
国家一般職のホワイト官庁ってどこですか?



働きやすいと評判のホワイト官庁ベスト5をお伝えしますよ
国家一般職に就職してストレスのない安定した生活を送りたいと思っているあなた!
できるだけ働きやすいホワイトな官庁に就職したいと思いますよね?
国家一般職のホワイト官庁ベスト5は以下の通りになります。
- 法務局(法務省)
- 気象庁(国土交通省)
- 労働局(厚生労働省)
- 税関(財務省)
- 特許庁(経済産業省)
国家一般職のホワイト官庁に就職すると休みが取りやすく残業もほとんどありませんので、安定した収入で仕事と私生活のバランスを取ることができます。
ただ、ホワイト官庁に就職するためには、難解な一次の筆記試験に合格して官庁訪問で内定をもらい、人事院の実施する面接試験に合格する必要があります。
この対策を一人でやるのは色々と大変ですよね?



アガルートなら国家一般職のホワイト官庁に就職するための必要な対策が全部できますよ!
しかも今なら内定者全員に全額返金制度もあるのでとってもお得です!
公務員試験の合格者数が2年で7.56倍になったアガルートで早目に勉強を始めて、国家一般職ホワイト官庁の就職試験の合格を確実なものにしましょう!!
\公務員試験合格者が7.56倍に増加!/
今なら内定者全員に全額返金制度もあり!
国家一般職のホワイト官庁ベスト5


国家一般職には、本府省と地方出先機関での採用があります。ホワイト官庁に就職したいのであれば、本府省よりも地方出先機関がオススメです。
なぜなら、本府省勤務の場合、日をまたぐことは当たり前で、国会会期中は議員対応に追われ帰宅すらできないこともあるからです。本府省勤務は典型的なブラック官庁が多いのです。
調査をすると、このホワイト官庁ベスト5もほとんどが地方出先機関の官庁ばかりとなりました。
国家一般職のホワイト官庁①:法務局


法務局は法務省の地方出先機関の一つで、主な業務は以下のように登記や戸籍,人権擁護など多岐にわたっていますが、いずれも人々に生活に密接に関係しています。
①不動産や商業法人の登記
②戸籍・国籍、供託
③人権擁護
④法律支援、国の争訟
法務局は全国にあるのですが、働き方(勤務時間・休日休暇・制度)について、実際に働いている人の口コミがライトハウスにありましたので紹介します。
土日出勤はよほどのことがない限りありません。有給も自由に使えます。連休で有給がとれます。協力体制がとられているので、誰かが休んだ際もお互い様という雰囲気でフォローしています。職場環境はかなり良いです。
ライトハウス 前橋地方法務局口コミ 女性
あらゆるハラスメントが禁止されていますので、非常に仕事がしやすいです。
ライトハウス 法務省福岡法務局口コミ 男性
どの法務局も残業があまりなく休暇がとりやすいという口コミばかりでした。実際に働いている人の声なので間違いありません。
ただ、窓口業務には繁忙期(年度末や年度初め、会社の決算期が集中する6月など)があり、その時期は残業もそこそこあるようです。
国家一般職のホワイト官庁②:気象庁


気象庁は、国土交通省の出先機関で気象や地震などを観測しています。東京の気象庁が中心機関で、地方支局として札幌・仙台・東京・大阪・福岡・沖縄に管区気象台があります。
その下部組織として地方気象台・航空地方気象台・海洋気象台などがあり、気象庁全体で約6000人の職員が在籍しています。キャリコネに気象庁のホワイト度が掲載されていました。


