ロシアの情報戦 その115:参政党本部

【概要】

参政党本部が党内Deep Stateと化しています。気になる事象を羅列します。

因みにですが、ここで言っているDeep Stateは本来の意味である「政府内政府」の意味で用いています。例えば会社でも「ある部において部長が権限を握っていなくて、実際には部員は部長ではなく課長の判断/指示を優先している」なんてことは、普通にありますよね。そういう意味でのDeep Stateです。

党員が主役のハズの参政党は、実は党員の意思が反映されないまま運営されています。参政党をコントロールする正体不明の集団の実態をチラ見してみましょう。

【参政党乗っ取り】

<武田邦彦の警告>

①武田邦彦が以下のように述べている動画があります。

<武田氏警告>
顔も知らない人達が参政党の事務局をやっている。この人たちは「日本共産党の組織が理想だ」と主張している。

結党の理念はDIY政党であり、多くの党員はその理想に共感して参政党に集ったハズです。ところが、参政党本部は勝手に日本共産党のような独裁政党を作ろうとしています。

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②右側の人物は参政党の結党メンバーである篠原常一郎です。かつて共産党で活動していた履歴があります。その後参政党は離れたようですが、仲違いしたわけではなく神谷宗幣や参政党本部との人間関係は続いているようです。この人が参政党の日本共産党化に関わっているのかも。

因みにロシアに近い人物です。

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<武田邦彦の告発>

①武田邦彦氏が神谷宗幣による参政党乗っ取りについて、内部のやり取りを部分的に解説しています。動画のURLはこちら。フルバージョンはこちら

 1:選挙(2022年07月の参議院選挙)の前後で発言が180度変化
 2:武田・赤尾・松田・吉野と党執行部で話し合い
 3:その後、赤尾と吉野は離党
 4:事務局が支部長を辞めさせる事例が多く発生

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②2022年07月の参議院選挙後に、神谷宗幣と参政党本部による参政党の乗っ取りが進んだようです。

③別の動画でも参政党乗っ取りについて話しています。動画はこちら

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(動画要約)
 1:2022年07月以降、神谷と本部の独裁が進み、党内で異論が出た。
 2:2023年06月23日にゴレンジャーで話し合い、ゴレンジャーをボードメンバーにすると合意した。しかし会議の2時間後に本部の女から反故にする旨連絡あり。
 3:2023年06月28日ボード会議に出席したら、知らない人がボードを担当していた。ゴレンジャーの内4名は客席に座らされた
 4:2023年07月末のボード会議には吉野敏明と赤尾由美は出席しなかった。上席にボードが座り、武田邦彦は客席に座っていた
 5:その後、武田/赤尾と関わった県連会長/支部長を罷免する動きが強まった
 6:2023年08月30日に赤尾のアドバイザー退任が決まった
 7:これ以降に神谷宗幣から食事に誘われることがあったが、断った

④武田邦彦による告発の続報。動画はこちら
 (動画要約)
   1:女帝と呼ばれる存在がボードメンバーを決定している
   2:武田邦彦が参政党の党籍がありながら参政党党員ではない状況にある。かつて神谷宗幣にただしたところ「党員じゃない方が都合が良い」と言われてそのままにしていた。

<赤尾由美の説明>

①赤尾由美がアドバイザー解任/公認はく奪/離党の経緯を説明しています。赤尾の主張は武田邦彦の説明と整合しています。神谷宗幣と龍馬プロジェクトの仲間たちが参政党の乗っ取りを仕掛けているのに、赤尾は全く気が付いていなかったようです。動画はこちら

<動画要約>
 1:2023年06月23日にゴレンジャーで話し合い、ゴレンジャーをボードメンバーにすると合意した。しかし会議の2時間後に本部の女から反故にする旨連絡あり。
 2:2023年06月23日の話し合いの二か月前にボードを辞めていた。もう一度やるのは気が乗らなかった。
 3:2023年06月28日ボード会議に出向いたところ、ゴレンジャーに加えて当時のボードや秘書や部長など9名が来ていた。ゴレンジャーはボードになることができなかった。武田/赤尾/吉野はアドバイザーになった。
 4:2023年07月14日に神谷宗幣から電話があり衆議院選挙の東京の比例区単独2位で公認を取るように求められて了承した。
 5:2023年08月30日の参政党記者会見の7分前に神谷宗幣から電話があり、アドバイザーを降りるように求められ公認取り消しを通知された。理由は「信頼関係が無くなったこと」とのことだった。
 6:2023年09月12日に47都道府県連にA4の紙一枚でコメントを出した。SNSで公開するとアンチに悪用される可能性があるため。この文章は党員に伝わらなかった。
  ⅰ:辞めるのは赤尾の意志ではない
  ⅱ:「信頼関係が無くなった」とのことだが、思い当たる節が無い
     赤尾は党運営に関しては裏表なく意見を言ってきたつもりである

