※この記事は「2chまとめ」ではありません。
当ブログの企画記事となります。ご了承ください。
過去記事再掲載について
サイト移転時にお蔵入りになってしまった過去記事の復活を行っていましたが、ようやくほぼ全ての記事のサルベージが終わりました。
復活掲載に関しては完了しましたが、しばらく古い記事に修正や手直しを加えたものを深夜帯、時事性の無い記事のみに限り引き続き掲載させていただきます。ご了承ください。
モス男、金子たちが居ない時期の古ーい記事もありますので、懐かしむ気分で楽しんでいただければ幸いです。
はろろ~ん、皆さん♪
夏休みも始まって、けっこう真昼間から
再放送でオカルト番組とかやってるわよ?観てる?
今日は皆さんからいただいてる
企画案なんか試しにやってみよっかな~
面白い企画いっぱいもらってるのに
なかなか消化できなくてごめんね?
うしみつ追記(2018.2.7):
記念すべきオカ映画第一回の再掲載です。
改めて見返すと、この企画って読者さんの投稿企画案だったんですね。
ゲソピン さんよりいただきました
毎度の更新お疲れ様です。
今回は調査願いというより企画案のようなものを送ります。
ホラー好きとしてはできるだけたくさんの映画をみたいと考えているんですが、時間と暇とおもに勇気が無くてみれない作品がいっぱいあります。
そこで、見たいけれどみれない映画を管理人さんに見ていただき、そのあらすじを紹介していただく企画はどうでしょう?
当面僕がぜひ紹介してもらいたい映画はホラー映画の記事で名前が出ていた「震える舌」です。最恐映画と名高いそうですが、勇気が無いので代わりに見てください。内容さえ教えていただけたら、他の人と映画談義をする時に知ったかぶりができるので(笑)。
暇があって気が向いたときで構わないので、よろしくお願いします。
(一部、うしみつ側で訂正)
見ていない映画のあらすじを知りたい。
つまり映画の知ったかぶり企画、ということですね。
というわけで、今回はの「オカ本」は趣向を変えて、ご依頼の映画作品をうしみつが視聴し、まだ見ていない人があたかも見たことがあるかのように「知ったかぶれるポイント」をまとめながらあらすじを紹介したいと思います。
最恐のホラー邦画『震える舌』
5分で分かるあらすじ解説
今回は邦画最恐と名高い野村芳太郎監督の「震える舌」を紹介いたします。
ホラー映画の話題では、必ずと言っていいほど、この映画の名前が挙げられますね。見た人に植え付けたトラウマの大きさでは、まさに最恐の部類に属するのではないでしょうか。
「ホラー映画よりも怖い」とたびたび評されるこの作品は、ジャンルとしては「医療ドラマ」に分類されるような内容です。観る人の恐怖をかきたてるような演出を除けば、超常的な現象・存在は出てきませんし、殺人鬼やサイコパスの要素も皆無です。
最後まで一貫して、一人の少女の闘病生活と、それを支える両親の心労を描いた内容です。
でも、怖い。30分も見たら、DVDの電源を落としてしまいたくなるくらい、怖くて、キツーい映画です。
ともあれ、画像とともにあらすじを追っていきましょう。
震える舌
『震える舌』(ふるえるした)は、三木卓が1975年に発表した小説。河出書房新社より刊行され、後に新潮文庫および講談社文芸文庫として刊行された。また、これを原作とした1980年公開の日本映画である。
破傷風菌(テタノスパスミン)に侵された少女とその両親を、題材にした作品。三木が自分の娘が破傷風菌に感染した時のことを、モチーフとして描いている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/震える舌
物語の冒頭は主人公の少女――三好昌子がどろんこ遊びをしているシーンです。
泥の中で指を傷つけてしまい、じんわりと血が滲んできます。
すべてはここから始まった……。
病気の兆候はやんわりと訪れます。
始めは「ご飯を食べようとしない」
続いて「人形の髪を切り落とす奇行」