ホワイト度はかなり高く、有給消化率も65%で令和4年度の日本の平均有給消化率56.6%を大きく上回っています。気象庁の国家一般職は以下の試験区分から採用されます。
試験区分 | 業務内容 |
---|---|
行政 | 総務・人事・会計に関係する事務 |
物理 | 予報や観測などの業務(技術系の職場) |
電気・電子・情報 | 予報や観測などの業務(情報・通信部門) |
化学 | 予報や観測などの業務(環境気象や海洋気象部門) |
資源工学 | 予報や観測などの業務(地震火山部門) |
この中で、「行政」採用者は主に総務・人事・会計に関係する事務に就くほか、企画・立案等の業務にも携わるので交代制勤務にはつきません。
監視・情報発表をする部署では、5班が交代で24時間365日勤務し夜勤もありますが、交代制勤務が嫌な場合は行政区分を受験しましょう。
国家一般職のホワイト官庁③:労働局


労働局は厚生労働省の出先機関として地域の労働行政に携わり、以下の仕事を国の機関として地域密着で行っています。
➀仕事の確保(職業安定行政)
②労働環境の整備(労働基準行政)
③職業能力の向上(職業能力開発行政)
④雇用機会の均等確保(雇用均等行政)
労働局は各都道府県あって、より多くの労働者が安心して働ける環境を実現するための仕事を行っています。実際に働く人の声がYahoo!知恵袋にありましたので紹介します。




実際に働いている人のアンサーなので信ぴょう性があります。残業もあまりなく有給休暇も取得しやすいようです。確かに労働局は天下の厚生労働省の出先なのに、ブラックだったら国家が破綻してしまいますよね。
他にもライトハウスに働き方(勤務時間・休日休暇・制度)について、実際に働いている人の口コミがありましたので紹介します。
残業時間は少ないと思います。予算との兼ね合いもありますし、水曜と金曜はノー残業デーなので、その日には残業することは原則できないことになっています。年休はとても取りやすい環境です。
ライトハウス 厚生労働省大阪労働局口コミ 女性
土日祝、年末年始などしっかり休みをとれる。休みをとりやすい。
ライトハウス 厚生労働省大阪労働局口コミ 男性
勤務時間は8時から17時の時間です。ハローワークでの勤務ならば、定時退社が基本で、あまり残業もありません。有給休暇の消費も比較的多いので、他官庁と比較するとお勧めできると思う。
ライトハウス 厚生労働省大阪労働局口コミ 女性
国家一般職採用試験で地方出先機関に採用された場合、ほとんどの職員がハローワーク等で職業安定行政に関する業務を行うことになります。
ハローワークなら先ほどの口コミでもありましたように定時退社が基本なので、ホワイト度の高い職場だといえます。
国家一般職のホワイト官庁④:税関


税関は財務省の出先機関です。国家一般職は、主要な空港や港に設置されている税関で適切な申告がされているかの書類審査や貨物検査、社会悪物品などを取り締まっています。
専門知識を活かした分析試験、税関の専門家としての海外勤務など、貿易秩序と国民の安全を守っています。キャリコネに税関の働きやすさについての情報がありましたので紹介します。


ホワイト度は高く有給消化率も平均を大きく上回っていました。
勤務体系は、国の空港や港などに設置された税関など、現場中心で活躍する職場が多いため、担当する部署や仕事内容によって異なります。
職場となる港や空港の中で24時間稼働している所は夜勤を含むシフト勤務になる部署もありますが、通関審査業務や事後調査業務などを担当する場合は勤務時間は日勤で定時となります。ヤフー知恵袋に以下のような投稿もありました。


24時間交代制は一部の空港や港だけのようで、職場によっては日勤になります。交代勤務に就きたくない場合は勤務地をよく検討する必要があります。
他にもライトハウスに働き方(勤務時間・休日休暇・制度)について、実際に働いている人の口コミがありましたので紹介します。
年に20日の年次休暇と3日の夏季休暇があり、取得理由はなく自由に使って良い。ワークバランスは非常に保ちやすい。
ライトハウス 財務省東京税関口コミ 男性
休暇が非常にとりやすい。上下関係なく早い物勝ちで休みを取れる。
ライトハウス 財務省東京税関口コミ 女性
部署によっては、当直勤務、変則勤務の例外はありますが、年20日の年次休暇、夏季休暇などがあり、休暇の積極的な取得を推奨されているホワイトな職場が多いようです。
国家一般職のホワイト官庁⑤:特許庁


