【広島・南部】ABCクッキングスタジオとJA広島果実連は、経済発展が目覚ましいマレーシアで、県の特産レモンを使った料理教室を開いた。東南アジアで注目が高まっている日本産食品のPRが目的。訴求力のあるマレーシア市場をターゲットに人気がある料理教室を通じて食材の魅力を発信する。
教室では、広果連職員が「広島レモン」の安全性や風味の特徴をレクチャーし、オリジナルメニュー「レモン鍋」を調理した。生徒の女性は「楽しく学べてますます日本への興味が高まった」と話した。
料理教室は12月末まで首都クアラルンプールの2スタジオで開き、調理の動画も配信する計画だ。「サツマイモのレモン煮」など6種のメニューを用意し、参加者には果実をプレゼントする。
ABCクッキングスタジオは国内外に163のスタジオを展開する大手料理教室で、168万人の会員がいる。