#朝鮮学校差別
昨日、とても悲しい事が起きてしまいました。
約10年間、日本人の皆さまが中心となって日本政府や文科省に対し朝鮮学校差別を止めるよう声を上げ続きてきましたが、昨日で500回目を迎えてしまいました。
日本中にある各種学校の中で、朝鮮学校だけが文科省の審査条件にない理由を持ち出され高校無償化制度から除外された問題。
何が悲しいかって
・約10年間、全国規模で朝鮮学校差別を止めるよう声を上げ続けてきたのにも関わらず、日本政府や文科省は無視を続けて来たと言うこと。
・日本人の皆さまのみならず、当事者である高校生たちが悲痛な思いを発信し続けたのにも関わらず、子どもたちの声すら無視を続けたと言うこと。
・国連や全国の弁護士会などから朝鮮学校差別をやめるよう何度も是正勧告が出されているのにも関わらず無視を続けたと言うこと。
・当時の実態を全て知る高校無償化制度の責任者であった前川喜平元文科事務次官が差別だと暴露しても無視を続けたと言うこと。
・法的には国が勝ち取ったものの、これだけ長い期間、全国規模で朝鮮学校差別を止めるよう声が上がり続けて来たのにも関わらず、日本政府は1度でも差別なのかもしれないと疑問にすら思わなかったと言うこと。
今回、日本人の皆さまのみならず、韓国からも多くの方が来日、そして当事者である高校生たちや多くのメディアの皆さんが文科省前に集まりました。
今回で500回目…
今まで日本中でこれほどの期間、多国籍、多くの方々が声を上げ続けて来た事例が他にあったでしょうか。
これを機によく考えて欲しいです。
今この瞬間にも苦しんでいるのは子どもたちです。
お金を貰えないから辛いわけではない。
他の外国人学校と同じように平等に、公平に審査して欲しいと訴えているだけです。
当たり前の事を訴えているだけです。
同じ条件で審査され、条件を満たさないのであれば誰も文句は言わないでしょう。
朝鮮学校だけ他の学校と差をつけられる事が、どれだけ辛い事が想像してみて欲しい。
日本人と同じ税金を払い、共に日本を支えて行く子どもたちです。
日本政府の皆さま
どうか今一度やり方に問題がなかったのか、そこに差別は本当になかったのか、差別をやめるよう国連から言われるのはなぜなのか、考えて欲しいです。
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朝鮮学校無償化不指定処分取消等請求控訴事件の広島高裁の判決文においては国側に高校無償化制度への指定を求める朝鮮学校側の要求を退けただけでなく、「公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律施行規則第1条第1項第2号ハの規定に基づく指定に関する規程」の13条に適合していない場合も不指示処分が当然予定されるとしており、朝鮮学校のみの基準ではなく、他の各種学校にも適用されているものであることに注意が必要です。
courts.go.jp/app/files/hanr…
第三(当裁判所の判断)の6の(3)
高校授無償化の審査状況については文部科学省のHPを参照してください
mext.go.jp/a_menu/shotou/…
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