特許庁は経済産業省の外局機関で、霞が関にある官庁にもかかわらず、残業が他省庁に比べ少なく、有休消化率が高い数少ないホワイト官庁だと言われています。
特許権等の産業財産権の適切な保護や活用促進等を行っており、いわば、日本の技術開発ひいては経済発展を支える縁の下の力持ち的な存在です。ダイヤモンド社が調査した官公庁ホワイト度ランキングも6位に入っています。


官公庁ホワイト度ランキングの上位に入っているだけでなく、オープンワークにも以下のような評判・口コミがありました。
プライベートとのバランスは調整しやすいと思う。おおむね半年ごとの処理量の目標は設定されているが、自分の都合に合わせてペースを調整できる。基本的に自分ひとりで行う仕事であるうえ、期限まで時間がない仕事が入ることはほぼないため、急な残業が入ることもないし、有給休暇を取得する日は自由に決めることができる。
オープンワーク 特許庁口コミ 男性
また、特許庁は風通しの良い職場であることも特徴の一つです。
オープンワークが実施した官僚が選ぶ「チームワークの良い中央省庁ランキング2020」の1位に選ばれたのは特許庁で、「風通しの良さ」は中央省庁の中でトップのスコア3.89になっています。


特許庁は全庁的に外部からの質問も多く、どのようなレベルのユーザーに対しても丁寧に対応することを心がけています。そのような影響で、内部においても比較的風通しの良さがあるため雰囲気の良い職場だと言えます。
難易度はどれくらい?国家一般職のホワイト官庁は就職しやすいのか?


国家一般職のホワイト官庁ベスト5を紹介しましたが、どんなにホワイトな職場でも就職できなければ意味ないですよね?
結論から言うと就職するのは簡単ではないですが、それほど難易度は高くないです。国家一般職のホワイト官庁である地方出先機関を受験する人が多い「行政」区分の倍率は以下の通りです。
地域 | 倍率 |
---|---|
北海道地域 | 1.7倍 |
東北地域 | 2.1倍 |
関東甲信越地域 | 2.8倍 |
東海北陸地域 | 2.7倍 |
近畿地域 | 2.8倍 |
中国地域 | 1.8倍 |
四国地域 | 2.1倍 |
九州地域 | 2.9倍 |
沖縄地域 | 2.8倍 |
最高の倍率は九州地域の2.9倍で、最低の倍率は北海道地域は1.7倍でした。
「行政」区分における本府省への採用については「関東甲信越地域」からの採用が中心となりますが、それほど高い倍率ではありません。
そうは言っても、国家一般職のホワイト官庁に就職するまでの道のりは簡単ではないです。次の図は2023年の合格までの流れです。


1次の筆記試験に合格した後には、志望する官庁を訪問して、官庁から内定もらう必要があります。あわせて、人事院の実施する面接試験を受け、2次試験に合格することが必要です。
筆記試験は地方公務員の試験より難易度は高く、官庁訪問で内定をもらうことも大変ですし、人事院の実施する面接試験も容易ではありません。独学で就職試験に合格して国家一般職のホワイト官庁へ就職するのは難しいです。
公務員試験の合格者数が2年で7.56倍になったアガルートなら、国家一般職の1次の筆記試験、官庁訪問、面接試験の対策も万全ですので最短で合格を目指すことができます。
\公務員試験合格者が7.56倍に増加!/
今なら内定者全員に全額返金制度もあり!
国家一般職の地方出先機関がホワイト官庁な3つの理由


