ガザ即時停戦の安保理決議案、アメリカの拒否権で否決…日本は賛成

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 【ニューヨーク=金子靖志】国連安全保障理事会は8日午後(日本時間9日午前)、イスラエルとイスラム主義組織ハマスとの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザでの即時停戦を求める決議案を採決した。米国が拒否権を行使し、決議案は否決された。

「民間人を下着姿で拘束」とハマスが批判…イスラエル軍の人質救出作戦は失敗
8日、米ニューヨークの国連本部で、挙手する米国のロバート・ウッド国連代理大使=AFP時事。米国は拒否権を行使した
8日、米ニューヨークの国連本部で、挙手する米国のロバート・ウッド国連代理大使=AFP時事。米国は拒否権を行使した

 決議案は、アントニオ・グテレス事務総長が国連憲章99条に基づき、安保理に停戦を要請する異例の措置を講じたことを受けたものだったが、不調に終わった。

 否決理由について、米国のロバート・ウッド国連代理大使は「現実から 乖離かいり した不均衡な決議案だ。ハマスのテロ攻撃を非難していない」と述べた。採決で反対したのは米国のみで、日本やフランス、中国など13か国が賛成した。英国は棄権した。

 決議案には約100か国が共同提案国に名を連ねた。決議案ではガザの壊滅的状況に「深刻な懸念」を表明し、民間人の保護やハマスが拘束している人質の即時解放を求めていた。

国連安全保障理事会=ロイター
国連安全保障理事会=ロイター
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