生まれなければ良かった

6月14日は私の誕生日だ。

母は「お金がない」と嘆いていた。でも夕飯の時間には「あしたはあんたの誕生日だからケーキ買ってくるね」と言っていた。ありがとう、と思った。母は私のことを好いてくれている。それがどういう形であれ、私が母をどう思っていても。

生まれなければ良かった。それは毎日思っている。私一人がいなければ、家はどれほど金銭面で楽だっただろうか。金かけて育てた娘がゴミだった。ならばいなくていいや。生まれてなければよかったや。

死ぬか生きるか、今でも考えている。

明日は私の誕生日。

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生まれなければ良かった|李・ムハンマド