国家一般職員の地方出先機関は、X(旧Twitter)に以下のようにポストされるほどホワイトな職場です。
それではなぜホワイト官庁が多いのでしょうか?国家一般職の地方出先機関がホワイト官庁な理由は次の3つになります。
国家一般職の地方出先機関がホワイト官庁な理由①:残業が少ない
そもそも国家一般職の地方出先機関は仕事が少ないため残業があまりありません。部署によって繁忙期に残業が多少あるようですが基本的には定時に帰ることが多いです。
本府省の職員はひとりで何個もの事業・業務を受け持つのに対し、地方出先機関は各事務所で行う業務が決まっているので、職員ひとりひとりの業務量は本省ほど多くありません。
人事院が発表した、令和4年度の年次報告には、本府省と本府省以外の残業について以下の記載がありました。
超過勤務の状況について、令和4年国家公務員給与等実態調査によると、令和3年の年間総超過勤務時間数は、全府省平均で217時間であった。これを組織区分別にみると、本府省では383時間、本府省以外では179時間となっていた。
令和4年度年次報告書より
令和3年度の国家公務員の年間総残業時間は、全府省平均で217時間ですが本省勤務と本省以外勤務で分けると以下の通りになります。
本府省 | 本府省以外 | |
---|---|---|
年間残業時間 | 383時間 | 179時間 |
月間残業時間 | 31.9時間 | 14.9時間 |
本府省以外の残業時間は、本府省の半分以下となっていますのでいかに仕事量が少ないかがわかります。
国家一般職の地方出先機関がホワイト官庁な理由②:転勤が限られた地域
本府省に配属されると転勤は全国規模になりますが、地方出先機関に採用されると決められた地域内での移動になります。
採用時の勤務地は、各地域内の都道府県になります。採用機関にもよりますが、転勤は狭い範囲での各地域内、機関によってはひとつの都道府県内に留まるところも多くあります。
国家一般職は、次の表のように全国9地域に分けて採用試験が実施されます。
受験地域 | 採用時の勤務地など |
---|---|
北海道地域 | 北海道 |
東北地域 | 青森県 岩手県 山形県 福島県 宮城県 秋田県 |
関東甲信越地域 | 茨木県 栃木県 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県 群馬県 埼玉県 新潟県 長野県 |
東海北陸地域 | 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 富山県 石川県 福井県 |
近畿地域 | 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 |
中国地域 | 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 |
四国地域 | 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 |
九州地域 | 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 |
沖縄地域 | 沖縄県 |
受験地域は、現在の居住先による制限などはなく、自由に選択できます。逆に言えば、自分が勤務したい都道府県が含まれる地域を選んで受験が可能だということです。
国家一般職の試験に合格した後は、希望する所在地にある機関に官庁訪問をして、内定をもらえば採用になるわけです。
国家一般職の地方出先機関での勤務だと広い範囲での転勤がないので安定した生活を送ることができます。
国家一般職の地方出先機関がホワイト官庁な理由③:労働環境がいい
国家一般職の地方出先機関には、国家総合職が出向してくる場合がありますが、職場はほとんどが国家一般職員ですので働きやすい環境にあると言えます。
一方本府省では、キャリア公務員である国家総合職とともに、施策実現のための法案を作成したり、予算を組んだりする仕事をします。



これはかなりのストレスになります。なぜなら国家総合職は国家一般職を下に見ているからです
本府省でのキャリアパスは以下のようになっています。
20代前半 | 20代後半 | 30代~40代 | 40代~50代 | 50代~ | |
---|---|---|---|---|---|
国家総合職 | 係員 | 係長 | 課長補佐 | 室長 | 課長 |
国家一般職 | 係員 | 係員 | 係長 | 係長 | 課長補佐 |
国家総合職は30歳前後で課長補佐、50歳過ぎで課長になるのに対し、国家一般職は30歳過ぎで係長、定年間際でも課長補佐止まりが多いです。これは仕事ができるかどうかは関係なく、キャリアパスがそう設計されているのです。
総合職の後輩にあっさり抜かれるのはかなりのストレスを感じますし、一部の総合職は一般職を見下すような態度で接してきますので、メンタル的にきつい状況になります。
地方の出先機関は、仕事も少なく国家総合職も本府省にいるときほどプレッシャーをかけてこないので働きやすい職場が多いです。
こんな人はやめとこう!国家一般職のホワイト官庁に向かない人


