生存報告、その3
2020年 10月01日 (木) 04:30
こんばんはー。
月に1度の生存報告です。

特に変わらない、お疲れモードの日々ですが、涼しくなってきた分だけ楽になった感じです。
9月はたまに皆さんの所でもコメント出来たからね。
多分10月もこんな感じ。


では、雑談。

今回の活動報告にと思って、前に言ってた「ピストン十大小説」ってのを書き出したんですが、これがねえ、思ってたのと違う方向に。ヒーローランクを上回る、これ誰が読むのかという謎文章に。すでに1万字越えで、多分10万字書いても終わりそうにない。うーん、これは、どうしたもんか。ボツかな。

ということで、予定が狂った。この活動報告、何を書こうか?

10月と言えば、私の好きなクマさんのアニメがスタートするのですが、先行配信の第1話を見たかぎり失敗しそう。監督さんが、この原作の面白さの芯みたいなものを、完全には掴んでいない気がする。平均値のアニメ版を思い出す感じ。でもクマさんも平均値も上手にアニメ化するのは難しそうだし、しょうがないかな、とも思う。


うーん、何を書こう。別に何も書かなくても良い気もするが、せっかくの月イチ顔出しだしねえ。



そうそう、9月の半ばに、なろうで募集していた集英社Web小説大賞の結果発表がありました。
で、なろうの活動報告や、Twitterなんかが荒れていたといいますか、プチ炎上してた。知ってる人も居るでしょう。
簡単に言うと、選ばれた12作品、全て長文タイトルのテンプレだったとか、応募作品をポイント高い順に並べて上から取っていったように見えるとか、そういう感じで皆さん怒ってらっしゃる。

もう完全に旬を外した話題ですが、私もちょっと参加しちゃいましょう。とはいえ、今書いてて思いつきで話していきますから、信憑性には欠ける。めっちゃ欠ける。話半分、それ以下くらいで聞いてくださいませ。

この話題に関して、私の感想は一言。
「賞の名前が悪かった!」ですかね。

この賞、「集英社」と冠が付いてますが、実際の主催はあくまで「集英社ダッシュエックス文庫編集部」です。選考の責任者もダッシュエックス文庫編集長さん。受賞作はダッシュエックス文庫から出版されます。
これは私、ダッシュエックス文学賞、みたいな名前の賞にすべきだったかと。

だって今回、怒ってらっしゃる皆さん。皆が「集英社」に文句を言ってらっしゃる。「ダッシュエックス」という単語をほとんど見かけなかったのですもの。


さて、集英社という会社。
元は小学館です。小学館の創始者、相賀武夫さんが小学館の娯楽雑誌部門として作り、独立させた会社。戦後になって完全に業務分離して独立しました。今でも集英社の筆頭株主は小学館です。

元の小学館。
小学〇年生、みたいな雑誌を覚えてるでしょうか。基本、学童向けの学習図書を中心として生まれた会社です。文芸は弱い会社です。

その娯楽雑誌部門として生まれた集英社ですから、会社としてのアイデンティティは雑誌作りにあります。文芸誌「すばる」、大衆文芸誌「小説すばる」を持ち、篠田節子さん、村山由佳さんなどを生んだとはいえ、やはり文芸は弱い会社です。この8月に会長になった前社長はジャンプ上がりの人。こち亀初代担当編集だった人です。


次に、集英社の若者向け文芸部門を見てみます。
長年その中心にいたのは、ご存知コバルト文庫。
コバルト文庫の創設は、一般の集英社文庫より早いくらいです。コバルトに謎の一般文芸混ざってたりしたのは、そのせいですかね。

現在はコバルトの新刊は電子書籍のみで刊行。紙の新刊は出てないんですね。これは、なかなか思い切った感じ。ただコバルトから枝分かれしてオレンジ文庫というレーベルが創設。キャラ文芸寄りの作品は、こちらから書籍出版されています。赤川次郎さんの吸血鬼シリーズ等は、オレンジ文庫に移っている。

91年、コバルトから少女向けでないファンタジーが独立する形で、スーパーファンタジー文庫が創設。10年後にはファンタジー以外の男子向けラブコメ等を含めたスーパーダッシュ文庫に。
そのスーパーダッシュ文庫が14年リニューアルしたのが、今回のダッシュエックス文庫です。
30年で3つ目の名前。もう、その時点で上手くいってない匂いがプンプン。
代表作は何ですかね。『カンピオーネ』とかですか。なろうからは三木さんの作品など発売中。


ただ、集英社の若者向け文芸には、もう一つレーベルがある。ジャンプ・J・ブックスというレーベルが。こちら、ジャンプ編集部の下にある。つまりは文芸部門では無く漫画部門に存在しているのですよ、厄介なことに。
で、こちらが近年調子いいのです。銀魂、黒バス、ハイキュー等のノベライズが売れ行き好調。
そして今年は鬼滅の刃ノベライズが大ヒット。

