石川県能登地方の地震をめぐり、義援金の募集を呼びかけ、65万円をだまし取ったとみられる男が逮捕されました。

大塚和之容疑者(61)は、今年5月に石川県能登地方で最大震度6強を観測した地震発生後に、面識のない千葉県の女性にSNSでメッセージを送り、義援金の名目で現金3万円をだまし取った疑いがもたれています。

警視庁によりますと、大塚容疑者のXにはフォロワーが2万2000人いて、「友人家族が人並みの暮らしに戻れるまで義援金をお願いしています」などと呼びかけ、およそ200件、あわせて65万円をだまし取ったとみられています。

大塚容疑者は取り調べに対し、「生活に困っていた」と供述しているということです。