徹底討論。DXが無意味化した真因とは――“デジタル後進国”日本の未来と、いま本当にやるべきこと
概要
徹底討論。DXが無意味化した真因とは 前回のダイジェスト動画はこちら
※本セミナーは2023年11月29日にライブ配信したセミナーのオンデマンド版です。
名目GDPは3位、1人当たり名目GDPは31位。
国、企業、私たちの「これから」
「DX」という言葉が本来の意味を失って久しい。ここ数年で「効率化」「IT化」とほぼ同義となった他、既存の業務、プロセスを「IT化すること」自体が目的化する例が目立っている。"DXのスローガン化"に伴い、「それはDXか否か」といった定義にこだわる意見も増え、ますます本質が見失われがちな状況だ。
重要なのは「DXか否か」ではなく、「自社の目的」と「そのために何をするか」だ。2030年も間近な今、定義や言葉に捉われ、表層的な取り組みを繰り返している猶予は、もはやない。「目的」「本当にやるべきこと」「その手段」を"自ら変わる、変える覚悟"とともに見定めるべきだろう。特に年商1000億円以上の大規模企業は、株主、社会への説明責任という面でも足踏みは許されない。
本番組では有識者をゲストに招き、「デジタル化」「内製化」「伴走支援」「クラウドネイティブ」といった思考停止を招きがちなキーワードにフォーカスしつつ、「企業の現実と採るべき道」を徹底討論。目的がスローガン化する真因から、あるべき目的と手段の捉え方、企業競争力、国力向上に向けたロードマップまで、「本当にやるべきこと」を忖度なく解き明かす。
開催概要
- 配信期間
- 2024年1月29日(月)23:59迄
- 形式
- オンデマンド配信セミナー
- 参加費
- 無料
- 主催
- アイティメディア株式会社 @IT編集部
- 協賛
- 日本電気株式会社
※競合企業および個人事業主の方、もしくは対象外と判断させていただいた方は、ご遠慮いただく場合がございます。
こんな課題を抱える方におすすめ
- 給与は上がらず物価は高騰。何を意味する? 日本はどうなる?
- DXの効果が出ない。何が間違っているのか知りたい
- 内製を目指して「伴走」してもらっているが「変わった」実感がない
- ビジネスとIT開発/運用、生成AIでどう変わる?
- 経営層、管理層として、勝ち残るために「何を」すべき?
- 年商1000億円企業が「改めるべきこと」とは? 価値の出し方とは?
- 今の仕事、このまま続けられるの? 「私の価値」はどうなるの?
- この国の5年後、10年後を良くするために、自社でできることとは
プログラム
パネルディスカッション(約120分)
徹底討論。DXが無意味化した真因とは――“デジタル後進国”日本の未来と、いま本当にやるべきこと
- メディアから見た日本の今
- 有識者に聞く「デジタル後進国、日本」の現状と未来
- デジタル化、DXを阻んできた真因は何か
- 日本企業と企業IT、「本当の役割」と「持つべき目的」とは何か
- 何から着手すべきか ~正しい目的へのロードマップ
- 年商1000億規模企業の責務とは
- 視聴者へのメッセージ
人事院人事官
伊藤 かつら 氏
日本アイ・ビー・エム、アドビシステムズでシステムエンジニア、マーケティングを担当、2011年日本マイクロソフト入社。2013年執行役員。2017年より常務カスタマーサクセス事業本部長。2019年よりChief Learning Officerとしてデジタル人材育成を顧客向け、社内向けに展開。
2022年4月より認証官である人事官に任命される。国家公務員の採用、給与、育成、勤務環境などの国家公務員制度を担当。
国際利き酒師、WSET Level 3 in Sake。
株式会社JTB
執行役員 CDXO
各務 茂雄 氏
VMware、楽天、Microsoft、AWSなどを経てドワンゴへ移籍。2019年にKADOKAWA Connected代表取締役社長就任。2022年3月に退任後三菱UFJ銀行デジタルサービス企画部、経営企画部 部長としてMUFGのDXを行った後、現在はJTB CDXO、GovTech東京 理事CTOとしてDXを推進中。著書は世界一わかりやすいDX入門、日本流DX 他。
日本仮想化技術株式会社
代表取締役兼CEO
宮原 徹 氏
2006年に日本仮想化技術(株)を設立し、仮想化技術に関する情報発信とコンサルティングを行う。現在は自動化、CI/CD・DevOpsなどの活用について調査・研究を行っている。
日本電気株式会社
共通SIサービス事業部門 プラットフォームSIサービス&EA統括部 ディレクター
吉田 功一 氏
2006年NEC入社。10年以上、大規模通信キャリアのシステムアーキテクチャー設計、開発プロセス設計、運用プロセス設計に従事。システムエンジニアとして多忙な日々を過ごす中で、業務の大半が「アナログ・手動・非効率」であることを課題と捉え、2015年頃より「デジタル化・自動化・効率化」への取り組みを始動。2019年にExastroの最初のソフトウェアであるIT Automationを公開し、現在に至る。
アイティメディア株式会社
IT編集統括部 統括編集長
内野 宏信
※プログラムは都合により変更になる場合がありますので予めご了承ください。
協賛
お問い合わせ
アイティメディア株式会社 イベント運営事務局 : event_support@sml.itmedia.co.jp
開催日程
申し込み期間
- 2023/10/05 15:00 - 2024/01/29 14:59