<神谷独裁>

①2023年11月時点で既にゴレンジャーはボードメンバーから去っています。その後、参政党は神谷宗幣の独裁が進んでいます。

参政党の独裁路線について一般党員からの見解を記したnoteがあります。URLはこちら

<概要>
2022年の参院選後にボードメンバーがなんでもできるように党規約が変わり、2023年の統一選後に県連支部長が神谷に忠誠を誓う人物に変わっていった。

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②党規約の変更やボードメンバーの入れ替えなどは、作業量の面でも発言権の面でも神谷宗幣が一人で出来ることではありません。そして参政党本部の人員が何も知らないままにできることでもありません。

③因みに、参政党本部が整備を進めている組織図はこんな感じです。「懲罰委員会」という部署が注目を集めました。

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④いつの間にかにこういう運営ルールになっています。
 <ルール>
  事務局長はボードが決める
  ボードは実質事務局長が決める
  事務局長は神谷宗幣

神谷宗幣は最初からDIY政党をやる気がなかったことになります。そして参政党本部も意を通じていたことになります。

⑤神谷宗幣独裁が進んだ経緯については、こちらのブログが詳しいです。

<ナチス的演出>

①参政党の演出ってナチスっぽいんですよね

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②似てません?

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③神谷宗幣、夜に演説することが多いのですよね。これもヒトラーとの共通点です。

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④フェス/演説/YouTubeにおける演出は、神谷宗幣が一人で指示を出しているワケではないですよね。演出を決めて段取りを組むチームがいるハズです。やっているのは支部ではなく参政党本部です。

<米国共和党との接近>

①参政党が米国共和党保守派と接近する気配を見せています。唐突な流れですよね。日本中を探しても、「米国共和党保守派と連携しよう」という意見を上げた支部は無いでしょう。

参政党本部がやっていることです。

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②実は2021年時点から米国共和党保守派との接触はあったのですよね。布石は事前に打たれていたことになります。

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③米国共和党保守派はトランプ推しです。そしてトランプとプーチンは癒着しています。

今は無きプリゴジン(ロシアの傭兵会社のボスだった人)は、2016年のアメリカ大統領選挙に世論工作で介入してことを認めていました。参考記事はこちら

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④CPAC JAPAN公式の投稿です。日本の中にトランプ応援団をつくることがこの団体の目的のようです。

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<ロシア擁護>

①参政党関係者はロシアの侵略と虐殺を擁護する動画や記事を大量に公開しています。この動画のURLはこちら

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②以下のような人々が関わっています。
 神谷宗幣(街頭演説)/松田学/馬淵睦夫/山中泉/山岡鉄秀
 河添恵子/矢野義昭/伊藤貫/矢作直樹/林千勝/茂木誠

③以下のnoteも参考にしてください。
 ・参政党のロシア擁護
 ・月刊WiLL(2023年07月号別冊)
 ・デマ師の政党(参政党)

④ロシア擁護を口にするメンバーを意図的に参政党に集めている、と見てよいでしょう。県連支部の意見を吸い上げての行動ではありません。参政党本部が勝手にやっていることです。

<参政党本部住所>

①WIKIによりますと、参政党の本部は2022年時点で以下の住所にあったそうです。
 ・東京都港区麻布台2-2-12 三貴ビル

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②三貴ビルはロシア大使館のご近所です。

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③もうお分かりですね

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<参政党乗っ取り・まとめ>

本当に参政党本部の裏でロシアが糸を引いているのでしょうか?このnoteでは確たる証拠は提示できません。しかし参政党本部が結党の理念に反して独裁を強め、同時に動画や街頭演説でロシア・プロパガンダを撒き散らしているのは事実です。参政党のこういう側面にも注意を払う必要があります。

<参政党乗っ取り・補足1>

①元参政党候補者の藤村晃子が参政党の内部情報を暴露しています。ソースを明かせないようです。「ファンタジーとして読んでくれ」との注意書きが付いています。この投稿のURLはこちら

参政党本部は吉野/赤尾を切ってスピリチュアル系を封印する方向に進むようです。初期の頃に盛んに取り上げたスピリチュアルは、洗脳の第一手段として利用しただけだったのでしょうね。今後は篠原常一郎を重視して国政政党らしさを打ち出していくつもりのようです。

