pixivは2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
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晴天で安全な航海中のキッド海賊団の船、ヴィクトリアパンク号では幼馴染兼相棒の武器の整備を終えたキッドは他愛のない会話の終わりと同時に愛用の武器を渡した。元の調子を戻ったパニッシャーを腕に付けたキラーはキッドに軽く感謝して、寝室から出た。トラブルもなく、天候は安定しており、航海は常に平和だった。好戦的な船長には多少は物足りないが。立ち上がるとその長身を凝りをほぐすように伸ばした。ふと、ベッドの隣にあるサイドテーブルを見ると嫌な予感をし、その引き出しを開ける。予感は見事に中は…何も入って無かった。最後の一つは昨夜、いや夜じゃなくて明け方の方だったか?と考えながら予備が入っている別の棚に手をかける。いざという時、手の届く範囲にそれが無いと不便だ。引っ張り出した棚の中を見て、普段の自信たっぷりの表情は青ざめていた。
「………やべェ」
取り出した箱の中身は何も入ってない正に空っぽだった。持っていた箱を逆さにしても目的の物は当然、一枚もない。
「アー…やらかしちまった……」
思わず、頭を抱えた。前の島で次の島までに足りるよう、大量に買い込んだ筈だった。数日分しか足りない。次の島までは今の天候が続ければ1週間、もし天候が悪くなったら3週間程かかる。どれだけハイペースで使ったんだと、失態を犯した自分にツッコミを入れては、いやあんな可愛い姿を見せるアイツが悪い、と心の中で言い訳をした。このままでは大変な不便を強いられる未来が見えてきたことに焦るキッドは、アイツがよくいる医務室の棚に予備があったと思い出し、すぐさま寝室がら出て、目的の場所へ向かう。廊下でキラーとばったりと会った。よお、と荒い挨拶をすれば一緒に医務室に繋ぐ廊下を早歩きをした。長年、故郷で過ごした経験から自分と同じくアレが必要であることを察する。医務室に辿り着くと、ドアから幹部のヒートとワイヤーが現れた。アレの場所を知っているのは、自分達と医務室で働く恋人達しか知らない。ヒートとワイヤーはキッドとキラーに一枚も全くありません…、と報告した。キッドはちゃんと探しただよな!と疑ってはいないが念の為に確認し、二人は落ち込んだように首を左右に振った。
これは………不味い状況になっちまった……!!
迫り来る事の重要性に、キッド、キラー、ヒート、ワイヤーは揃いも揃って冷や汗をかく。島に上陸する時は空っぽになるくらいだ。島に上陸するまでになんとかしなければならない。我慢をしようにも、二人きりになった時の恋人の可愛い姿の前に自制心を投げ捨てることを把握していた。どうすればいいかと考えている男達、すると「敵船が来たぞー!!」と見張り番の
敵船は弱かったが、戦利品は金銀財宝などの豪華なお宝揃い。
キラーは宴の料理を作り上げ終われば、急いでヒートとワイヤーと一緒にキッドの寝室へ向かった。
「キッド、どうだ?」
トントンと戸を叩いて部屋の主に呼びかけた。すぐさま返事が返って無いので、合わないのかと考えた。扉を開けたキッドは、
「チッ、全然合わねェ。アイツら、揃いも揃って短小だ」
目当てのものがあまりにも小さくて苛ついているキッドを見た三人は心の中で「やっぱりか…」と一斉に声を揃う。キッドが合わない物は自分達にも合わない事に理解していた。少しくらいはあるから多少我慢をしようにも彼女の可愛さに理性がなくなってしまう。
追い込まれた男達は、最終手段を使おうとした。甘美なる未来のために、あえてプライドを捨てる覚悟をする。キッドはヒートとワイヤーに適任者である幹部達を連れて来いと命令し、二人は廊下を歩いた。
「あのー……お頭?」
ヒートとワイヤーに呼ばれて船長室に連れられて来た幹部の二人。この二人ならサイズが合うし、他の
「…キラーさんもヒートとワイヤーまで、さっきから黙っていますけど、オレらになんの用スか?」
「……今から話すことに笑うなよ」
「…?はい、話って何スか」
「………お前ら、スキンがあるならオレ達に貸してくれねェか」
「「ーー」」
キッドの言葉に二人は絶句した。予想通りとはいえ、この居た堪れない状況にキラー、ヒート、ワイヤーは顔を逸らした。キッドは下に俯いたまま、顔をあまりの羞恥心で顔を髪の色同様に真っ赤にした。
「……お頭達…姐さん達相手に、張り切り過ぎましたか……」
「「「「………………」」」」
「前の島から出てから何ヶ月も経ってねェのに、その様子だと一晩一枚じゃないスっね。あの時のやる気満々はスキン確保をするためだったんだ」
「ああ、通りでか…弱い敵には部下達に任せているからな…あれは強くさせるための修業なのは分かっているけど」
「さっき宴でクインシーとヒップが姐さん達に最近、肌と唇が艶々になっているとか。随分と色気を漂わせている、と言ったんですよ」
「すると姐さん達、みるみる顔を真っ赤になったんスよ。女って、男女関係には察しが良いですからね」
「まあ貸しますけど、少しは姐さん達の体力を考え下さいね」
幹部二人の言葉にぐうの音も出ず、ただ黙って下を俯いたまま。
「まあ、仲が良くて何より」
「男としての責任を果たしていて立派っスよ」
「「キッドのお頭達が見事に姐さん達に骨抜き、メロメロですね」」
一斉に微笑ましそうに笑われて、どう反応していいのか途方に暮れた。下手に言えば墓穴を掘りそうなので同じ境遇のキラー達と共に二人に向かって睨むと彼らは笑うのを辞める。
「後でお部屋にお届きしますので」
「何枚、必要ですか?」
「「ひとまず5枚」」
「「ひとまず7枚」」
「「いや、アンタら、姐さん達の体力を考えているんスか!?」」
ヒートとワイヤーは2枚の誤差だと言い放すが、二人は5枚も多過ぎるだろ!!と激しい突っ込みをくわされた。
満月が綺麗な夜空を反映させた海に浮かぶヴィクトリア・パンク号はどこもかしこも大賑わいだった。
内容は大人ぽいので、保健体育を教わってない方、夢主は設定はあるし、四人もいますのでご注意して下さい。幹部二人はアニメ出てて来たモヒカンサングラスと盲目?金髪大男です。