黄金世代のルームシェアで

どっちやねん！？

どっちだよ

どういうことや

他の5人は最初から無かったのだろう

>>12

むしろしばらく当たんねぇんじゃないか

確率どうなってんだよ

スペが今んとこ健全すぎる
というか逆に今度は被らんな

さすがにマンボのお世話はやってるよなエル？

寧ろお世話されてたりして

大昔にあった爛れスレを思い出すな

>>44

それっぽい…

>>47

酒って耐性の強さ変わらないよね…？マジでどっち？

飲みすぎて肝臓やられたんじゃない

>>47みたいなダイスのときは被ったら+1とかすればいいのでは…？

グラスとツヨシとかいう良心

何なんだここのダイス運

>>8

12月の神スレ行き確定だなこれは……

SS書こうかな…

>>58

逆に考えるんだ、風呂に入らない方がウケがいいバイトの可能性がある。

あまり遊びを知らなそうなスペツヨシが夜遊びとバイトに精を出しながら悪い友達に引っ張られるのはエグい

ツヨシ金ないだけじゃね？

最低はそう！！

エルコンドルパサー！！

>>70

エルに影響されたパチンカス　dice1d6=6 (6)

スカイに影響されたアルカス　dice1d6=6 (6)

ヤニカスと化した　dice1d6=5 (5)

ギャンブルに手を出す　dice1d6=3 (3)

なんか変なフィールドが発生してんなこのスレ

ねぇこのスレ会長が泣かない？

>>69

おぉ・・・もう・・・

グラスワンダーの朝は早い。
スペシャルウィーク・エルコンドルパサー両名の食い散らかした残骸を処理し、次に酒瓶を抱えソファベッドで猫のように眠りこける目も当てられない状態のセイウンスカイを強制的に水浴びさせる。
そのあとはエルコンドルパサー・ツルマルツヨシの集めた生理用品のゴミ出しに、深夜バイトから帰ってきたツルマルツヨシの衣服を含めた皆の衣服を洗濯、ついでにエルコンドルパサーを風呂に沈めておくのも忘れない。
そうしてやっと人前にお出しできるようになった三人を強制的に着替えさせて初めて、彼女自身朝のルーティーンは完遂される。(尚エルコンドルパサー、スペシャルウィークの激しい抵抗により両名は家の敷地内において服を着ないという自由を獲得することに成功したことをここに記しておく)
なんでこんなことになってしまったのでしょう。
そう思うのは、同居人たる粗大ゴミ三つをどうにかして真ウマ娘に戻すべく奮闘しているグラスワンダー。今でこそ見る影もないが、エルコンドルパサー、スペシャルウィーク、キングヘイロー、セイウンスカイ、ツルマルツヨシら同期五名とともにトゥインクル・シリーズを盛り上げた、「黄金世代」と呼ばれるウマ娘達の中の一人である。
金メッキ同然といったところか、未だ外面だけは一流ウマ娘にふさわしい貫禄を保ってはいるものの、彼女らを知る者からすればこの惨状は予想だにしないだろう。

さて、話を戻すが何故に斯様な状況へと至ったのか、話は二年ほど前に遡る。
皆でルームシェアをしよう。
卒業を目前に控え、これからの人生に胸を膨らます彼女の間ではそういう提案があった。
今となっては誰が言い出したのかはわからないものの、自然とそういう流れになった彼女ら六人は、そもそもトレセン学園自体が寮生活であることから、当初は誇張抜きに真っ当な生活を送っていた。

最初に恥をかき捨てたのは他ならぬグラスワンダー、彼女であった。
部屋の隅に脱ぎ散らかした衣類を積み上げ、菓子類や清涼飲料水をお供に夜遅くまでテレビを眺める放蕩の日々。苦楽を共にした五人の仲間であるからこそ見せたこの姿に他の皆は当初こそ戸惑ったものの、(特にエルコンドルパサーなどは顕著であり、動転してグラスワンダーの食事にデスソースを混入する、身体的特徴をネタに彼女のことを揶揄する、などといった挑発的行動を繰り返す行動が多く見られた。)次第に無関心へと変わっていった。

