「信長の野望」をプレイして初めて私が知った、むしろ何故あまり知られていないのか理解出来なくなる個性派武将の皆様
私が知らなかっただけで皆様実は有名なのかも知れませんが、どの方も他作品でお見掛けした記憶がないんですよね。
「本当にいたんだ……コーエーさんの妄想じゃないんだ」と驚きを隠せなくなる、キャラが濃い方々ばかり。
機会があったらきちんとした書物で彼らの事をもっと知りたい!
1.三木良頼(みつきよしより)/姉小路嗣頼(あねこうじつぐより)
「信長の野望」ファンの中ではお馴染みらしいが、私は初見で「みつき」と読めなかったレベル。そういう前提でお読みください。日本の名字難しいんだよね。ゲーム画面全てに振り仮名が欲しいくらいです。「飯富」で「おぶ」なんて読めるかい!話は戻りますが、「信長の野望」といえば、各地域の大名たちが戦に戦を重ねて、戦国乱世の覇者を目指すゲーム。
彼もまたその一人、かと思いきや少し違う。でも野望は秘めている。
「貴族になりたい」
武家がブイブイ言わせてる世の中で、武家に生まれたにも関わらず、急に発生したイベントで「俺……貴族になりたかったんだ……」的な事をいきなり言い出したので吹いた。緊張感が一気に消え失せる。まるでコントみたいなイベントでした。
勿論武家としてもやる事やってたみたいだが、父の代から隙あらば上手く公家に取り入っていたようで、「姉小路」家をゲットした。良かったね。
息子は斎藤道三(織田信長の妻の父としても有名)の娘を妻にしたらしく、そうであるならば実はこの斎藤家を通してあの織田家とも親戚関係という事になるのだが、織田信長を取り扱ったフィクションに出てるのをまだ私は見た事がない。こんなインパクトのある名字なら忘れないと思うんだけどな。
そのある意味強かな生き方はどうしてもネタにされがちな印象だが、子孫はどう思っているのだろうか……。
2.二階堂盛義(にかいどうもりよし)
ネットの検索でフルネームを入れると「エビフライ aa」と出て来てしまう可哀想な方。どうやら過去のコーエーさんの罪らしい。無双シリーズのビームキャラなんかもそうだけど、ファンタジック過ぎたのよね……。黙ってない子孫がいても別に驚かない。
じゃあ史実の彼はごく普通の大名だったのかといえばそれも違う。そもそも普通の大名とか普通の武将なんて多分レアキャラだろうと思われる。
二階堂家の話をする前に簡単な説明。
当時二階堂家があった南東北の大名家は、右も左も親戚ばっかりでズブズブの関係でした。その悪くいえばなあなあな関係を最終的に片っ端からぶった斬ったのがあの有名な伊達政宗です。
この親族まみれの環境が二階堂盛義の人生に大きく関わります。
早い話が、「とある小大名家の儚かったシンデレラストーリー」。
二階堂家はかつて名家でした。しかし戦国時代にはすっかり勢いが衰えており、盛義の父・輝行(照行)は決して大きいとはいえない領地をせっせと守っていたのです。
だがそんな健気に生きていたところで戦国乱世が呑気に見逃してくれるはずもなく、ご近所の親戚・蘆名家にコテンパンのフルボッコにされてしまい、嫡男の盛隆まで人質としてぶん取られる形になってしまいました。まじぴえん。
ところがこの南東北総ファミリー状態が彼らに奇跡をもたらします。
数年後、蘆名家の若き当主が後継ぎを残せずに亡くなってしまいました。そこで持ち上がった案がまさかの「二階堂盛隆に継がせよう」というもの。実は盛義の妻が蘆名の血を引いており、つまり息子の盛隆もまた蘆名の血を引いていたのです。
息子の、人質生活からの逆転ホームランでした。
二階堂家はこの恩恵をありがた〜く受ける事になります。但し、そんな幸せな日々も長くは続かなかった。
息子の逆転ホームランから十年もしない内に、盛義は短くも波乱に満ちた生涯を閉じます。
しかも息子・盛隆も実家に肩入れし過ぎた事などが原因で家臣から受け入れられず、数年後家臣に殺害されてしまいました。
盛隆が残した男児も夭逝し、二階堂家どころか蘆名家も大混乱、結局滅亡につながっていったようです。
史実はちょっと笑えないね。誰が悪いって話でもないし。
3.片倉景綱(かたくらかげつな)/小十郎(こじゅうろう)
正確には、この方は名前なら知ってたんですが、史実がちょっと笑えない南東北の流れで話をさせて欲しい。
伊達政宗で「信長の野望」プレイしてると伊達氏だけでなく片倉氏のイベントも発生するのですが、これがあかんやつだった。
要約するとこんな話。
政宗さん「小十郎に子が出来たらしい、祝ってやるか」
小十郎さん「殿より先に子が出来るなんて! 仕方無い、子は処分します。そんな感じです」
政宗さん「ちょ待てよ!?」
慌てて全力で阻止。男の子が無事に生まれて来て、その後片倉家を継ぎました。危ない危ない。忠義の心が行き過ぎて●ンデレみたいになるところでしたな。伊達家に相当恩義を感じていたそうですが、だからってそこまでしなくても……!
4.下間頼廉(しもつまらいれん)
「信長の野望」を一通りプレイした後に読んでいた「信長のシェフ」にちらっと出てたから嬉しくなった。
「信長の野望・大志」における、シンプルに強い人。
正直倒すのが面倒な本願寺勢力。なかなかの高ステータスの方々が揃ってるのでなるべく頑張って倒すんですが、特にこのお方はビジュアルからして絶対強い雰囲気出してるので初見でびっくりして、ステータス二度見してまたびっくりしたという話をしたかった。
終盤まで頻繁に大将務めてくれる事も多々ある。いつもありがとう! 次も頑張って倒すからね!ネットでライレーンって呼ばれてたのが忘れられない
5.藤堂高虎(とうどうたかとら)
「信長の野望・大志」におけるハートフルコメディ枠のお方。
戦国時代の厳しさで胃がキリキリしてるプレイヤーに対していきなりお送りされるまんが日本昔ばなし枠ともいう(※いわない)。
史実ではどうやら7度も主君をチェンジしているらしいが、それは彼が使えない奴で首になったという事ではなく、むしろ彼の高い能力と向上心の表れのようです。
実際ゲーム中のステータスも高いのでありがたい存在。しかし分かっていても突然のハートフルコメディには毎回拍子抜けしてしまうんだよなあ。ですが個人的には好きなイベントです。
近況。
やっと中級にも慣れて来ました。
毛利家でプレイしてたら、終盤今川家の防御力が岩みたいになってて焦りました。しかもちょっと叩くと雪斎されちゃうからきつい。終盤の雪斎はきついよ。
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