そして「まっすぐにちゃんと歩けなく」なります。
『まーちゃん、アヒルさんの真似?ちゃんと歩いてごらん』
『歩けるけど、歩きたくない』
その晩、昌子は痙攣を起こし、舌を噛んで血を吐いて苦しみます。
慌てた両親は深夜の病院を転々…。
しかし、はっきりとしたことは分からず、医者は心性のものであると結論付け家に帰されてしまいます。
『自分の子どもほっぽりだされて、どうしてそんなに物分かりがいいの。情けない』
帰り道、妻は夫をなじります。
どうやらかなり気丈で、子どものことを大切に思っているお母さんのようです。
翌日、医大教授の専門医にかかります。
昨晩とは一味違う診察をしていきます。
『こりゃお父さん、頑張らなければいけませんよ・・・』
事前に告知された病名は
『脳症か髄膜炎(ずいまくえん)か破傷風』
妻は卒倒寸前。
最終的に告げられた診断は『破傷風』
夫は安堵を漏らしますが、医者は続けてこうも告げます。
『脳腫瘍なんかと違い、後遺症が残らないが、死亡率が非常に高いやっかいな病気』
このあたりから珍しい病気のため、医者も含め皆が破傷風がどんな病気であるか、そのイメージを持っていないことがわかります。
連れ込まれた病室は、外部の刺激(音・光)を遮断するために、遮光カーテンで真っ暗です。
その晩、クソガキが突然ドアを開けたために昌子は痙攣を起こしてしまいます。
『舌噛んじゃったよおお また噛んじゃったよおお』
叫びながらだらだらと血を流す、昌子。
その後は、オムツの取り替えのようなささいな事でも痙攣が起こるようになってしまいました。
ここから、家族の長い戦いが始まります。
ちょっとした刺激でとんでもない痙攣が始まってしまうため、両親は疲労困憊の中、寝ずの看病を延々と続けることになります。
暗い病室と陰鬱な雰囲気がずーーーっと続き、視聴者も息がつまって内臓吐き出したくなるほどです。
ここからの流れはダイジェストでお送りしましょう。
主治医に見せられた資料の写真
主治医も図鑑見ながら説明って頼りない!!
ちなみに痙攣で背骨曲がってやばい状態の患者です
廊下や隣室で騒ぐ子どもに夫ブチ切れ
爪剥ぎ取っているシーンだったかな…?
見ているだけで痛いです
妻、夫ともに昌子に噛まれた指の怪我が気になります…
医者に言わせても治りが遅いらしい
ゾンビ映画なら完全にフラグです
四六時中、絶え間なく痙攣の恐怖と戦い続けます
困憊の主治医の対して夫が
『(娘が不安なので)今日は病院に泊まっていってくれませんか?』
とお願いするシーンは見ていて辛い
痙攣の法則を見出そうとメモを取る妻
伏線のようであって、実は特に役に立ちません
昌子が口を開けれないため、前歯を引き抜くトラウマシーン
『この子の前歯は乳歯?それとも永久歯?』
『また生えてくるからいいよね』
お見舞いにきた兄と婆さん
ナイフで心中を図ろうとする妻とそれを止める夫
見舞いに来た婆さんドン引き
たまに心臓も止まったりします
友人に付き添ってもらい、一時帰宅をすることになった妻
『最後に昌子の顔をもう一度…』
けれど、一度病室を出てからというもの、怖くて再びドアを開けることができませんでした
一人、病室に残る夫
疲れはピーク
遮光カーテンが風になびいていることにも気づきません
当然、この後、光のショックで痙攣
帰宅したままさっぱり戻ってこない妻
電話をすると、怖くて戻りたくないとのこと…
前半で気丈な姿を見せていたため奥さんなため、見ている側もショックが大きいです
それでも勇気を振り絞って戻ってきた妻
綻びかけていた家族の絆は、少しずつ戻ってきつつあります
妻に代わり、一時帰宅する夫
数日ぶりの日差し、そして息抜きです
そんなこんなで、痙攣の恐怖と戦う日々がまだまだ続きます…
そして入院二週間後…
慌しく動き回る看護士たち
なぜか部屋の遮光カーテンを全て外し、昌子の呼吸器も外します
目を開いた娘が、最初に発した言葉は…
『チョコパン…食べたい』
よくわかりませんが、病状は峠を越え、治ってしまったようです!ここけっこう急です!
