2020年 02月13日 (木) 04:33
こんばんわー。だましだまし補足です。
が、が、が、ヤバイのです。ヒーローランキング。
10位から書き始めてまだ8位の途中。いやー、久々に押入れから文庫本ひっぱり出して読んじゃうんですよね。面白いんですよ、どれも。翻訳ミステリ最高!土曜日休みだから、そこで書く!
で、今回は時代劇です。補足で話すのは二つ。思い出話です。
〇 椿三十郎
本文では触れませんでしたが、やっぱり黒澤明は好きです。
特に私と同世代、ちょっと年上ぐらいの人には「椿三十郎」は特別なんですよね。
私が物心ついた70年代の終わりから80年代頭に黒澤プロと東宝が権利関係で裁判やってたんですよ。なので東宝で製作された黒澤作品は映画館でもテレビでも観られず、ビデオ化なんかも一切なし。私が子供の頃に観るチャンスがあったのは、新作だった「影武者」「乱」と大映や松竹で作ったものだけだったんです。大映だと「羅生門」ですから、面白くはありますけど娯楽作品ではなかった。
それが一部和解しだしまして、幾つかの作品がテレビ放送されました。その最初が「椿三十郎」。
これ衝撃でした。私だけじゃなく私の同級生たち、上京して出会った日本中から来た同世代の奴らも、みんな同じ時のゴールデン洋画劇場を観てショックを受けてた。
「椿三十郎」は凄いですから。大傑作ですからね。
そこからどうにかして東宝黒澤作品が観られないかの活動が始まったのでした。
ちなみに完全に和解が成立して黒澤作品がビデオ化されるのは90年頃。
私は「七人の侍」も「用心棒」も「赤ひげ」も初めて観たのは下に英訳のついた裏ビデオでした。
〇 ACTミニシアター
今回本文で名前をあげた「丹下左膳余話 百萬両の壺」は1935年、昭和10年の作品。おもしろいですよー。
で、私がどこでそんな古い映画を観ていたかと言えば、高田馬場にあったACTミニシアターなんです。
上京して初めて行った時は、さすが東京はスゲエ!と思いましたね。
上映するのは16ミリのフィルムでして、16ミリってのはフィルムの大きさなんですが、普通の映画館のが35ミリでして。大きい方が光量はいるけど画質も良くなるわけです。16ミリっていうのは学校とか公民館にあるようなやつですね。今はデジタルですから昔のことです。
そんでACTミニシアター、小さな部屋でね。何人入れたんだろう。4、50人かな。椅子がないんです。座布団もらって靴ぬいでビニール袋に入れて。お客さん少なかったら寝そべって。多かったら胡座か三角座りか。
「イントレランス」とか「戦艦ポチョムキン」とかサイレント映画はだいたいそこで観ましたね。小津の戦前の作品とか。
社会人になって行かなくなって、気づいたら無くなってましたが我が思い出の映画館の一つでありました。
おっとこんな時間。本文を投稿しないと。
では、またですー。
というか、「戦艦ポチョムキン」が好きな映画トップ10とかいう人を初めて見た!スゲエ!
いや、普通はどうしても、これがあの有名な階段シーンの元ネタだとか、「モンタージュ理論」がどうたらって感じで観てしまうので。
ただ古典って、それ自体が歴史そのものって感じもありますよね。ポチョムキンは革命をなし遂げた人たちが、その直ぐあとに製作したわけで、普段歴史のフィルターごしに知識として知っている事が、不意に生のまま目の前に出てくるような感覚。今同じ題材で作品を製作してもこうはならない感覚。
うん、よくわかりませんが。
にしても、Gyo¥0-さんの知識は広いですよねえ。