武田/吉野/赤尾は人気を得るための駒だったようです。参院選後は切り捨てるつもりだったのでしょう。妙に手際が良いのが気になります。

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②篠原常一郎がYouTubeで喋っています。動画投稿日は2023/07/05。

「参政党の質問主意書には全て目を通している」と発言。参政党のホームページには篠原常一郎との関係が記載されていないが、参政党の運営には関わっている様子。

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③参政党が提出した質問主意書の例です(こちら)。

「ウクライナを支援すると日露関係が悪化してしまうが、それでよいのか?」という内容です。こういう問いかけを繰り返し吹き込むことにより、ムードを変えようとしています。ロシアの影響工作です。

党員の議論を経ていないまま、党と関係の無い人物により政府に対して意見発信してしまっていることが問題です。ロシアの情報戦であり、国民主権の詐欺的搾取です。

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<参政党乗っ取り・補足2>

①ボードメンバーの変選についてまとめた投稿があります(こちら)。

ルールとしては「ボードの解任にはボードの3/5の賛成が必要」ということになっているようです。そして、常に3/5以上の神谷宗幣の賛同者を維持しているようです。

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<参政党乗っ取り・補足3>

①太田かつなりという元参政党員が知っている範囲で参政党の内紛を解説しています。投稿はこちら

本部のFと危機管理のAが支部長会議で「武田は痴呆」と言いふらしていた。その後武田が「裏切られた」とYouTubeで発言。次に神谷宗幣側は2023年11月22日の定例記者会見で「武田氏の言動は党員を混乱させ規律を乱している」と説明した。

「武田は痴呆」という風説の流布は「神谷:いい者/武田:悪者」に印象付ける伏線だったのだと思う。

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【参政党本部の裏】

<篠原常一郎>

①篠原常一郎はどう見ても怪しいですよね。元共産党でロシア大使館とも接点あり。こちらも参照ください。
 ・本noteの前項
 ・note「参政党」

<黒幕Uちゃん>

①再び、元参政党候補者の藤村晃子が参政党の内部情報を暴露しています。ソースを明かせないようです。「ファンタジーとして読んでくれ」との注意書きが付いています。動画のURLはこちら

参政党本部にはUちゃんという黒幕がいるそうです。ボードメンバーを誰にするかは、Uちゃんが神谷に指示を出しているそうです。

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②神谷宗幣には上原千可子という秘書がついているそうです。

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③2013/04/24に公開したCGSの動画で上原千可子と神谷宗幣が共演しています。10年来の龍馬プロジェクトの仲間同士、という関係のようです。投稿のURLはこちら

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④法科大学院で一緒に学んだ仲のようです。投稿のURLはこちら

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⑤こんな動画を見つけました。URLはこちら

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⑥こんな指摘があります。確かに化粧していませんね。

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<危機管理部浅井部長>

①銀河たぬきが参政党の裏の人間にX(Twitter)で殴り込みを掛けました。ターゲットは海老かつよし/危機管理部長浅井/竹内太司朗/藤本一麿です。

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②参政党危機管理部の浅井部長についての投稿をみつけました。

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③武田邦彦の暴露動画及び吉野敏明の離党について、参政党本部の裏の人間が支部長レベルの幹部に説明した会議の議事録のようです。

参政党危機管理部浅井部長が「吉野敏明の秘書が自民党の回し者で、攪乱工作を仕掛けてきた。武田邦彦はいいかげんな憶測をばら撒いている。武田/吉野ともに面会に応じようとしない。」という内容。神谷宗幣側の主張そのままです。

吉野敏明辞任についての双方の説明の食い違いは、こちらを参照ください。武田邦彦とのやり取りについてはこちらを参照ください。

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④つばさの党の黒川あつひことの抗争において、危機管理部の浅井は指揮を執っているようです。

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<危機管理部藤本一麿>

①藤本一麿。参政党本部事務局地域統括部部長という肩書のようです。

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②首切り屋を自認していたそうです。

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③恫喝パワハラで支部長の解任/入れ替えを進めたのでしょうかね。

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④神谷宗幣と藤本一麿は付き合いが長いようです。

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⑤藤本一麿の写真です。「汚れ仕事を引き受けた首切り屋」を自認しているそうです。この投稿はこちら

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⑥「私を苦しめたのはコイツか」という反応。

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<会計責任者海老かつよし>

①銀河たぬきが殴り込みを掛けた海老かつよしについての情報です。
 ・海老かつよしは参政党の会計責任者
 ・龍馬プロジェクトの幹部
 ・海老かつよしの奥さんはタイムウェーバービジネスに関与

この投稿のURLはこちら

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②総務省が公開している政党・政治資金団体一覧に海老克昌の名前が載っています。

