皆様
第1四半期決算短信の数値はイマイチでした。決して満足のいく結果ではありません。
しかし、私は、この第1四半期決算短信は、私たちが正しい経営判断をした結果であると考えています。
『売れるネット広告社』はこの半年間は命がけであることに徹底的に集中しました。
それは「不正注文、つまりは転売屋の撲滅活動」です
クライアントとD2C (ネット通販)業界の未来のために、中長期視点で弊社の「全クライアント」に下記を提案して、実行しました
■今のD2C業界は転売屋などの不正利用ばかり
近年、転売目的の購入といった「不正注文」が大きな問題となっているD2C(ネット通販)業界。“転売屋”や“初回ピッカー”の手口も年々組織化・巧妙化してきており、不正注文による被害がD2C(ネット通販)企業の利益を圧迫しています。
■D2C(ネット通販)をターゲットにした不正注文の実態
D2C(ネット通販)業界では、約9割の企業が初回申し込みのハードルを下げるために新規顧客に「初回特別価格」定期コースをオファーするのが慣例になっている。「初回80%OFF、2回目以降10%OFF」のように、初回価格と2回目以降の価格に大きく差をつけているのが特徴です。
一時期は、規定の回数に満たないタイミングで解約するとペナルティを科す、いわゆる“定期縛り”を設けるD2C(ネット通販)企業が多かったが、一部の悪質なD2Cが定期縛りを悪用する事例により定期縛りのイメージが悪くなり、“定期縛り”を設ける企業は少なくなってきています。
つまり、最近のD2C(ネット通販)商材の多くは、初回と2回目以降の価格差が大きく、かつ初回で解約してもペナルティがない。そのため、この価格差を利用して利益を得ようとする不正注文のターゲットになってしまうのです。
初回価格が極端に安い商材の場合、販売手数料などを差し引いても利益が出るため、フリマアプリなどへの出品を前提に商品を購入する“転売屋”に狙われる。さらに「初回特別価格」目当てで商品を購入し、すぐに解約する“初回ピッカー”にも狙われてしまいます。
“初回ピッカー”は転売屋ほど悪質ではないと思われがちだが、個人情報の一部を変えるなどして何度も「初回特別価格」で申込もうとする手口も存在し、詐欺に近いものもあります。
こうした“転売屋”や悪質な“初回ピッカー”による不正注文は、D2C(ネット通販)企業の悩みの種になっており、不正注文による利益圧迫やブランド価値の棄損は、D2C(ネット通販)業界にとって、現在最大の問題になっています。
■『売れるネット広告社』はこの半年間は【不正注文、つまりは転売屋の撲滅活動】をしました
弊社が行ったのは全クライアントへの【半永久的に20%OFF】の導入です
つまり、「初回も2回目以降もずっと、半永久的に20%OFF」のように、定期コース(サブスク)の割引率を固定してしまうことである。
D2C(ネット通販)の定期商品が“転売屋”や“初回ピッカー”に狙われるのは、「初回特別価格」と2回目以降の価格差が大きいからだ。そこで、この価格差をなくして、初回も2回目以降もずっと同じ価格にすれば、“転売屋”や“初回ピッカー”にとってうまみがなくなるので、不正注文が激減した
弊社のクライアントでの不正注文、つまりは転売屋の撲滅ができた
初回と2回目以降の価格差をなくすと、結果的に初回申し込みのハードルが上がるため、コンバージョン率が下がる。しかし、不正注文が排除できる上、本気度の高い人しか申込まなくなるため、LTVが最大1.54倍アップした
■まとめ
コンバージョン率は下がるため、当然、「成果報酬」でASPを運営している弊社は売上が下がり、弊社は損をしました。
でもクライアントの不正注文は激減し、クライアントのLTVは劇的に上がりました
逆にいうと、
この半年間で、売れるネット広告社は初回割引なんかに頼らずに、不正注文が起きない【半永久的に20%OFF】でもたくさん獲得できる仕組みとノウハウは日本一になったと思います
ここからこの仕組みとノウハウを使ってガンガン攻めていきます
クライアントのため、D2C (ネット通販)業界の未来のために、中長期視点では正しい経営判断をしたと思います
今後も『売れるネット広告社』はクリーンで本質的なビジネスをしていくつもりです。
今後とも『売れるネット広告社』をどうぞよろしくお願いします。
加藤公一レオ
株式会社 売れるネット広告社
代表取締役社長
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