実家のコンビニで、仕事の魅力を実感。
思い切って25歳で独立しました!
両親がデイリーヤマザキを開業していたこと。
子供の頃から両親の仕事を見ていて、「いつかは自分もお店を」と思っていました。商品の陳列によって売上が変わったり、焼きたてパンをお客様が「おいしいね」と喜んでくださったり、とても楽しそうだったんです。一度は百貨店に就職しましたが、父がなくなったのを機に、お店をなくしたくないと自ら開業することを決意。当時25歳。周りからは「勇気があるね」と驚かれましたが、生まれ育った地元で顔見知りのお客様も多かったこと、父の店に来ていたデイリーヤマザキの担当者が親切な方ばかりだったので、不安なく独立することができました。
お店のことは全員で決める。固い絆が生まれています。
スタッフ全員でお店をつくっていくのが、私の経営方針。たとえば「パンの売上を伸ばしたい」と思ったら、みんなで「焼きたてパンの製造個数を増やしてみては」「お客様に声掛けしてみよう」「手書きのPOPを作りたい」なんて相談し合って施策を決めていきます。結果、売上があがると、みんなで大喜び。開店した当初は、「この人に付いていって大丈夫かな」と心配されていたと思いますが、コミュニケーションを頻繁に取ることで信頼関係を築き、お店に団結力が生まれています。今では商品の発注もお任せしていますし、頼りになるスタッフばかりです。
もう少し経験を積んで、いつかは2店舗目を持ちたい。
開業して5年目にリロケーションで店舗規模が拡大し、焼きたてパンや手作り弁当も扱えるお店になりました。最近では少し余裕が出てきたので、「パン、取りましょうか」とお客様に声を掛けたり、常連さんの好みを覚えて「ごはん大盛りですよね」といった気づかいができるように。お客様も喜んでくれていますし、少しずつ数字にも表れてきています。今後の目標は2店舗目を持つこと。今すぐではないですが、とりあえず目標は高く(笑)。そのためにもまずは1店舗目をさらに理想のお店に近付けて、全体のレベルアップを図っていきたいと思っています。
今は週1~2日のお休みを取っています。お店のことは気になりますが、任せられるスタッフもいますので、あまり心配せずに休んでいます。普段は買い物に行ったり、ドライブをしたり、至って普通の休日を楽しんでいます(笑)。百貨店に勤めていたときと、生活スタイルはそれほど変わってないですね。