酒の事に詳しい奴と、メール
で酒談義。
こちとら酒博士みたいな彼ほど
酒に詳しくはない。
ただそれでも話は弾む。
思うに、酒が好きな奴らは酔う
為に酒を飲んでいるのではない。
これ、よく酒が飲めない人たち
の多くは誤解してるというか理
解不能なようだが。
酒好きは、食として酒を飲む。
料理の味の違いを味わうように。
誰でも、「どこどこのラーメン
はいけるね」「いや、あそ
このはもっといけるぜ」み
たいなのあるでしょう?
このはもっといけるぜ」み
たいなのあるでしょう?
実は酒も全くそれ。
世界中の全部の酒が全部味が
異なる。しかも季節や年度毎
に。
顕著なのがワインだ。
銘柄内で個体差が少ないのが
ウイスキーだが、作り手によ
って味がまるで変わるカクテル
という混ぜ酒もある。
カクテルなどは、芸術性を帯び
過ぎてるような気もするが。
シェイクやステア一つで味が
変わる。
個人的に一番好きなのはウイス
キーで、ウイスキーにもいろ
いろな飲み方がある。
私は殆どストレートだが。
日本酒やワインを水で薄めたり
はしないように。
ただ、ビールと同じでウイス
キーは飲み過ぎる。飲む時に
はボトルがすぐに空になる。
全く空にならないのは、お
ねーちゃんの店のウイスキー
ボトルで、それはちゃんねー
といろいろ馬鹿話ばかりし
て飲んでるからだ。
「いただきますー」と例によ
って、飲み屋のママやちゃん
ねーが飲むほうが量が多いの
ではとなるのが外飲みのおね
ーちゃんの店だし、そういう
飲み方でいいと思う。
それは、そこがバーのように
本当に酒を楽しんで飲む場所
ではなく、酒は単なるデバイ
スで、お店の人たちとの会話
を楽しむ場所だから。
お店の子たちが飲む料金まで
持つのが普通だし、それを
しのごの考えたり言ってたり
するケチくせえのはおねーち
ゃんのいる店には行けない。
外国人なんか文句言うのでは
なかろうか。私は注文してま
せんし、あなたにどうぞとも
言ってません、とか。
これ日本独特なのかもしれな
いが、日本のスナック、ラウ
ンジ、クラブなどはそんなも
んだ。チマチマしたいなら
別場所で飲めばいい。
おねーちゃんの店とはそんな
もんだ。
私はクラブには行ってもキャ
バクラは好みでないので行か
ないが、あそこもたぶん似
たようなものだろう。
何度か仕事のつきあいで
入ったが、まったくもって
つまらん場所だった。
たようなものだろう。
何度か仕事のつきあいで
入ったが、まったくもって
つまらん場所だった。
店の子とまともな話もできな
い店がキャバクラなので、私
は行かない。つまらんから。
ただ、銀座赤坂の高級クラブ
というのは、質が違うよお。
おなじ女性というおねーちゃ
んでも。
銀座のクラブでは、政治や文
化論をフツーに交わせるから
ね。ママやお店の子たちと。
教養が無い子は銀座では生き
残れない。だから、政財界や
文化人、文芸人がよく行くの
だろう。
キャバクラは別。
四国四県の県名を知らなくて
も勤めはできる。
一度仕事仲間と集団でプライベ
ートで旅行した時に、地方のキャ
バクラに行って話してたら、「お
客さんどこから来たの?」と店の
子が言う。
「岡山だよ」と仕事仲間の副支
店長が言うと「岡山ってどこ?」
と。「知らないの?中国地区だ
よ」と言ったら、「え?みなさ
ん中国人なの?」と来たもんだ
い(笑
その話を別なキャバクラでした
ら、「なんなの?その店~」と
か言うから「四国四県は?」と
訊いてみた。
すると、「あたし知ってる。学
校で習ったから。まず愛知県で
しょう、それから・・・」と
来たもんだいっ。
キャバクラという所はそんな
もん。
一度仕事仲間と集団でプライベ
ートで旅行した時に、地方のキャ
バクラに行って話してたら、「お
客さんどこから来たの?」と店の
子が言う。
「岡山だよ」と仕事仲間の副支
店長が言うと「岡山ってどこ?」
と。「知らないの?中国地区だ
よ」と言ったら、「え?みなさ
ん中国人なの?」と来たもんだ
い(笑
その話を別なキャバクラでした
ら、「なんなの?その店~」と
か言うから「四国四県は?」と
訊いてみた。
すると、「あたし知ってる。学
校で習ったから。まず愛知県で
しょう、それから・・・」と
来たもんだいっ。
キャバクラという所はそんな
もん。
ありゃあ一体何のクラブなの
だろう。
ほんとに何なのか。
