定機やポータブルな3Dスキャナを採用しても、取得したデジタルデータの取り扱いは簡単ではない場合がしばしばあります。また、測定ラボと違い、作業現場ではクレーンやフォークリフトなどによる振動や、外光の影響、温度や湿度の変化など、測定精度に影響を及ぼす要因が多く存在します。
そこで、本セミナーでは、3Dスキャナの様々な用途、特に品質管理分野での活用方法や、現場における外的要因や作業者の習得スキルのレベルの違いなどに左右されない機器の選定、スキャンしたデータの取り扱いを容易にする手法やソリューションを、実際の採用事例とあわせてご紹介いたします。
3Dスキャナは、うまく活用することで測定エンジニアの不足や、精度が低く使い勝手の悪い測定機器による作業の手戻りや誤測定を防ぐだけでなく、測定結果のスムーズな加工や素早いレポートの作成により測定プロセス全体の工数を削減しつつ、複雑な立体形状をした製品の品質管理プロセスをデジタル化し、製造現場のDXを推進することが可能となります。
3Dスキャナの様々な用途、特に品質管理分野での活用方法と、目的に即した機器の選定の勘所を実際の採用事例と合わせてご紹介します。また、本年に発表された新製品の新しい機能やスペックについても併せてご紹介いたします。
こんな課題を抱える方におすすめ
- 幾何公差に基づく正確な三次元測定の実施が簡単ではなく、特定の測定エンジニアにしかできないとお悩みの方
- 複雑な立体形状をした、比較的大型な構造部品の三次元測定にご苦労されている測定担当者の方
- 製品の3D形状が元のCAD図面からどのくらい乖離しているか把握したい設計・開発部門の方
- 量産工程の製品の品質管理や、修理・メンテナンス部門で部品の摩耗や凹み、歪みや損傷を効率良く把握されたい方
- 取得した3Dスキャンのデータを効率よく加工し、測定レポートの素早い作成や品質管理への活用をされたい方
プログラム
3Dスキャナの用途を広げ、稼働率向上を図る
3D CADによる設計が普及するにつれ、複雑な立体形状や様々な素材を採用した製品の作業現場での三次元測定のニーズはますます高まり、3Dスキャナは品質管理などより多くの範囲で活用されつつあります。本セミナーでは、多岐にわたる3Dスキャナから用途にふさわしい機種を選択する際のポイントや昨今の使用用途の傾向を、国内の事例も交えてご紹介する他、新たにリリースされた注目の新製品もご紹介いたします。
アメテック株式会社
クレアフォーム事業部 西日本統括営業部長
吉川 周作製品開発、自動化システム設計、コンサルタントを経て、2001年より3次元測定に関わり約20年、工作機械、3次元測定機の販売に携わる。2015年からCreaformにて西日本地域の営業活動の統括責任者を務める。
※プログラムは都合により変更になる場合がありますので予めご了承ください。
※一度の登録で、会期中はどのセッションでもご視聴いただけます。
お問い合わせ
オンラインセミナー運営事務局(アメテック株式会社 クレアフォーム事業部): creaform.iss-japan@ametek.com
開催日程
申し込み期間
- 2023/10/04 15:00 - 2024/01/10 14:59