さて、「仲間」という言葉が、同じ場所・目的を目指す関係のことを指す一方、道を違えようとも心は同じ関係にあるのが「友達」という言葉だといえよう。故に一度悪い方向に向かってしまえばどんどんとドツボにはまってしまうのである。
さらに言えばこの中でも比較的まともよりのグラスワンダーが自堕落な生活を送っていたのが不味かった。

次に陥落したのはエルコンドルパサー、かつてのルームメイトの豹変を目の当たりにした彼女はとても調子に乗った。
皆の前でも基本全裸、床に飯を置いて食うのは当然、小言を言う存在がいなくなったのをいいことに風呂に三日は入らないようになった。
例外的にパチンコを打ちに外に出るときは身だしなみを整え、その都度負けては皆の生理用品を集める日々。
どこに出しても恥ずかしい粗大ゴミの完成である

スペシャルウィークもエルコンドルパサー同様の生活を送っているものの、聞くところによれば同性の相手をちょくちょく”お持ち帰り”しているらしく、外面だけは整えるタイプであるようだ。とはいえそんな彼女では真っ先に手を出しそうなのは同居人たる同期五名ではありそうだが、気心の知れた仲間故か、あるいは実際に試した際のトラウマによるものか、詳細はスペシャルウィーク当人のみが知るところだろう。

居住スペースに漂う微かな違和感、それが鼻につくような独特の臭気であるならば、十中八九キングヘイローによるものだろう。
今の彼女を構成するものの大半はヤニとソーシャルゲーム、半ば彼女の占有スペースと化したベランダからは、いつも彼女の悔し声が聞こえてくる。

ツルマルツヨシにいたっては他五人のダメなところのインブリードといった様相である。
朝早くに帰ってきては身を清める暇もなくすぐにまた別のアルバイトのために外出する生活。
時たまその手に握られた給料袋片手にエルコンドルパサーともども競輪、ボートレース、パチンコといったギャンブルに手を出してはスッカラカンになって帰ってくるような、以前の病弱ぶりとは無縁の日々を過ごす毎日。
休日は酒をあおり、ときたま目を盗んではエルコンドルパサーと競い合うように皆の生理用品を収集するといった謎の趣味を開拓に成功している。

そんな彼女ら共通の趣味、それは酒盛りである。
住居ではいつも誰かが酒盛りをしており、一人がそれにつられて酒瓶を開け、またもう一人がその輪に混ざる。これは比較的まともなグラスワンダー・キングヘイローでさえ例外ではない。
さて、毎日のように酒盛りをする彼女ら、その発起人となったセイウンスカイは内心焦っていた。
今日も今日とて(方向性はともかく)個々人の活動に精を出す彼女ら、それに比べた自分のなんと惨めなことか。
毎朝憂鬱な気持ちで布団から目が覚め、現状を変えたいという気概こそあれど、気が付いたら手元のスマホとにらめっこ。一日を無為に過ごしてしまったという嫌悪感から今日もまたアルコールの沼へと他の皆を引きずり込む。
そうしてまた次の朝を迎えるのだ。

時折グラスワンダーは思う。
自分が最初にあのような醜態をさらさなければ今、皆の生活は大きく様変わりしていただろう。と
たしかにその通りかもしれない、少なくともキングヘイローを除くほか四人はここまで酷い生活をすることはなかっただろう。
しかし、誰もが他の皆のために自分を押さえつけて、心のどこかにしこりを抱えたまま生きていく。
そんな、いつ誰かが決壊してもとに戻れなくなってしまうようなギクシャクした関係よりは、皆等しく救いようのない畜生であった方がいいのではないか。
そう考える今日も今日とて後始末のために他の皆を布団で簀巻きにして庭に放りだすグラスワンダーであった。