PROFILE

これまでのキャリア

学生時代の自由な創作を経て、理論づけるデザインの面白さへ

中学・高校時代から、答えが決まっている学問よりも自分で自由に答えを作れる美術が好きで、卒業後は美大に進みたいと思っていました。ちょうど私が進学するタイミングで、長岡造形大学が公立化し、取り組みが変わるということを聞いて興味を持ち、造形学部視覚デザイン学科に進学。
入学後は写真にハマり、学内のスタジオで課題や自主制作に取り組んでいました。デッサンは視覚から得た情報を元に指先でアウトプットしていたのに対し、光を操って一つの“絵”を作る写真の表現に新たな面白さを感じたんです。

卒業後は映像の制作会社も考えていたのですが、県内のWebマーケティング会社にデザイナーとして入社しました。社内外のWebサイトやバナー、商品のパッケージなど幅広くデザインを担当させてもらいました。こうしてデザイナーとして働く中で、自分自身に一つ大きな変化があって...。学生時代は“好き”を形にするのが楽しく、デザインは感覚が重要だと思っていたんですが、クライアントワークを通して理論づけてデザインすることの大切さ・面白さに気づいたんです。

以前は一つデザインするにも時間がかかり、戻ってくる修正に納得いかず...といったこともあったのですが、それに気づいてからは、制約のある中でいかに理想を形にするかを考えるのが面白く、デザインへの向き合い方が変わりました。

入社を決めたきっかけ

地方でデザインの力を試したい。目指す働き方が実現できると感じた

転職を考えた時、まず引き続き新潟で働きたいという気持ちが大きかったです。
新卒時はクリエイティブ業界で働くなら上京しようと思っていたのですが、いざ新潟で働いてみると、お客様と近い距離感でプロジェクトを進めるのが楽しく、自分に合っていると感じたんです。
コロナ禍でオンライン化がさらに進み、地方と都市部の情報差もほとんど感じられず、地方でデザインの力を試せるような仕事をしたいなと考えていました。

そんな時に知人が教えてくれたのが、リプロネクストです。カジュアル面談で藤田さんの話を聞く中、社員の意見を尊重するような雰囲気や、スピード感を持って仕事に取り組む姿勢が感じられ、そんな環境で働きたいと思いました。

あとは、Web以外のことやデザインの領域を広げながら仕事をしたいという思いがありました。デザイナーに求められることは時代と共に変化しているので、色んな経験を積み、グラデーションしながら視野を広げていたいな、と。

そんな中、自分が目指すデザイナーとしての働き方が「ここならできそう！」と感じました。

入社前、入社後の印象

「仲がいい」が第一印象。少しの変化が大きな成長へ

入社後にメンバーの皆さんとランチに行く「ウェルカムランチ」の機会があるんですが、その雰囲気から仲の良さを感じていました。また、最近ハマっていることなどの何気ない雑談で盛り上がったり、お菓子を交換したりなども仲がよくないとできないよな〜って思ってます（笑）

一方でメンバーも会社も若いからこそ、ルール作りなどはこれから整えていく部分も多いと感じています。私は、制作チームのルールなどをまとめたマニュアル『社内Wiki』を現在制作中です。
社内全体のデザイン力を底上げしたいと感じていますし、専門用語などの認識を揃えることで、より円滑に業務が進められる環境を作りたいなと思います。個人的にはこういったものを作ったり、整えたりするのが好きなので楽しんでやっています（笑）

この間、チームビルディングのワークを企画し、皆さんが楽しみながら取り組んでくれたのも嬉しかったです。ちょっとしたことで組織力が上がる可能性を秘めていると思うので、業務以外の部分も伸びしろだらけだと思っています。

具体的な仕事内容

社内外幅広くデザインを担当。設計部分から力になるデザイナーを目指す

Webサイト、グラフィック、ロゴ制作、チラシ、ポスターなど幅広くデザインを担当しています。クライアントワークではディレクターと連携し、お客様の打ち合わせに同行してご提案させていただくこともあります。
また、オウンドメディアや自社サイトなど社内の媒体等のデザインも行っているので、色んなことに挑戦できている実感がありますね。

今後はデザインの可視化や言語化など、説明する力をもっと身につけたいです。そのためには、誰のために・どんな目的で...という土台の部分から設計する力が大切だな、と。
なので、お客様とのコミュニケーションの機会を自分から積極的に求めていきたいなと思っていて、最近はどんどんお話の時間を増やしています！（笑）リアルな課題感に触れることで生まれるアイデアがありますし、その思いを可視化してお客様に届けられた時は嬉しいです。

サイト制作を例に挙げれば、ペルソナ作成、導線づくりといった設計部分から力になれる、ディレクターとデザイナーのハイブリッドを目指していきたいです。

大変なこと、苦労したこと

流動的なスケジュールがあるからこそ、臨機応変は大切

制作チームとディレクターチームの連携は、今後より強化していきたいです。言われたものを作るのではなく、お客様が抱える課題のヒアリングなど、その前の工程から関わっていく体制を整えていきたいと思います。
オウンドメディアのデザイン等でも、やりたいからやるのではなく「ユーザーにとって最適な導線は？」と利用者目線で一緒に考えていきたいですね。

あと何か大変なことといえば...スケジュール管理には気を遣っています。プロジェクトが集中することや、スケジュールが変更になることがあるので進行管理は大切だなと思います。

私は1日の始まりに手帳にやることを書き出して、「午前はここまで！」など小さな目標を立てて取り組んでます。

仕事で感じるやりがい

成果に繋がる喜び。そしてお客様からのリアクションが糧に

リプロネクストが運営しているオウンドメディア「VRtips」「メタバースtips」のロゴ作り、サイトデザインを担当したのですが、これらのメディア経由のお問い合せがくると嬉しいです。成果に繋がったことが感じられる瞬間です。

そしてお客様の喜ぶ声が聞けた時は、本当に嬉しいですね。お客様の思いを聞いて社内に戻ると「その思いをうまく形にしたい...! 」とやる気がみなぎるのですが、それをアウトプットして喜んでもらえると嬉しいです。

ちょっと話が逸れるんですが、デザインの仕事はスポーツに似ていると感じていて。ルールや制約、納期がある中、持っている力を最大限発揮して納品（ゴール）まで持っていくかが勝負。なのでそのパフォーマンスや結果を評価していただくと、この上なく達成感があります。

リプロネクストで働く魅力

自身の可能性を広げたい人に魅力的な環境。自然と生まれる学びの姿勢

デザイナーの求人は業務が限定的なものも多いですが、リプロネクストでは仕事を幅広く担当できるので、自分自身の可能性を広げたい人にはピッタリです。
近年はグラフィックだけ、Webだけ...と一つの分野に特化するのではなく、経営やテクノロジーの分野でも力を発揮する「越境」できるデザイナーが求められる時代になっています。その力をつけられる環境だと感じています。

また、私がいる制作チームは現在3名ですが、それぞれ専門領域が異なるのでわからない部分を補い合いながら、サポートしあっています。例えば、メタバースのラフがほしいとなったら私がデザインを起こしたり、サイト設計で私がわからない部分があれば「こんなアニメーションできる？」と質問したりとか。コミュニケーションしやすい環境なので、安心感があります。

最後に社内全体の雰囲気をお伝えすると、みんなが新しいことを学ぶ姿勢を持っています。
月に一度メンバーが持ち回りでワークショップをやるんですが、未知の分野や領域も積極的に吸収しようというムードがありますね。

私も新しいことを知ることが好きなので、自分のできるデザインの幅を広げて会社も自分も成長させていきたいです。一緒にお仕事を楽しめる方を待っています！