国家一般職のホワイト官庁は、仕事よりも私生活を重視する人にとっては理想の職場ですが、これに向かない人もいます。



プライベートよりも仕事で昇進したり多くのお金を稼ぐことを重視する人です
国家一般職のホワイト官庁に向かない人①:自分のキャリアを上げていきたい
国家一般職は、新卒で採用されると1級から始まります。級とは、簡単に言うと公務員の役職みたいなものです。
国家公務員は、1級と2級が係員、つまり一般職員です。3級は係長に該当します。国家公務員の職務の級の構成は以下の通りです。
本省 | 地方出先機関 | |
---|---|---|
10級 | 課長(特に重要) | |
9級 | 課長(重要) | |
8級 | 室長(困難) | |
7級 | 室長 | |
6級 | 課長補佐(困難) | 機関の長(困難) |
5級 | 課長補佐(困難) | 期間の長 課長(困難) |
4級 | 係長(困難) | 課長 |
3級 | 係長 主任(困難) | 係長(相当困難) 主任(困難) |
2級 | 係員 係員(困難) | 主任 係員(特に高度) |
1級 | 係員 | 係員 |
※ 参考文献等:「自治体の給与 人事戦略」(自治体給与人事研究会)111人事院規則9-8(初任給、昇格、昇給等の基準)別表第1
課長補佐(困難)や係長(困難)の「困難」とは、標準的職務のうち、困難な業務を処理、分掌又は所掌するポストに充てられてた課長補佐や係長を指します。
ここで見ていただきたいのが、本省は10級まであるのに地方出先機関は6級までしかないことです。地方出先機関の国家一般職の昇進は6級が上限ということになります。
級によって給料の額も決まってきますので、昇進も給料の額も本省勤務よりは大幅に少ないことになります。出世したい人は本省勤務が必須なので、ホワイト官庁である地方出先機関よりも本省勤務を選びましょう。
国家一般職のホワイト官庁に向かない人②:残業をガンガンやって稼ぎたい
国家一般職のホワイト官庁では、残業がほとんどないため残業代はあまり稼げません。
それが物足りないと感じる人は、ホワイト官庁が多い地方出先機関ではなく本府省での勤務を検討してください。オープンワーク株式会社が「国家公務員の残業時間ランキング」を発表しましたので紹介します。


1位は財務省で、月間残業時間はなんと72.59時間です。上位3省の残業時間は70時間超えという結果で本庁省勤務の過酷さが数字で表れています。
働き方改革関連法が施行され、時間外労働の上限は原則月45時間、年360時間と定められましたので、国家公務員でも徐々に残業時間の削減が進んでいます。
しかし、いまだに旧来型の慣習や非効率な業務によって長時間労働を強いられている本府省もあるので、部署によってはまだまだ残業は多いようです。
また、国家一般職で地方出先機関に勤務していると基本的に昇進も6級で頭打ちのため高給は期待できません。X(旧Twitter)に以下のようなポストがありました。
プライベートのことよりも大きく稼いで高給取りを目指したい人は、国家一般職のホワイト官庁である地方の出先機関は向かないでしょう。
国家一般職のホワイト官庁に向かない人③:仕事にやりがいをもちたい
国家一般職のホワイト官庁の大きなデメリットは、「仕事にやりがいを感じられない」ことがあります。オープンワークにも次のような口コミがありました。