『チョコパンはだめだけど…そうね、ジュースならいいかしら』
主治医の言葉を聞いて、猛ダッシュでジュースを買いに行く夫
自販機を連打連打!ダッシュダッシュ!転ぶ転ぶ!
転び床に突っ伏しながら泣き崩れる夫の姿には、こちらも涙がほろり…
病状は良くなりましたが、もう少しだけ入院は続きます
大きな物音がトラウマになった昌子
それでも心身ともに、少しずつ快方に向かっていきます
家族にようやく幸せな毎日が戻ってきたのでした
完
以上です。
3分で理解できたでしょうか?
知っておきたいポイントとしては
【トラウマシーン】
・とにかく幼女がエビ反りで痙攣しまくる。舌を噛みまくる。
・ナイフで心中を図ろうと暴れる妻
・妻がハサミを持ち出すシーンもあります。ナイフの件があるのでハラハラして見ていると、娘の髪を切っただけでしたが…。
・とにかく、感染を恐れる両親を見ていてこちらも怖い!夫は娘のオムツを変えた後、物凄い勢いで両手を消毒します。
作中のほとんどは暗い病室のシーンです。そして、いつ訪れるか分からない痙攣の恐怖。
よーいドンで潜水をさせられて、映画が終わるまでずっと息を止めているような苦しさともどかしさ。
怖い、そして本当にキツい映画です。
一番大きな知ったかぶりポイントとして
『チョコパン食べたい』
のセリフは覚えておいて損はないですよ。
…と、いうわけよ
映画『震える舌』のあらすじはわかったかしら?
閉店後のお化け屋敷に放り込まれたような映画なのよね~
何も出てこないのにずーっと怖いの…
ハッピーエンドが唯一の救いよね~…
実話らしいけど、実際の娘さんも助かったのかしら?
そんじゃ、今日はここまでよ!
ちなみに銀子はアルバイト中なのよね~
アディオス、みなさん♪
うしみつ追記(2018.2.7):
その後のオカ本記事はこちら
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Comment (53)
みつこ
がしました
みつこ
がしました
みつこ
がしました
あらすじ読んだだけでもおなかいっぱいだよ…
みつこ
がしました
銀子のバイト先をkwsk
みつこ
がしました
みつこ
がしました
まぁ映像見ると違うんだろうが
個人的にオススメな邦画ホラーは黒い家だな
霊とか超常現象なしでここまで怖いのは珍しい
みつこ
がしました
映画と同じように苦しんだ人もたくさんいたわけで
みつこ
がしました
ずっと怖くて見れなかったけど、今度見てみようかな…
みつこ
がしました
ホラーって言われんのは八つ墓村の監督が作っているせいであるんだけど、やっぱり娘役の演技がべらぼーに上手くてそれが怖さに拍車をかけるんだよな。
ただし病院の阿呆ガキ共お前らは駄目だ。
みつこ
がしました
みつこ
がしました
あんなエセ広島弁が許されるのは、ヤのつく自由業ぐらいだろww
みつこ
がしました
みつこ
がしました
みつこ
がしました
みつこ
がしました
みつこ
がしました
分かりやすかったよ(ゝω・´★)
みつこ
がしました
みつこ
がしました
自分の意志とは関係なく後弓反射で背骨ボキーな恐ろしい感染症やで
みつこ
がしました
叫び声が被さるんじゃないかと気が抜けなかったな。
みつこ
がしました
(察し)
みつこ
がしました
いや、ストーリーとかは分かるけど
みつこ
がしました
さ、気分を変える為にエコールでも見よう
みつこ
がしました
みつこ
がしました
なんだよ悪魔と旅に出たって
みつこ
がしました
みつこ
がしました
もしくはもうばれてるか
みつこ
がしました
子供の頃何度か地上波で放送されたことがあるので、(たぶん2度ほど)
その時私の中でメロンパンがマイブームだったからなのかな。
現在アラフィフのおばちゃんです。
みつこ
がしました
娘が助かったのが救いだ
みつこ
がしました
みつこ
がしました
本当に怖かった。オレは死ぬのか…、と本気で思ったよ。
みつこ
がしました
破傷風は戦争でもかなり死者を出したやつだから最強に限りなく近い
自衛隊では必ず破傷風の予防接種を受けるよ
みつこ
がしました
みつこ
がしました
みつこ
がしました
みつこ
がしました
みつこ
がしました
些細な刺激にいつくるか分からない叫びが超キツイ
病室に突然乱入してきたクソガキのシーンを凄く覚えてる
みつこ
がしました
破傷風初期段階症状に歩行障害も
本当にハッピーエンドだったと思う?
