だましだまし補足 愛しのエピゴーネン
2020年 01月09日 (木) 04:30
どうも皆様。普段は何日か寝かせて場が流れてから公開することの多い私の活動報告ですが、今年からは何か投稿した時くらいはリアルタイム公開しようかと。で、前にも書いていた「だましだまし」の補足版スタートです。いつもの様に長文ですので暇な方だけ、よろしくです。

が、その前に。本文後書きにも書きましたがyohaku様から素敵なレビューを頂きました。ありがとうございます!
そしてこの8日夜の集計分、エッセイカテで「だましだまし」が1位になっております。正月で全体のポイントが低いとはいえ、まさかまさかです。いや過去にエッセイで2度、その他で1度1位になったことがありますが、全てなろうそのものをテーマにした文章。こんな連載作品が1位は珍しいのでは。
今回の全てはGyo¥0-さんの活動報告からの流れでして、改めてその影響力にビックリです。本当Gyo¥0-さん、恐ろしい子!

さて、今回の愛しのエピゴーネン回、80年前後のSFブームの話をしてますが、あくまで「SF」ではなく「ブーム」が本題でした。
なのでこちらでは「SF」の話を。
本文中タイトルを出した以外にも、あの頃本当に多くのSF映画がありましたねえ。「メテオ」「ブラックホール」「カプリコン1」等々。70年代頭のアメリカン・ニューシネマの影響もあって現実世界を舞台に単純な勧善懲悪の娯楽活劇は作りにくくなってましたから、「宇宙」という舞台の開拓は映画人にとっても魅力的だったでしょう。

一方、当時のSF小説界。「スターウォーズ」大ヒットの影響を受けてこちらも世間に注目されます。で書かれたのが所謂サイエンス・ファンタジーと呼ばれた作品群です。これらは80年代半ば以降に日本で盛んに翻訳されましたから、私、世代ドンピシャ。
いずれサイエンス・ファンタジーで一本書こう。

もう1つ、SF小説界で起きていたのが、ギブスン、スターリング、そうサイバーパンク・ムーブメント。その流れから今回あえて本文て名前を出しませんでしたが映画でも「ブレードランナー」というエポックメイキングな作品が登場して来るのです。

80年代にはサンリオ文庫なんていうマニアックな文庫レーベルも生まれて熱かったSF界隈。今よく「SFは死んだ」「衰退した」なんて言う人がいてツイッターあたりで議論になったりしてますけど、まあそういう面倒な人というのは、あのブームの頃の思い出に囚われちゃってるんでしょうねえ。

と、こんな感じで「だましだまし」更新時に活動報告書くこともあるでしょうが(毎回とは言わない)、お暇な方はお付き合い下さいませ。いつものシークレット雑談活動報告も書いていきますが。

ではまたー。
コメント全8件
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ピストン
2020年01月11日 00:57
ねぎさん、どうもです。

ランキングはまあ、巡り合わせなので。ただ誰かの暇潰しになってたら嬉しいですね。最近早朝に更新するようになってるのは、通勤通学の電車待ちででも読んでもらえたら、という思いもあったりします。

タイトルは田辺聖子さんからのパクりですから、大きな顔はできませんが、素敵と言われると嬉しいです。

私の場合、年代とジャンルが恐ろしく偏っているので実際はたいしたことないのです。逆に誰でも読んでたり観たりしている作品が抜けてます。いい例が「ハリーポッター」でしょうか。一応映画最初の数作はテレビで観たはずなんですが、全く記憶にない。お恥ずかしい。

うちの感想欄とコメント欄は本当に気楽なお喋りの場にしたいので、いつでもお越しくださいませ。横のお喋りも全然OKですのでー。
では、またー。
退会済
2020年01月10日 23:34
エッセイランキング1位おめでとうございます‼
「だましだましの毎日」というタイトルからすでに素敵ですよね。
読書量と映画の鑑賞量に脱帽しかありません。
しばらくバタバタしますが、また後日感想を書かせていただきに参ります♪

ピストン
2020年01月09日 14:03
三千さん、どうもー。

ブレードランナーはハリソン・フォードだから三千さん観てると思いますよ。ちなみにエイリアンと同じリドリー・スコット監督の作品。
でもバスケスってことはエイリアン2ですね。そっちはジェームズ・キャメロン監督、三千さんの好きなターミネーターの監督さん。
女性が一番強いというのは新しかったですよね。

いやー、普段の更新に何の関係もない雑談はねえ、リアルタイム公開は勘弁っす。あと、楽しみにはしないで。多分酷いから。

では、またー。
ピストン
2020年01月09日 13:34
Gyo¥0-さん、チーっす!