いやー、元々雑誌が強い会社。男子向けでは最強ジャンプ勢が隣に。文芸では女性向けが伝統あり。ダッシュエックス編集部、見た感じ、集英社内でのヒエラルキー、高いようには見えないのよねぇ。
エレベーターでジャンプの人と一緒になったら、肩身狭そう。ボタン押してあげてそう(妄想)。
出世コースから外れてそう(偏見)。

そんな事を頭に入れて、今回の賞をもう一度見てみましょう。
「大企業の新卒募集」ではなく「中小企業の中途採用、経験者募集」に見えてくるから、あら不思議。
賞金だって、今回12作品トータルで155万円でしかない。
けっして大きくはないぞ。今募集中のアーススターは大賞100万だからね。

ということで、私の結論。
「集英社」という名前が大きいけれど、「ダッシュエックス」は弱小。あんまりいじめてあげないで!

ポイント高い順に取るなら、ランキングから選べばいいという声も多かったが、その場合は当然、他社との競合になる。
鍋敷さんのパリィ、10月29日投稿開始で、11月6日に最初の書籍化打診があったとか、最終的に15レーベルから声がかかったとか。
FUNAさんの平均値、8話の時点で打診が来たとか。
みんな頑張って仕事してるんである。
ランキングから選べるなら選んでるわ!というダッシュエックスの叫びが聞こえる(空耳)。

出版社にはそれぞれの色がある。文学賞にもそれぞれの狙いがある。そういうのを気にしてみるのも、また面白いのではなかろうか。
ん、まとまったかな? 無理か?

すごくちなみに、集英社から更に枝分かれしたのが、花ゆめやアニマルの白泉社。今の会長はジャンプで鳥山明さんの担当をしていた人。Dr.スランプに出てくるマシリトさんだね。


やったね、久しぶりに私らしい、誰が読むのかという長文活動報告になったね!
これだったら十大小説もいけるか?


ということで、今回はここまで。
そう、Kobitoさんが童話の企画をやっているので、参加できる人はするように。


あとは、そうね、上手いこと言おう。
最後に立ってるのは、一番才能があった人でも、一番強かった人でもなく、最後まで倒れなかった人よ。

では、皆さん、またー。
コメント全18件
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ピストン
2020年10月01日 18:03
マヒロさんも、ようこそー。

ね、びっくりのコメント数。ありがたいねえ。

そしてここに、内情を知る人が!
コメント欄で暴露は、心臓に悪いからやめるように。

まあ、なろうで皆さんの活動報告読んでたりすると、「プロの編集者」を特別に思いすぎな感じがするんですよねえ。
私だって給料もらっているという意味では小売業のプロだけれど、小売のプロフェッショナルでは、決してないからねえ。編集者だってピンキリだろうと。

「大小説」とは、なかなかに魅力的な響き。どんな小説を指すべきか。現代にとっての「全体小説」的な何かか。案外Web小説か。

活動してたというほどの活動はしてない。体力使わない何個かのエッセイに感想書いただけ。小説に感想とかはしんどい。
子供の攻撃は痛いよねえ。遠慮なしの攻撃を仕掛けてくるしねー。
育児する人は、毎日戦場に立つ兵士なんすね。お気楽な独り身としては、勇敢な兵士の皆さんに敬礼です!
ピストン
2020年10月01日 17:32
漉緒さん、ふたたびー。
おー、自称読み専といえば、漉緒さんがいた!

そりゃ、こちらは貰った側だから覚えてますけど、漉緒さんの感想やコメント数で、書いたこと全部覚えていたら、そっちの方がおかしいですよ。
今後もどんどん書いていって下さいませ!
ピストン
2020年10月01日 17:22
Gyo¥0-さん、どうもー。
読み専の中の読み専、ピストンです。
あら、エッセイ読みたかった。

あー、長文タイトル。
ただ、私はタイトルの長文は結果というか、なろう側の状況かなと。
ダッシュエックスが欲しい作品とったら、それが長文タイトルばかりだっただけかなと。

本文にも書いてますが、ダッシュエックスの人気作として『カンピオーネ』があり、他に『六花の勇者』などあるわけで。刊行止まってたりしますが。
ノベライズとして『テラ・フォーマーズ』とかも。

ダッシュエックスがやってる、もう一つの集英社ライトノベル新人賞、大賞こそ出てないが選ばれた作品のタイトルを見れば、最新(昨年)の特別賞は『武人外剣虎』ですし、2回前の金賞は『エコー・ザ・クラスタ』で、それの書籍化タイトルが『英雄教室』ですし。

ダッシュエックスが長文タイトルを欲したというよりも、Webからダッシュエックスが望む漫画的なエンタメ作品を取ったら、それに長文タイトルが付いていただけではないかしら。案外書籍化の時点ではタイトル変わってるかも知れないし。

