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THE KING OF FIGHTERS XIII

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このページではACゲーム『THE KING OF FIGHTERS XIII』と、家庭用移植のPS3/360版は「判定なし」と、
家庭用のAC逆移植『THE KING OF FIGHTERS XIII CLIMAX』とそのPC版『THE KING OF FIGHTERS XIII STEAM EDITION』を「 良作 」に分類して紹介する。
Switch/PS4版『THE KING OF FIGHTERS XIII GLOBAL MATCH』は2024年2月16日以降記事作成可能。



THE KING OF FIGHTERS XIII

【ざ きんぐ おぶ ふぁいたーず さーてぃーん】

ジャンル 対戦格闘アクション
対応機種 アーケード(Taito Type X2)
販売元 コナミデジタルエンタテインメント
開発元 SNKプレイモア
稼動開始日 2010年7月
判定 なし
ポイント よくも悪くもいつも通りのKOF
前作はほぼ無かった事に
バグだらけのアーケード版
家庭用で汚名返上の秀逸な作り込み
KOFシリーズ関連作品リンク

ストーリー

紫苑の投じた槍に貫かれて禍忌はその命を落とし、次元の裂け目に紫苑は消えた。
だが、ハイデルン率いる調査部隊の活躍をあざ笑うかのように残る眷属たちが姿を現す。
彼らの語る「遙けし彼の地」とは?オロチの力を執拗に求めるのは何故なのか?

一方、八神庵を倒したアッシュ・クリムゾンは、エリザベートの制止を振り切り、
神楽に続いて八神庵の「力」を手に入れる。
八咫が敗れ、八尺瓊が堕ちた。三神器にただひとつ残された草薙の剣。
しかし活性化したオロチの力に支配された八神により、草薙京もまた深手を負い、倒れていた。

時が巡った。
相次ぐアクシデントに見舞われ、開催が危惧されるKOF。
ところが、何者かの強引な推進により、逆にKOFは史上空前の規模で執り行われることになった。
世界各地を舞台とし、空前の規模で開催される異種格闘技大会。
かつて無い絢爛たる彩りに加熱する報道。

そして、実力者たちに招待状が届く。その差出人の名は……[R]

概要

『KOF』シリーズ第13作にしてアッシュ編最終章。前作『XII』の1年後の夏に稼働を開始。

登場キャラクター

+ キャラ一覧

新キャラには * マークを、再登場キャラには * をつけている。

エディット専用 アッシュ・クリムゾン
エリザベートチーム エリザベート・ブラントルシュ シェン・ウー デュオロン
日本チーム 草薙京 二階堂紅丸 大門五郎
餓狼チーム テリー・ボガード アンディ・ボガード ジョー東
サイコソルジャーチーム 麻宮アテナ 椎拳崇 鎮元斎
怒チーム レオナ・ハイデルン ラルフ・ジョーンズ クラーク・スティル
女性格闘家チーム 不知火舞 * ユリ・サカザキ * キング *
八神チーム 八神庵 マチュア バイス *
龍虎チーム リョウ・サカザキ ロバート・ガルシア タクマ・サカザキ *
キムチーム キム・カッファン ホア・ジャイ * ライデン
K'チーム K' * マキシマ * クーラ・ダイアモンド *

システム

評価点

賛否両論点

問題点

バグの多さ(現在は修正済み)

対戦バランスの問題点


CS機移植

対応機種 プレイステーション3
Xbox 360


発売・開発元 SNKプレイモア
発売日 2011年12月1日
価格 7,140円
備考 PS3のダウンロード販売版は
発売後の価格改定により税込
2,016円に値下げ+DLCキャラ
3体を無料で開放できるように
判定 なし
ポイント アーケード版から大幅改善
リメイクと言える程の変更あり
後の『CLIMAX』
オンラインはラグ地獄

特徴(CS)


THE KING OF FIGHTERS XIII CLIMAX

【ざ きんぐ おぶ ふぁいたーず さーてぃーん くらいまっくす】

ジャンル 対戦格闘アクション
対応機種 アーケード (Taito Type X2)
アーケード (Nesica×Live)
販売元 コナミデジタルエンタテインメント
開発元 SNKプレイモア
稼動開始日 2012年4月26日(Taito Type X2)
2013年9月12日(Nesica×Live)
判定 良作
ポイント 改善された家庭用を逆移植

特徴(CLIMAX)


THE KING OF FIGHTERS XIII STEAM EDITION

【ざ きんぐ おぶ ふぁいたーず さーてぃーん すちーむ えでぃしょん】

対応機種 Windows XP以降
発売/開発元 SNKプレイモア
発売日 2013年9月14日
価格 ¥1,980
判定 良作

特徴(STEAM)


総評

ハッキリ言って失敗作どころか未完成品同然だった前作を全て捨て去り、いつもの『KOF』に+αした事で、システムそのものは現在の格闘ゲーム市場でも十分通用する作品として復活した。

しかし、前作に呆れたプレイヤーが警戒していた事に加え、従来の『KOF』プレイヤーも深刻なバグの多さや対戦バランスを始めとする作りこみの甘さに呆れて旧作に帰っていくなどしてインカム率は下がってしまい、結局、客足は遠ざかってしまった。
さらにネット上ではライデンやK'の傍若無人な性能や上記のバグ騒動の動画も広まり、ネガティブなイメージが定着してしまった。

その後にリリースされたCS機移植版では、不人気の決定的な要因だった作りこみの甘さを徹底的に改善し、単なる移植に留まらないクオリティアップを果たした。
これが功を成して対戦人気は上昇し、本作はストーリー作としては初めて*6、『KOF'98』『KOF2002』(及びその2作のリメイク版ことUMシリーズ)に次ぐKOF史上第三(五)の定番対戦ツールとしての地位を得ることとなった。

アーケード版での初動の不評から家庭用移植の際の再調整を経て、前作の汚名を雪ぐに十分な出来にクオリティアップを果たした本作。
家庭用移植版のアーケードへの逆移植も実現しているため、シリーズの今後に期待がかかることになった。
尤も、当時の様々な複雑な社内事情などもあり、次回作『XIV』までは本作のアーケード初期版稼働開始から実に約6年もの年数を待つことになる(経緯については先程リンクした『XⅣ』のページを参照)。


その後の展開


余談

+ タグ編集
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注釈

*1 CPU専用、ボスキャラを除けば、『'98』(前作は『'97』)も前作からの全員続投を既に実現している。

*2 ライバルなど、主人公級の主要人物にまで範囲を広げた場合は以前から『'97』の庵や『2000』のクーラがエディット専用として登場した例は存在していた。

*3 そもそも追撃可能な投げと中段技のせいで崩し性能がとんでもなく高く、待たれても負けることはない

*4 オーバードライブモード発動中は2本+オーバードライブ残時間で発動可能となり、中堅からEX超必→MAXキャンセルNEO MAX超必が使えるようになった。

*5 タイトーが運営する汎用筐体向けのゲームのネット配信サービス。基板は本作の単体版と同様にTAITO Type X2を使用。

*6 前々作『XI』も多少は粗があり『'98』『2002』系列には及ばないもののそこそこ良好な部類であった。