広島にGoogle系データセンター 国内最大1000億円投資
広島県に米グーグル系のデータセンターの建設が予定されていることが分かった。県が三原市の本郷産業団地の区画を全て分譲し、2028年にも稼働を始める。総投資額は約1000億円の見通しで、国内のデータセンターでは最大規模だ。データ需要の拡大やリスク分散のために地方での建設の必要が指摘されており、県が誘致を進めていた。
広島県によると、購入企業は東京都港区に所在する「Asa(アサ)合同会社」。事業内容は...
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(更新)- 佐藤一郎国立情報学研究所 教授ひとこと解説
グーグルのデータセンターの建設予定地周辺は存じないが、データセンターは通信ネットワークに加えて、電力確保が重要となる。この予定地は工業団地ということもあり、電力系統が整っている可能性が高い。また、空港と近いことは補修部品輸送で重要となるが、空港は電力系統に余裕があることが多いことも留意すべきだろう。ところで、グーグルをはじめとして各社のデータセンターが千葉県の印西市に集まっているのは印西エリアの岩盤の強さがあるといわれるが、この広島の候補地も調査を行った上で建設を決めた可能性が高いとみるべきだろう。
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