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③龍馬プロジェクトのメンバー一覧です。海老克昌の名前があります。URLはこちら

因みに、左側の竹内太司朗は参政党の初代の会計責任者です。

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④Time Waverというのは似非科学スピリチュアルビジネスです。おみくじみたいなことをやって、お金を取る商売のようです。

海老かつよしの嫁がやっているタイムウェーバー・サービスの代理店のURLはこちらです。「Salon de Getwellの代理店である」と記載されています。

Salon de Getwellは参政党和歌山支部長の林元政子が経営しているタイムウェーバービジネスのサロンです。参考はこちら

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⑤上記のホームページには海老かつよしの嫁の名前は出てこないそうです。ホームページに記載されている連絡先のLINEにアクセスすると、海老某が出てくるそうです。

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⑥海老某

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⑦因みにですが、参政党和歌山支部の林元政子は龍馬プロジェクトのメンバーでもあります。URLはこちら

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<及川幸久>

①及川幸久が参政党の内紛に言及しています。及川幸久は反グローバリズム陰謀論の発信源であり、多くの参政党党員がチェックしています。

洗脳が半ば解けて参政党を離れようとする党員に残留を促す内容です。参政党の裏の人間から依頼されて喋っているのでしょう。

及川幸久も親露デマの発信源の一つです。こちらも参考にしてください。

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②すかさず合いの手を入れてくるアカウントが現れました。参政党本部が運営する工作員・アカウントでしょうか。それともただの熱烈信者でしょうか。

部外者からは明確には区別できません。「コイツわざとらしいな」と思いながら継続してみていくことになります。

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③幸福実現党とは昔から接点があったようです。投稿はこちら

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<山口敬之/あえば浩明>

①山口敬之とあえば浩明が神谷宗幣を持ち上げています。

共和党保守派の中にはロシアと通じている集団が出来ているようです。あえば浩明はその集団の一部です。参考はこちら

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②山口敬之は陰謀論を絡めたロシア擁護を発信しています。

ウクライナ侵略は単にプーチンが帝国主義的思考に取りつかれてウクライナに攻め込んだだけです。「バイデンがプーチンを地上戦に引きずり込んだ」という主張は、ロシアの責任をアメリカに転嫁するロシア擁護です。

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③山口敬之とあえば浩明はロシアに通じています。こういう人間が参政党に言及したり参政党の動画に出演したりするのは、参政党本部の裏の人間が調整しているのでしょう。

<平岡有加里>

①2022年度の参政党の収支報告書をチェックしています。

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②平岡有加里にお金が流れているそうです。

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③全部で350万円です。

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④神谷宗幣の秘書で予祝の準備を担当したそうです。

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⑤平野有加里は加賀塾と接点があるようです。

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⑥お写真はこちら。

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⑦娘さんが加賀塾と関わっているそうです。

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<アムウェイ:川裕一郎>

①川裕一郎は2023年11月時点で参政党の副代表でボードメンバーです。アムウェイ出身です(参考)。

②龍馬プロジェクト関係者のようです。投稿はこちら

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<マルチのサロン:五十嵐まさお>

①参政党所属の江戸川区議・五十嵐まさお。アムウェイ経験者のようです(参考)。

②気になるのは「参政党にサロンメンバーのように関わっていたところから事務局採用に繋がった」という文。参政党事務局の背後にマルチやスピリチュアルで人をだます人達の人脈が存在するようです。

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④多分、このサロン的な人脈がTrilliana 華エリザベスに繋がっているのだと私は想像しています。

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<深田萌絵>

深田萌絵が神谷宗幣と原口一博に言及しています。中露の情報機関はWHOを貶めるデマを撒き散らしたいようです。そして、深田萌絵と神谷宗幣と原口一博に別々に指示を出したところ、こういう挙動として現れたのでしょう。

外国の情報機関は、獲得したインフルエンス・エージェントに対して細かくは指示を出さないそうです。そして、インフルエンス・エージェント同士も他に誰がインフルエンス・エージェントであるか知らないそうです。

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<イシキカイカクによる洗脳>

①イシキカイカクの講師は胡散臭い奴らばかりです。デマを教え込んで洗脳に利用しているのでしょうね。

露骨にロシア擁護に誘導している例を挙げます。田中健之です。

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②駐日ロシア連邦大使館アカウントが田中健之を取り上げています。堂々たるロシアのインフルエンス・エージェントです。

ゲオルギー・リボンで描いたZマーク。気持ち悪いですね。

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③ウクライナ大使館前でドネツク人民共和国/ルガンスク人民共和国の旗を掲げています。

日本の恥。緊張の恥。

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