みんな塗り壁みたいな迷彩
化粧してよ~。
ほんとに何なのか。
みんな塗り壁みたいな迷彩
化粧してよ~。
単なる夜の謎の部活なのか。
キャバクラ通いする男の心根
は俺にはよく分からないし、
分かる気も無い。
でも、コアなマニアックなジャ
ンルなのだろう。
でも、コアなマニアックなジャ
ンルなのだろう。
酒には味の違いがある。
そうした「違い」を楽しむ事と、
ある程度個体差の無い固定的な
味を楽しむ事の二つが酒を飲む
際の最大の楽しみだろう。
アルコール分解酵素が出る人に
とっては、酒という飲み物は実
に美味しい飲み物なのだ。
酔っぱらう為に飲むのではない。
酒に酔う為に飲むのでもない。
酒の味に酔うのだ。
この妙味。
わかるかなぁ。
大人にならないと酒は飲めない。
それは、単なる年齢の加齢で法
的成人になったからとかではな
く。
人が大人にならないと酒は飲め
ない。
肉体的に飲めない人は飲んだら
ダメよ。
アルコール分解酵素が少ないの
で、体質的に受け付けないの
だから。
だから。
アレルギーと一緒で、そうした
体質の人が酒を飲んだら死んじ
ゃうから、飲んだらだめ。
でもさ、好きなラウンジ(旧名
スナック/1980年代。70年代
呼称はスタンド。椅子があって
もスタンド、(笑 )とかで
お店のママやマスターやお店
の女の子とちょいと話題性に
富む無駄話をするのは結構楽し
お店のママやマスターやお店
の女の子とちょいと話題性に
富む無駄話をするのは結構楽し
いもんなのよ。
おれ、一番くっだらねえ酒と
個人的に思うのは新橋あたりに
ゴマンといるサラリーマンた
ちの仕事帰りの酒ね。
飲んで仕事の愚痴とか同僚や
上司の悪口しか言ってねえで
やんの。延々と。
何が面白いのかと思うよ。
俺はそういうのは一切やらな
い。
飲む時は一切仕事の話はしな
い。会社のつまらねえ上司の
男とかと飲むのはだからつま
らない事が多い。説教大魔王
みたいなのだらけだったから
だ。
法律事務所の時は一切それは
なかった。場所は新橋、銀座、
赤坂、新宿がメインだった。
一緒に飲む弁護士や同僚たち
は一切仕事の話はせず、多方
面にわたる話題で、会話その
ものが面白過ぎた。
競馬マニアの職場の職員の
先輩がいてさあ。あれはかな
り面白かったし、ビリヤード
プロ並みの先輩もいて、その
話も面白過ぎた。
あと、私と同族の二輪乗りの
弁護士と飲むときには乗り方
の話と映画の話ばかりで、こ
れまたコアすぎて面白かった。
男とかと飲むのはだからつま
らない事が多い。説教大魔王
みたいなのだらけだったから
だ。
法律事務所の時は一切それは
なかった。場所は新橋、銀座、
赤坂、新宿がメインだった。
一緒に飲む弁護士や同僚たち
は一切仕事の話はせず、多方
面にわたる話題で、会話その
ものが面白過ぎた。
競馬マニアの職場の職員の
先輩がいてさあ。あれはかな
り面白かったし、ビリヤード
プロ並みの先輩もいて、その
話も面白過ぎた。
あと、私と同族の二輪乗りの
弁護士と飲むときには乗り方
の話と映画の話ばかりで、こ
れまたコアすぎて面白かった。
先日、ちょいとショッキング
だった。
馴染みの店のママが言った。
「え?結婚してるの?」と。
はー(笑
歳考えろよ(笑
都内の店とかでもかつて散々
言われた。
「え?結婚してたの?」と。
なんだろね(笑
生活感が無いのかも知れない。
東京の同級生の女友だちとか
とも飲んでて、「あなた生活
感全く無いよね」とはよく言
われたが。
「家庭サービス」とか「うちの
奥さんが」なんてクソ間抜
けな事は言わないからかも知
れない。
けな事は言わないからかも知
れない。
スッキリさっぱりシャッキリの
ちょっきりでないと、飲み歩
きなんて、できるもんかっ
つーの。
ところが言うよ。お店の人
らにはきっぱりと。
「生まれ変わっても今の
かみさんと一緒になるん
だ、おれ」とか。
これが不思議と存外女性たち
にはウケがいい。
わからないもんだね、世の
中は。
琥珀色の魂を持つ種族の一員
きなんて、できるもんかっ
つーの。
ところが言うよ。お店の人
らにはきっぱりと。
「生まれ変わっても今の
かみさんと一緒になるん
だ、おれ」とか。
これが不思議と存外女性たち
にはウケがいい。
わからないもんだね、世の
中は。
琥珀色の魂を持つ種族の一員
としてはそう思ったりもする。