2022年 04月02日 (土) 04:41
こんばんはー。ピストンです。
2日続けての活動報告でございます。
日ハムの新庄監督が「ビッグボス」を名乗って連日メディアを沸かせておりますが、私はビッグボスと聞くたびについ「ビッグ・ボスマン」という昔のプロレスラー(故人)を思い浮かべてしまいます。他の人はどうかな、と思いツイッターで検索してみると、同様のことを呟いているプロレスファンが数多くいたので、やっぱそうだよねと安心しました。
プロレスラーといえば、昨日は新日のオーカーン選手が駅で暴漢から女児を助けたニュースが話題に。一連の東スポ記事でのコメントも全てが完璧で素晴らしかったのです。
では昨日に続いて「結局のところ、なろう長文タイトルとは何だったのかを考えてみる」
第2回、いってみましょう。
現在絶賛エタり中の我が連載、図書館行ったらですが、出してない回が幾つかありまして、そんな中にデイル・ブラウンという人のデビュー作『オールド・ドック出撃せよ』を取り上げた回があります。
こちら80年代の終わりに早川書房から出た作品で、ブラウンの作品は90年代、早川からコンスタントに翻訳出版されておりました。
この『オールド・ドック出撃せよ』、私のジャンル分けでは冒険小説。冒険小説は私の大好物。楽しく読みました。
ただその後のブラウン作品、こちらはハイテク軍事スリラー。私はこのジャンル全く興味がない。
当然、私は途中で離脱、以降ブラウン作品とは疎遠に。
そして早川からのブラウン作品の訳出は90年代の後半に途絶えまして、私はすっかり日本での紹介が止まったのだと思い込んでいました。
ところがです。その回を書くにあたってウィキペディア先生を覗いてみた私、ブラウン作品の訳出が二見、扶桑社と版元を変えて近年まで途切れず続いていたことを知ります。
で、図書館に行った時、そういう目で見たらありました。扶桑社から出たブラウン作品がズラリと何冊も。いや私って今の街に10年住んでますから、その棚の前に立つの、100回200回どころではないはず。“ブラウン”さんですから、すぐ隣にはフレドリック・ブラウンやローレンス・ブロックがいて借りてるんですけど、私はそこにデイル・ブラウンがいることに全く気がつかなかった。
訳出される度にミステリマガジン辺りに書評も載ったはずなんですが、そちらも完全スルー。
いやあ、興味ないものって視界に入っていても、ここまで意識に引っ掛からないものですか。
ちなみに私がスルーしてきたブラウン作品のタイトル。
『アメリカ本土空爆指令』
『地上侵攻軍を撃破せよ』
扶桑社からこのタイトル。
うん、スルーしてもしょうがない。
ジャンル小説の場合、テンプレとなるタイトルってのはあるもの。ファンタジーでの『〇〇戦記』とか。
最もメジャーなタイトルのテンプレとして、ミステリにおける『〇〇殺人事件』『〇〇の殺人』というものがあります。
戦前の
『D坂の殺人事件』『黒死館殺人事件』
終戦直後
『本陣殺人事件』『刺青殺人事件』
私が若い頃
『写楽殺人事件』『占星術殺人事件』
現在、日本推理作家協会賞最終候補
『大鞠家殺人事件』
D坂が1925年、大鞠家2021年。
100年に渡って受け継がれてきたテンプレ。
見てもらえばわかるように(いや、ミステリ好きにしかわからんか)、これら全てがいわゆる謎解きをメインにおいた“本格ミステリ”です。乱歩さんは“変格”の代表とされた人ですが、初期短編は本格味ありますし。
広義のミステリの中で、これはサスペンスでもハードボイルドでも警察小説でもなく、本格ミステリ。『〇〇殺人事件』『〇〇の殺人』というタイトルは、そういった宣言でもあるのです。
(ただし『〇〇殺人事件』、光文社カッパノベルズ等、講談社以外の新書で出た場合は西村京太郎さん、内田康夫さんなどの“2時間ドラマ原作タイプのライトなミステリー”という意味合いに変わってきますから不思議。場所や時代とセットになったうえでのテンプレってことですね)
ジャンル小説におけるタイトルのテンプレ。一番の効用としましては、それを好む人が見つけやすい。好まない人が避けやすい。これに尽きますか。
そしてこの「好む人が好むものを読む」 これけっこうなポイント。
最近思うんですけど、それを好む人と好まない人では、多分見えているものが違う。
ここで関係してくるのが、脳内変換スキル、スルースキルのライン設定ってことなんではなかろうか。
という所で、また明日に続きます。
明日は夜勤明け、朝帰ってくるのが7時頃ですので、今日よりは遅い時間になります。
ではー。
このあと続き投稿しますー。
ハードルは下げられるだけ下げといてプリーズ。
ではー。