グローバルに活躍する夢に向かって
経験も知識も、すべてを自分の力に。
呉 楠楠 ご なんなん
2016年入社/オートモーティブ分野 海外営業
JVCケンウッドへの入社を決めた理由は?
私は中国で生まれ、エレクトロニクスの技術を学ぶため日本に留学し、さらに授業では英語を専攻するなど、さまざまな異文化を体験してきました。就職にあたってもこれまで学んできた知識を活かし、グローバルに活躍したい、エレクトロニクス産業に携わりたい、そんな想いで企業を探していました。たくさんの企業がありましたが、JVCケンウッドが他社と違っていたのはカーナビゲーションに力を入れていたこと。私はカー用品を手掛けていることに将来性を感じ入社を決めました。
現在の担当業務について
カーエレクトロニクスの海外営業として、アメリカ、カナダ、パナマなどの米州地域を担当しています。通常は海外販社の出荷日程に従って工場に指示するのがメインになりますが、特別なリクエストに対応することも。たとえば急ぎで納品したい時は販社から直接販売店に送る必要があるため、日程のアレンジや航空便の手続きを行います。
また現在はパナマ販社を中心にSPI(販売・生産・在庫)データを管理・分析し、改善点を見つけることに力を入れています。特に“在庫”を正しく見極めることが売上にもつながってくるので、在庫数に見合った注文数か?本当に必要なのか?無駄はないか?など、きちんと検討してから出荷指示を出すようにしています。まだ経験が少ないので試行錯誤しながらですが、売上目標の達成へ日々頑張っています。
入社してから一番印象に残っている仕事は?
インドネシアの工場からパナマ販社へ出荷手配した時のことです。緊急リクエストだったため航空便を選んだのですが、スペースが確保できるまでに半月もかかり、現地販売に間に合わない日程が組まれてしまいました。1日でも早くパナマ販社に送らなければ。考えた結果、物流を担当する社内のロジスティクスグループの人に相談し、日本のフォワーダー※の協力を得ることでギリギリですが間に合わせることができました。
ただ、販売には間に合ったもののパナマ販社への到着が祝日になってしまったため、多くの現地社員の方に残業していただくことに。私はこの仕事を通して、出荷指示をする自分の責任の重さを実感することができました。
※フォワーダー:国際輸送に関する業務を行うコーディネーターのこと
JVCケンウッドの働きやすさとは?
外国人の私にとっての“働きやすさ”は全部で4つあります。①6ヶ月間の新入社員研修でビジネスマナーや貿易実務などさまざまな知識が身につけられる、②ダイバーシティを尊重しているので多様な人たちが集まり、能力を最大限発揮することができる、③ワーク・ライフ・バランス制度が利用できるので旧正月に合わせ帰国することができる、④サークル活動を通して自分の得意分野を活かすことができる(私は中国語クラブの講師をしています!)になります。
私は日本に来てだいぶ経ちますが社会人として知らないことも多かったので、挨拶や名刺交換の仕方など細かく教えてもらったことですごく安心しました。
今後の「夢」や「目標」を聞かせてください
グローバルに活躍したいという夢は日本に来てからずっと変わっていません。現在も業務の中で海外販社とのやり取りはありますが、米州部や欧州部の先輩方のようにいつかは海外に駐在して働きたい。そのためにも今は、出荷業務に関してどんな状況にあっても速やかに対応できる力とSPI(販売・生産・在庫)の知識、ビジネスシーンで通用する英語を身につけることを目標にしています。夢をかなえるために、とにかく経験と学習あるのみです。
就職活動中の方へメッセージを
大切なのは自分に向いている仕事、自分を活かせる会社を選ぶことだと思います。私の場合、就職活動の早い段階から自己分析をして、将来の夢や強みから自分に合った分野を絞っていきました。そのおかげで今は海外営業の仕事を楽しんでいます。大変なときもあるけれど毎日成長を感じています。みなさんもどうか、楽しく感じる仕事に出会えるよう、自分の心に正直になる勇気を持ってください。
また、実際の就職活動ではエントリーシートも大事なアピールの場。たくさんあるシートの中から印象に残るよう、思いっきり個性を出してみるのもいいと思います!
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