では、コメントどうもですー。というか、明日お疲れ様コメントしに行きますー。
ピストン
2020年10月01日 16:48
砂臥さん、こんにちはー。

ダッシュの場合、少年ジャンプの作品のノベライズはジャンプブックスに取られちゃうんで、ヤンジャンをはじめとした青年誌系のノベライズが多いんですよね。そして本屋にはない。うん、確かに。

賞金はねぇ。今回大賞が30万でしたから。ダッシュエックスがやってる、もう一つの集英社ライトノベル新人賞は大賞300万、金賞50万、銀賞で今回の大賞と同じ30万ですから、今回の賞は、つまりはそういうことだったのではと。ライトノベルの未来を担う、というよりも即戦力の仕事仲間を探したんではないかなあと思うのです。
ピストン
2020年10月01日 16:32
砂礫さん、こんにちは!

十大小説は楽しみにしないでいいから!

コバルト女子も歳をとりましたか。
今の子はWebの恋愛ものを読むのですかね。
男子がよく、今は安易な異世界もので安易なハーレムで、と批判されたりしますが、女子でも同じなのかも知れませんねえ。

無料と有料の読者層の違い。
まあ、Web小説が登場する以前から、ライトノベルレーベルに差はありましたからねえ。目利きの差ですか。角川は元は文芸寄りの中堅出版社だったのが、若者向けエンタメとメディアミックスに舵を切ってトップ出版社の仲間入りした会社ですから、今の角川にとってライトノベルはアイデンティティの一つなんですよね。社内においてライトノベルに対する熱意も認識も違うのかも知れない。
なかでも電撃は、角川の言うことすら聞いてなさそうな別格の存在になってますしねえ。
ダッシュエックスと電撃では、ライトノベルの定義からして違うのかも知れない。

それでは、またー。
ピストン
2020年10月01日 15:54
三千さん、こんにちはー。

あら、気付いてくれました。その部分は三千さんに向けて書いたとこ。

だましだましの本文だったか補足だったかで書いたけれど、ミステリで「名探偵とは、なるものではなく、そうであると気付くものだ」「探偵とは、職業ではなく生き方だ」なんて話があるんだけど、小説家も同じ。
書き手さんは、書くことやめられないでしょう。
あきらめて書いていくしかないのよ。

そして、やめられた私は書き手ではなく、読み手なのさ。
どうも読み専のピストンです。

では、またねー。
そこでコバルトで受賞歴のある私が何か暴露すればいい? って朝寝ぼけながら思っていたけど、ピストンさんのコメント欄の数字が増えているのを今見て口をつぐむみました。朝寝ぼけながら書かなくて良かったです( *´艸`)

そして「ピストン十大小説」が寝ぼけた頭では「ピストン プラス 大(big)小説」にしか見えてなくて、「ピストンさんが提唱する小説は大説だ! 的何かですか??」と思っていたのも書き込まなくて良かったです。
読みます読みます、書いてください。

先月ピストンさん活動していたのか……と思いましたが、そういえば結婚記念日リマインダーアタックしてくださいましたね。ありがとうございました。Twitter、普段中身のあること言わないんですけどね。「子どもの頭突きが凄くて口の中が血塗れなんだけど、いつか舌噛み切って死ぬ」とか、日常をツイートするとそういう感じになっちゃう( *´艸`)
漉緒
2020年10月01日 12:23
おこんぬつわ♪

〉以前も推されてましたね!

あら、お恥ずかしい(///)
ノーミソのミゾが磨り減ってスリップして仕舞ったよーですわ(笑)

ξ˚⊿˚)ξ <やあやあ自称読み専のピストンさんじゃないですか。

集英社web小説大賞の件はエッセイ書こうと思ったがなろう用語で忙しくてできなかったw

まあ、概ねピストンさんの言うことは正しいと思うのだが、一点わたしは反論かな。

わたしは「スーパーダッシュ」の後継たる「ダッシュエックス」が長文タイトルのみ持ってきたからクソという意見なのだ。

確かに今のダッシュエックスは集英社の弱小部門な気はするし、レーベル名変えてるのもうまくいってないからだろうけどね。

ただ、スーパーダッシュは『紅』って1文字タイトルのヒット作あったレーベルだろうと。
それが長文タイトルのみかよ終わってんな。ってゆー話っすよ。
砂臥 環
2020年10月01日 10:17
お疲れ様ですー。
そういえばダッシュは漫画のノベライズのイメージありますよね。
好きな漫画が載ってた雑誌が休刊になった際、ノベライズで続編がダッシュから出たんですが、そもそもダッシュ文庫を置いてる本屋さんがないという……orz
そんな記憶をを思い出し、なるほど!ってなりました。(ちなみにコバルトは沢山ありました)

まあ昔の話なんで今のダッシュの状況はよくわかりませんが、賞金云々の話からも確かに仰る通りではないかなぁ……
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