「頂き女子りりちゃん」のマニュアルを使い、男性2人から現金1000万円以上をだまし取った罪に問われた大学生の女の裁判で、名古屋地裁は女に懲役3年執行猶予5年の判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、名古屋市中区の大学生・家田美空被告21歳はことし3月から5月にかけ、「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣被告らが作ったマニュアルをもとにマッチングアプリで知り合った男性2人から現金合わせて1065万円をだまし取った詐欺の罪に問われています。
家田被告は渡邊被告から男性から金をだまし取る手法が書かれた2種類のマニュアルを2万8000円で購入し、SNSでアドバイスをもらいながら犯行に及んでいました。
これまでの裁判で家田被告は起訴内容を認め、「これが犯罪だと思わなかった」などと話していました。
検察側は「人の気持ちにつけ込んだ卑劣な犯罪」として懲役4年6か月を求刑。
一方、弁護側は「被害者と示談が成立している」などとして執行猶予付きの判決を求めていました。
15日開かれた判決公判で、名古屋地裁の戸崎涼子裁判官は、家田被告に対し、「犯行は計画的かつ巧妙」とした一方、「社会内での更生の機会を設ける余地がある」などとして、懲役3年執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
家田被告は裁判官に深く一礼し、退廷しました。




















