だましだまし補足 偶然の出会い
2020年 01月23日 (木) 04:41
こんばんは、だましだまし補足でございます。
今日は普段より早い時間帯のシフトだったので、ゆっくり夜を過ごしていた私ですが、つこさん。所の活動報告でのTSハイボールの謎のせいで、ずっとモヤモヤしておりました。
しかし、やりました。タイム・サービスではなかろうか!
だから安かった!真実がどうであれ、もうこれでいきます。

さて今回投稿分。最近書いたもので本来2月になってから投稿する予定だったのですが前回いただいた、ねぎ様からの感想を受けましての前倒し投稿でした。

まー、前提としまして私はこんなサイトに出入りする本好きのくせして、必ずしも本を読むことが大事なことだと思ってないといいますか、世の中に絶対これはしなくちゃいけない事なんてないと思っているといいますか、その人にとって楽しい人生ならそれでいい(その為に他人を犠牲にしない限り)と思っているといいますか。まあ、そんな感じなんです。
だから大人としては、子供の目の前に色々なお店のショーウインドウを並べて選択させてあげたい、興味持って入り口まで来た子には優しく接客してあげたい、まあそんな感じです。

では今回の補足、そんな事いいながら子供の為に書かれた本、児童文学について話しましょうか。海外児童文学の話はちょこちょこ書いているので、今回は私の好きな日本の児童文学作家について。森絵都さんや佐藤多佳子さん、あさのあつこさんの様な一般向けの作品でも有名な人は除きまして。

私の場合、ジュニア向けに抄訳された本来大人向けの作品から入って小学校高学年の頃には横溝正史作品や新潮文庫延原訳のホームズ物など一般向けの本に手を出し、中学生になってすぐにフォーサイスと進んだ訳なんですが、一方で児童向け作品も読んでいたんです。
当時好きだった日本人作家としては、何といっても古田足日さん。一番好きだったのが「海賊島探検株式会社」。次に山中恒さんで「ぼくがぼくであること」。こうして見ると海外のケストナーやリンドグレーン含めて、私が好きになるポイントは「反骨精神」だったのかも。

私はいわゆる童話というものを読んだ記憶がないんですが(いや当然幼年期には読んでるはずなんですが)、むしろ大人になってからハマったのが、あまんきみこさん。代表作は「車のいろは空のいろ」ですが、この人は凄いです。傑作ぞろい。

あと大人になってから読んで好きなのが「小さなスズナ姫」シリーズや「空へつづく神話」等の富安陽子さん、「こそあどの森の物語」シリーズの岡田淳さん等。
あと「走れセナ!」でデビューした香坂直さんは作品数は少ないものの私のお気に入り作家さんです。

一昨日図書館に行って、ねぎさんに教えてもらった「ビーチャの学校生活」、岩波版の「ヴィーチャの学校友だち」というタイトルで出ていた版で借りてきて読み出したところなんですが、これは面白い。一緒にカニグスバーグ「魔女ジェニファとわたし」、マーガレット・マーヒー「めざめれば魔女」の2冊の児童文学も借りてきましたが忙しいので期限までにどれだけ読めるか?
皆さんもたまには児童文学、いかがかしら。


さー、この連載も今回で60回目。こうなると100回で完結が綺麗ですなー。あと40本、書けるのか私。
それではまた、月曜日の朝にー。
コメント全9件
コメントの書き込みはログインが必要です。
ピストン
2020年01月24日 02:16
Kobitoさん、こんばんは。

またまた、ギタリストランキング同様、渋いというか、灯台もと暗し的にみんなが忘れてるような所を見てるんだから!
アンデルセンなんて、あえて今読んだら心に刺さりまくりそう。うわー、そう来たかー。
私なんて子供時代もきちんと読んだことないもんなー。
訳者は本当に重要です。翻訳ものの最重要な要素です。

では、またー。
ピストン
2020年01月24日 02:03
砂礫さん、こんばんは。

いや、来ていただくのありがたいけど胃腸風邪では!
無理しないで下さいねー。
そしてネット小説大賞短編賞一次通過おめでとうございます!凄い!

あまんきみこさんは本当に面白いです。短編の手本だと思えるくらい。
ケストナーも、サーカスの小人いいですよねー。
低学年向けのもシャレてますし、なに読んでも面白い作家さんです。

そしてここにも60回を祝って下さる人が。すみません、100回で終わるよって遠回しに言いたかっただけなんです。

では、またー。
ピストン
2020年01月24日 01:49
つこさん。どもども。

やった!本人からもお墨付き。
よかったよかった。

でも、賑やかなそちらの活動報告に、ひっそりやってるこちらの活動報告リンクであげるのはヤメテー!
心臓に悪いのよ。あなた6000円辺りからなろうマイナージャンルでけっこうなスターなんだから。
ピストン
2020年01月24日 01:42
ねぎさん、こんばんは。
仕事行ってて皆さんへの返信遅れてゴメン!

「ヴィーチャの学校友だち」まだ序盤を読んでますが、これは凄いかも。
なんたって1951年のソ連!スターリン時代ですよ。
鉄のカーテンの向こうです。しかも国家賞もらって国からお墨付きです。あらすじだけを見れば勉強できない落ちこぼれ二人が、最終的に頑張って良い成績とる様になるという、旧ソ連体制下らしい気分悪い教訓ものに思えるのに、実際読んでみれば、今の所そんな感じ一切なし。それは作者が落ちこぼれ少年たちを共感いっぱいで生き生きと描いているからですね。このまま最後まで二人が本質を変えることなく成長すれば、これは面白い作品ですねえ。

本文の方は!ねぎさんが反省する必要ゼロですよ!
軽く読み流して下さい!

>60回おめでとうございます。
ありがとうございます。でも60回って祝ってもらえる様な切りのいい数字でもないっすよー。
まあ、ネタも尽きるので100回で終わる為の前フリ第一弾でした。予定として6月初めに100回で完結ですー。むしろ100本書けるかが不安。

感想は急がなくても、いつでもいいですからねー。
基本お喋りの場なんで、いつでも、どの話数でもウェルカムです。
では、またー。
Kobito
2020年01月23日 18:32
児童文学は、良質な物語の宝庫ですよね。
小説と同様に、読む人の好みに合わせて、色んなジャンルや雰囲気の作品があるのがありがたいです。

童話で意外とお勧めなのは、アンデルセン童話集です。

それも、岩波文庫の大畑末吉さんの訳のものです。

大畑さんの文章は、宮沢賢治に近い、非常に詩的で美しい言葉の流れが楽しめます。

アンデルセンが、ただの童話作家ではなく、優れた小説の書き手だった事も、名訳で読むとよく分かります。
砂礫零
2020年01月23日 15:39
懐かしい!
車のいろは空のいろ、好きだったのですよー。
ケストナーは 「サーカスの小人」 という話が好きでしたね。ちょっと皮肉が効いてて、ほんの少し色気があって、オシャレでした。

60回おめでとうございます!
つこさん。
2020年01月23日 12:03
>タイム・サービスではなかろうか!


そ れ だ
退会済
2020年01月23日 08:37
PS 60回おめでとうございます( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
でも100回で終わったら寂しい!
以上、ただのわがままでした。
退会済
2020年01月23日 08:22
おはようございます!

読んでくださったんですね……!
とても嬉しいです!!
ありがとうございます(*^^*)
主人公が色々と情けないですが、それでも奮闘しながらたくましくなっていく姿に共感していました。

また後でエッセイの方にも感想を書かせていただきます! 自分の視野の狭さを反省しました! 全体的に押しつけがましくなりがちです。あちゃー