夜の間だけとはいえ、あの連載1位っておかしい。
でもいい記念になったっす。

なまクラはゆるーいです。毎朝たまたま同じ電車の同じ車両に乗ってる顔見知りくらいのゆるさ。
でもこれ面白そうという時だけ妙な一体感を見せる。
それだって面白そうのベクトルが違う人はノーリアクション。楽でいいです。

宇宙からのメッセージは当時のアメリカの子供たちに変な衝撃を与えたようですねえ。スターウォーズって確かに話は超普通ですしね。
まあ、東映って会社の頭おかしさですよねー。深作ファミリー総出演でスターウォーズパクるとか。
深作さんは数年後に薬師丸版八犬伝作ってますけど、そっちの作品も頭おかしい。

ブレードランナーは個人的にあまり思い入れが無いという。飲み会なんかで「実はリドリー・スコットよりトニー・スコットの方が映画史的には重要人物説」を語っているんで、この連載でも書こうかしら。
では、またー。
三千
2020年01月09日 12:56
こんにちは。

ブレードランナーって、私、観たやつかな。ちょっとうろ覚えです。でもたぶん観てるかな。エイリアンとプレデターは私の中では不動です。こんなことが現実にあったらめちゃくちゃ怖い。。。と子供心に震えました。震えましたが、エイリアンのリプリーとバスケスは同性ながらかっこよかったです。
ピストンさん、公開ちゃんとリアルタイムでお願いしますね。楽しみにしてます。(^。^)
ξ゜⊿゜)ξ <なまこクラスタのピストンさん、ろくおさんチーっす!

ξ゜⊿゜)ξ <ジャンル別日間1位おめでーす!

クラスタであるが、特に何もしないのである。
ξ゜⊿゜)ξ <ドクトリン?ないですのよ!
そして一番アクティブなのはいつもわたしではない。ゆるーい。

宇宙からのメッセージは1周回ってアメリカでカルト的人気あるよっていうの笑う。
里見八犬伝ネタを宇宙規模にして100分映画に納めようとするとか、正気を疑う感じで素晴らしいなと。

今度ブレードランナーについてもおねしゃーす!
ピストン
2020年01月09日 09:38
漉緒さん、コメントありがとうございます!

ランキングはまあ、普段なら1位にはならないポイントなんですけれど。何回か1位になりましたが慣れないもんですね。朝、水源さんが新作投稿しているの見てホッとしました。

はい、外から見れば私たち二人がっつりメンバーですよ。多分。ちょっと変なポジションですけどね、私たち。
あれだけの規模のクラスタが上手く回っているのは凄いと思いますよね。Gyo¥0-さんの人柄もありますけど、中心にいる以前の書店さんや今の間咲さんが非常に気配りのできる人なのも大きい。
実際はそれぞれ好き勝手に活動している者たちのゆるーい集団なんですけどね。外からは分かりにくいでしょうねえ。

思い出補正はねえ。補正なのか本当にそうだったのか自分でも確かめようが無いのが厄介ですね。どうしても自分の価値観が定まっていった時代が基準になって物事見ちゃいますし。

ではコメントありがとうございましたー。
漉緒
2020年01月09日 06:58
 おはようございます。ジャンル別日刊ランキング1位おめでとうございます♪

 なまこさんとなまこクラスタは大変興味深いですね〜。外側から見れば、私もピストンさんも「なまクラ」のメンバーなんですけれどもね(笑)

 思い出補正は質が悪いですね〜。まぁ、私も事ある毎に「……昔は良かったなぁ」なんて思って仕舞う立派な老害でありますが(苦笑)