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会話

産婦人科医になりたての頃は、「男性なのになんで産婦人科になったの?」と質問されることも少なくなかったです。 私が産婦人科になった理由は、当時学生でしたしそんな深い理由があったわけでもなく、簡単に言えば ・一人の患者さんに対して内科的治療から手術まで幅広い選択肢を自分で取れる ・次世代につながる仕事が多い ・先輩の産婦人科医の先生たちが楽しそうだった あたりです。 産婦人科医になってからはまた異なる気持ちでより一層好きになりました。専門医を取り、公衆衛生学を学んでからはさらに違う視点で産婦人科に楽しく関わっています。 ただ、男性として産婦人科医をやっていると困ったことも確かにありました。 ・一部の患者さんの初診時に警戒される ・一部の男性パートナーにきつくあたられる ・絶対に一人では診察できない(看護師さん等がいないと診察を進められない) ・同性としての共感ができない(月経痛、妊娠など) この辺でしょうか。 ただ、私の個人的な体感では、きちんと対話し、診察や検査では痛み等に配慮し、安心してもらえるよう十分な知識を持って説明し、笑顔で会話を終えていれば、ほとんどの患者さんは「男性だから」という理由で他の医師を希望することはなかったように思います。 男性としてフラットな目線で接してくれるということを気に入ってくれた患者さんも多かったように思います。 (最初から断固拒否、宗教上の問題で避けたい、などの方は一定数いらっしゃいますけどね) SNSを眺めていると、定期的に男性の産婦人科医が一部の中で槍玉に上がっているように見受けられます。 今から数十年前という価値観もだいぶ違う時代で産婦人科医になった先輩には私から見ても「。。。」と思う人も確かにいますがごく少数で、私と同じ世代や若手を見ていると、いわゆる男性として不謹慎な人はわかる範囲で見たことがないです。 過去に嫌な経験があったりと、患者さんの背景に何があるかは人それぞれなので一概には言えませんが、男性の産婦人科医のほとんどは患者さんのことを第一に考え、真摯に診療や研究に携わっているはずです、ということを言いたくて長くなりました。 それでは。
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