カプセルアクション最新作は『機動戦士ガンダム』より、地球連邦の量産型MSジムが登場！第1弾のガンダムを踏襲したその構造はスマートかつヒロイック。今回は製品サンプルでその魅力をレビュー！

公開日：2023年11月27日 19:15

電撃ホビー編集部

ガシャポンのなかでも最高の完成度を届けているプレミアムガシャポン。そのブランドで展開している可動MSフィギュアがこのカプセルアクションシリーズです。第3弾となる今回は、地球連邦軍の誇る量産型MS、ジム。ジム（カラーver.）とジム（メカニカルクリアver.）の2種によるエントリーとなっています。

装甲の違いでそれぞれに魅力あるアイテムとなっているジム。同シリーズのガンダム譲りとなる、スマートなスタイリングは、量産型らしいプレーンな味付けながら、ポーズをつければヒロイックに印象が変わる、まさに可動フィギュアにぴったりの題材。それではその仕様や可動範囲に製品サンプルで迫っていきましょう！

ジム（カラーver.）

『機動戦士ガンダム』より、ガンダムの量産機として文字通り大量生産された地球連邦軍の主力MSです。カプセルアクションのガンダムを反映したプロポーションは、ややいかり気味の肩にスマートな腕部、そして足首も大きめで力感ある脚部となかなかに強そう。一方でカラーは薄くグリーンの入ったジムのホワイトになっており、量産機らしい親しみやすさをたたえています。

ジムとしてはかなり男前なバストアップ。バイザーはクリアパーツ、頭頂部メインカメラはメタリック塗装とプレミアムガシャポンの名に恥じぬしっかりした塗装が施されます。

その広い可動範囲を活かしたアクションをご覧あれ。盾を構えて走るポーズがこんなにも逞しく。これで自立するバランスにも驚きです。今回はそのボクサーのような絞られた体型を活かすべく、強めに見得を切ってレビューしています。

盾越しのシューティングポーズも一発必中のカッコよさ。エースの風格があります。武装はビーム・スプレーガン、ハイパー・バズーカ、シールドが付属します。

腰にマウントしていたバズーカを構えて。広い可動でバズーカを肩に担いで左手で砲身を支えるポーズもじつに自然です。手首は左右とも平手が用意されます

バズーカとスプレーガンを同時に保持した二丁拳銃スタイルも。股間部に3ミリ径ジョイントに対応する付属アタッチメントを装着すれば、市販のフィギュアスタンドに対応します。

ジム（メカニカルクリアver.）

そしてジム（メカニカルクリアver.）では、装甲がクリアパーツに。内部フレームが見えるその姿は情報量も増えて目に嬉しい。質実剛健な内部の黒いフレームが装甲越しに存在感を主張してくるのはメカニカルクリアならではの魅力です。ジム（カラーver.）の装備一式に加え、クリア成形のビーム・サーベルも付属。

バストアップではこのようなイメージに。装備類も透明なのでこちらも見応えありですね。

無色透明のクリアなので、ライティングで表情が大きく変化するのも面白いところ。青の光でクールなイメージに。装甲内側のモールドも引き立ちます。

オレンジの光で、ビーム・サーベルの剣戟アクションをより激しく。バックパックのビーム・サーベル基部が着脱できる構造なのも嬉しいところ。

カラーとミキシングしてメカニカルモデル風に。シールドだけを装備した姿はシンプルな美しさがあります。

最後はカラーを膝立ちで。この自然な体の流れを実現してくれる可動性能、本物です。

カプセルアクションジムをご紹介しました。MSもさまざまなコンセプトを持って立体化されますが、今回特筆すべきそのコンセプトは圧倒的に「格好良い」ジムであるということ。細マッチョというべき体型に的確かつ広い可動範囲で、エースパイロットが搭乗しているかのようなアクションがバシバシ決まります。アニメやゲームでの頼れるジムたちもバリエーション展開してほしくなってしまう、そんなイケメンのジムでした。カプセルトイとしても手頃なサイズでストレスなく楽しめるので、ぜひお手にとってこのカッコイイジムをご堪能ください！