みつこ
がしました
心中を図るためじゃなくて医師を脅してる(?)感じじゃなかった?
さんざん色んなチューブ繋がれて、発作が起こる度に苦痛な処置がなされて
「もうやめて! 何もしなくていい! このまま放っといて!」
みたいな感じだったような。
みつこ
がしました
個人的にはあそこすごく印象に残ってグッとくる場面だった。
(演出的にも、監督はけっこう力入れてる心理描写の場面だと思う。)
あまり時代劇や昔の日本映画なんかを観ていないと、
「遺髪」というものに特別な思い入れは無いのかな?
形見に髪を切り取ったあのシーンで「あぁ、母親も別れを覚悟しちゃったんだな…」
とひしひし感じたよ。
みつこ
がしました
↑これは、私はそうは感じなかった。
単に男親と女親の違いってだけで、
母親はオロオロしてあれこれ世話を焼き回り、父親は心配しつつも表面にはあまり出さない
――みたいなのは大体どこの家庭も似たようなパターンだと思う。
特に昭和の父母は。
みつこ
がしました
ホラー短編集の内の一つらしいのにホラーぽくなくて何じゃこりゃ?て思ったよ
あれって破傷風のせいだったのか
つか映画化されてたんだ
みつこ
がしました
みつこ
がしました
みつこ
がしました
ただ膿んだりして痛いだけかと思ってた。
この時代に治療薬はなかったのかな?
みつこ
がしました
昭和感とか女医さんの品の良さ・頼もしさも好き。
病室に移った時、奥さんのさっきまでここに寝ていた誰かは助かったのかしら…それとも…みたいなちょっとした台詞も演出もセンス良い。両親目線で一緒に疲れちゃうけど、チョコパン食べたいって子供らしい台詞によって、ああ子供の視点で考えるの忘れてた…本人が一番怖いよなって暗く狭い視野と部屋での闘病から解放される。
みつこ
がしました
テレビでこれを一緒に見た親によると
症状はほんとうにこんなだったので思い出してつらい、と言っていました。
みつこ
がしました
途中までは面白そうだけど、オチが物語としてはぱっとしないのはリアリティを追及したせい?
みつこ
がしました
患者の周囲に家族がいること自体がまずあり得ない
それに当時は光反射防止のための遮光病室もあったけどな
この映画については散々言われてるけどアフリカの野戦病院かよって
みつこ
がしました
だいたいホラーなんて見終わった直後か長くても一晩寝たら切り離せるのに現実の病気の話なんで地味にホラーより怖くてしばらく引きずったな。
みつこ
がしました
人工呼吸器つけて、筋弛緩剤と鎮静剤使って、ICUの個室を遮光して2Wぐらいつきっきりで治療した。スタッフの足音だけで血圧がギュンギュン上がって急降下するから確かに怖かったが、今は痙攣を繰り返したりしないですよ。ましてや舌を噛み切ったりなんてさせませんよ。
でも、回復した患者が、人工呼吸器を外したあとに「先生、慌てすぎてころんでたね、大丈夫?(笑)」といったときは、本当に安堵した。
みつこ
がしました
みつこ
がしました
みつこ
がしました
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