2022年 11月01日 (火) 06:51
ご無沙汰してます。ピストンです。
まだ生きております。
現在は「療養中」というには穏やかでなく「闘病中」というほどは闘っていない、コンスタントに的確なジャブを食らっているような感じの日々をおくっております。
そして独り身の私としては元気なうちに「終活」などスタート。といっても持ち物の処分を開始したというだけなんですが。単に「断捨離」とも言います。我が自治体では粗大ゴミの回収って1か月待ちとかなんですよね。いざって時にすぐには捨てられない。先にやっとかないと。
あとやっぱり大変なのは本。いまさらネットオークションなんかで稼ぐ気力もありませんので、近所のブックオフやら毎週の古紙回収なんかでコツコツと処分中。これは時間が掛かりそう。
処分といえばネット上の各アカウントも。既に幾つか削除して、ツイッターなんかも近々削除する予定なんですが、なろうはもちろん残しますの。
でもねえ。いつか来る最終段階って時にはどうしたものか。その時の気分かしらね。
では、雑談。
あまり話題になってないので、皆さんご存知かどうか。今月はサッカーのワールドカップがあるのですよ。
普段は欧州リーグのシーズンオフである6月に開幕するワールドカップ。今回は開催地がカタール、6~7月はあまりに暑いということでシーズンど真ん中の11~12月開催に。
とにかく普段と違うスケジュールですから、どこが優勝するのか全く予想がつきません。11月20日ワールドカップ開幕で、イングランドやドイツのリーグは13日まで試合ありますからね。普段のように代表チームとしての合宿やら練習試合やら、行う暇もなし。誰が怪我するか、体調はどうか、カタールの気温に対応できるのか、リーグ戦からのメンタル切り替えは。
途中でワールドカップを挟んだリーグ戦のほうも今シーズンは波乱がありそう。好調チームは再開後もそれを維持できるのか。
そして今回の大会、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドという、21世紀に入ってからサッカー界の顔として君臨してきた二人の選手にとっては最後のワールドカップなわけですよ。
ロナウドなんかは今シーズン、所属チームではスタメン落ちするなど全く活躍できてませんから、はたしてどうなるか。
メッシとロナウド。宿命のライバルとしてサッカーを知らない人でも名前くらいは知っているようなスーパースターでありますが、タイプはかなり異なります。
メッシというのはサッカーの神の愛し子。なろうファンタジーのキャラでいうならサッカーの天使や大精霊って感じ。人と並ぶべき存在ではありません。
一方のロナウドは人間です。サッカーギルドのSランク。すべてを犠牲にして天上に到ろうとする神殺し。昔、ある選手がロナウド家で食事に誘われて、どんなご馳走が出てくるか楽しみにしていたら、味付けしてないチキンとサラダ、水が出てきたってエピソード好き。多分、私たちのほうが億万長者のロナウドより美味しいもの食べてます。
まあ、平たく言えば天才と秀才のそれぞれ頂点。メッシはロナウドが居なくてもメッシとして存在したでしょうが、ロナウドはメッシの存在がなければ、ここまでの高みには登ってなかったでしょう。逆にメッシはロナウドが居なければ頂上に独りぼっち。ロナウドが居たおかげで彼は孤独ではなかった。
二人が同時代に存在したのは、天の配剤ってやつでしょうかね。
宿命のライバルといいますと、先日亡くなったアントニオ猪木さんとジャイアント馬場さん。
猪木さんの訃報はまあ、プロレスファンなら誰もが覚悟していたことだったんですが、やっぱり喪失感は大きかった。
猪木さんの人生を見ていると、馬場さんの存在は大きかったんだろうなあ、と思います。同じ日にデビューした同期。同期とは言いましても猪木さんはまだ十代、馬場さんは元巨人軍投手で5つ歳上。
この5歳上ってのが大きかったと思うのですよ。ライバルと言いつつ、全盛期もはっきりとズレている。私が思う馬場さんの全盛期は65年~67年あたり。猪木さんは74年~76年あたり。馬場vs猪木というのはプロレスファンにとって永遠の夢のカードなわけですが、実際には両者がっぷり四つの頂上決戦ってタイミングは無かったような気がします。
二人からは兄と弟な感じが凄くするんですよね。父 (力道山)から受け継いだ店を真面目に堅実に営むしっかり者の兄、馬場さん。店をさらに大きくしようと、あれこれ型破りなことにチャレンジするやんちゃな弟、猪木さん。
異種格闘技戦や政界進出など、猪木さんの行動が常にプロレス外部の一般社会に向けられていたのは、逆にいえばプロレス内部だけでやっている限り馬場さんには敵わないという、猪木さんの持つコンプレックスから来ていたように思えます。
さて、外部から見るとかなり険悪ムードだった時期でさえ、二人の仲そのものは終始良好だったという馬場さんと猪木さん。二人が最後に顔をあわせたのは、偶然にホテルの前ですれ違った時のことだったらしく、立ち話の中で馬場さんは猪木さんに「お前はいいよなあ。やりたいことができて」と語ったそう。店をしっかりと守りぬいた長男が自由奔放な弟に向かって言った最後のボヤキ。なんとも味わい深いじゃありませんか。
そろそろ文字数的に終わりにしましょうか。
ライバル関係の兄と弟としては、天才春樹秀才歴彦の角川さんちの御二人もいるんですけど、まさか外からは勝ったと見えた歴彦さんが最後の最後で逮捕、起訴とは。この兄弟は人生の終わり、どんな関係に落ち着くのかしら。
私のように何事にも部外者、観察者を決めこんできたような生き方だとライバルなんて存在は持ちようもありませんので、ライバル関係にある人たちを見ると、ちょっと羨ましいような気持ちがあります。
今回はこんな感じで。一応次回12月1日にも現れる気ではいるんですが、もし来なかった時の為に、よいお年をと言っておきましょう。
ではっ。また。
返信遅れて失礼しましたー。
あら、なろう読み専の大先輩たる漉緒さんからライバルとは光栄ですの。でも私など漉緒さんからしたらまだまだですわー。
活動が止まってる皆さん、どうしてますかねえ。執筆が止まってても、その人のマイページで何かの作品に評価入れてたりするのに気づいて「生きてた!」ってなることありますよねえ。
心配されそうなんで、しばらくは毎月生存報告になりそうですの。
では、またー。