2022年 04月01日 (金) 04:39
こんばんはー。ピストンです。
なんとか生きております。
今年に入ってから厄年か! と思うほど良くないこと続きな私。4月以降も色々たいへん。
でも20世紀後半の日本に生まれ育った時点で、かなりの幸運よね。
では、雑談。
今回はウェブ小説論でも語りますか。
いや、論とか無理ですね。放談ってとこですね。いつもの思いつき仮説です。
テーマはそう、長文タイトル。
題して「結局のところ、なろう長文タイトルとは何だったのかを考えてみる」で、いきましょう。
ああ、前提としてのランキングや新着欄の表示で目立つためにって話はバッサリとカットで。
まずはウェブ関係なくタイトルそのものの話から。
最初に身も蓋もないことを言っちゃいます。
「私、タイトルだけの情報で小説を手に取ったことがない」
ええ。ないのです。
私が書店で小説を手に取ったとします。
圧倒的に多いパターンは“既にその小説の存在を知っていた、一部の情報を持っていた”というもの。
お気に入り作家さんの作品、書評で誰かが誉めていた、映画化で話題、そもそも有名な作品等々。
とはいえ、タイトルに惹かれて本を手に取ったって話はよく聞きます。タイトルに一目惚れして、とか。
私自身、知らない作家さんの知らない作品、タイトルが気になって手に取ることはよくあります。
ただ私の場合、タイトル「だけ」ってことはない。視界に入る色々な情報を同時に吟味している。
例えば表紙デザイン。ラノベでいえばイラストですか。
作家さんは男性か女性か。海外作品なら翻訳者は誰か。
帯の宣伝文句。スティーヴン・キングが絶賛してたら要注意。あの人なんでも誉めるから。
店員さんが作ったPOP。書店での展開。入口近くの平台に置いてあれば、話題作なのかなと思ってしまいますし。
出版社への信頼、愛着ってのもあります。知らない翻訳エンタメ、早川や創元から出ているのと二見、徳間から出ているのでは、用心する度合いが違う。
単行本なのか新書なのか文庫なのかでも、イメージって違います。
私という人間は、基本的に意識のカメラを引いた所に置いているので、タイトルに一目惚れして、それ以外見えないってことがないんですよねえ。ちょっと寂しいとこですが。
結果、タイトルが気になったとしても、他の情報によって手に取るまでには至らない、ということも。
さらに言っちゃいましょう。
「私の場合、タイトル見ている段階で二段階目や三段階目」
タイトルを店の看板に例えてる人って、たまに見かけます。
でも私の場合は違っていて、どちらかといえば既に店内に入った後、食堂であればメニューを見ている感覚に近い。
カレー屋に入った時点で既にカレーの口になっている。後はライスかナンか、辛さの度合いは、トッピングや付け合わせは、飲み物は、そういう段階。
仮に何の考えもなく、総合スーパーに入ったとします。もしその時の気分で魚はナシだとしたら、魚売り場は適当にざっと見るだけでしょう。魚がアリだったなら、売り場をじっくりと見るはず。
以前、なろう長文タイトル批判エッセイにて、月は無慈悲のだったかアンドロ羊だったか、とにかく有名SFタイトルをあげたうえで、こちらには目を惹かれたが長文タイトルは目が滑る、なんて感想を見たことがあります。でもねえ。ハヤカワ青背表紙の棚の前に立っている時点で、それがあんたの趣味嗜好なんじゃない、と思ったり。
私は「本屋で長文タイトル目が滑ると言ってる人、本当は普段本屋で長文タイトルの棚の前に立つことなどない説」を提唱したい。どうせ立った時点で読む気もなく斜にかまえてるんでしょ。
とにかくですね。私の場合、個別の作品タイトルを見る前、その棚の前に立った時点で既に何らかの口になっていることが多い。意識していなくても、実際棚の前に立ってみれば、乗り気かそうでないか、はっきりと違ってくる。
以上のことをウェブに当てはめてみますと。
私が小説を読もうと思ったとき、まず紙かウェブかという選択がある。
次いでなろうかカクヨムか、その他か。
交流モード(知り合いのを読む)か読書モードか。
数々の選択の後、タイトルが並ぶ画面に到達。
タイトルと同時にジャンル、文字数、ランキング画面であれば順位、ポイント数などの情報を受け取っている。そのランキングが日間なのか年間なのかでも全く違いますし。
私にとって作品タイトルとはそういうものであって、けっして完全にゼロから単独でファーストコンタクトって訳ではないのです。
あら、ここまで前置きで1500文字越え。
ということで、なんとこの活動報告、分割してしまいます。全4回、続きは明日の朝になりますの。ではー。
返信遅れて失礼。
私もここ数年で一気に目が悪くなりまして、読書傾向にも影響してますねえ。年ですなあ。
その異邦人さんが避けているというのが、タイトルにおけるテンプレートの効用なのだと思うんです。
私も同じく避けてますし。
好きな人を離さない力には、好まない人を離脱させる力もあると思っていて、そういう意味で長文タイトルというのは、効果のあるテンプレートだったのかなと。
では、コメントありがとうございましたー。