そもそも国家一般職の仕事は、部署にもよりますが誰でもできるような書類作成の仕事がほとんどで、パワポを作ったり、書類を作ったり事務作業がほとんどです。
書類を作って上司に見せる⇛修正する⇛上司に見せる⇛修正する
このように国家一般職の仕事は、誰でも出来る仕事がほとんどなので、やりがいを持てることはほとんどありません。
「この仕事って何のためにしてるんだろう・・・」と考えたくなければ、国家一般職のホワイト官庁はオススメできません。仕事にやりがいを求めず、プライベートを充実させるためと割り切ることが重要です。
国家一般職のホワイト官庁に向いてるのはこんな人


それでは国家一般職のホワイト官庁に向いている人はどんな人でしょうか?



仕事とプライベートをきっちり分けたい人が向いています
いわゆる仕事人間ではなく、どちらかと言えば仕事よりもプライベートを大事にして、できるだけストレスのない環境で仕事をしたい人です。
国家一般職のホワイト官庁に向いてる人①:仕事と私生活のバランスの取れた生活をしたい
残業が少なく、年次休も取りやすい職場で仕事と私生活のバランスの取れた生活をしたい人は、国家一般職のホワイト官庁に向いています。
国家一般職のホワイト官庁が多い地方の出先機関は、本府省に比べて残業も少なく定時に帰れることがほとんどで、仕事量もさほど多くないので休みが取りやすいです。
オープンハウスの口コミにも以下のようなものもありました。


休暇がしっかり取れてワークライフバランス(仕事と私生活のバランス)が取れた職場だとコメントしています。地方出先機関の口コミには、同じような口コミが多いので間違いないと思います。
国家一般職のホワイト官庁に向いてる人②:ストレスの少ない職場で働きたい
ストレスのない職場で働きたいのであれば国家一般職のホワイト官庁に就職を考えましょう。
なぜなら、国家一般職のホワイト官庁はストレスの原因である、議員・議会対応、激務、長時間残業などがないからです。X(旧Twitter)にも以下のようなポストがありました。


職場でストレスを感じるのは、人間関係、長時間労働、休みたいときに休めないことが挙げられますが、地方の出先機関ならストレスの原因となるものがあまりありません。
働く人にとっては優しい職場であると言えます。ストレスのない職場で働きたい人は、国家一般職のホワイト官庁である地方の出先機関を目指しましょう。
国家一般職のホワイト官庁に向いてる人③:安定した収入が欲しいが高給でなくてもいい
国家一般職のホワイト官庁は、国家公務員ですので年功序列で給料は上がる安定した職場です。ただ、ブラックな本府省の国家総合職に比べたら給与面ではかなり劣ります。
国が公表している国家公務員のモデル年収がありますので、それを紹介します。
モデル給与例(平成30年度)
モデル | 年 齢 | 月 額 | 年間給与 |
---|---|---|---|
係員 | 25歳 | 192,400円 | 3,153,000円 |
係長 | 35歳 | 273,100円 | 4,536,000円 |
地方機関課長 | 50歳 | 412,200円 | 6,713,000円 |
本府省課長補佐 | 35歳 | 440,600円 | 7,314,000円 |
本府省課長 | 50歳 | 742,440円 | 12,533,000円 |
本府省局長 | - | 1,074,000円 | 17,804,000円 |
事務次官 | - | 1,410,000円 | 23,374,000円 |
国家一般職でホワイト官庁の地方の出先機関に勤務したとして、どんなに頑張ったとしても地方機関の課長どまりです。



同じ50歳でも地方機関の課長と本府省の課長では倍ぐらいの違いがあります
激務なブラック職場の本府省ですが、ホワイト官庁の地方出先機関に比べると給料は格段に多くなるのです。X(旧Twitter)にも、以下のようなポストがありました。
地方の出先機関は、残業はないけど給与面では満足していない人もいるようです。給料はそこそこだが、残業があまりなく仕事も激務でない職場を希望するなら国家一般職のホワイト官庁で働きましょう。
国家一般職員のホワイト官庁に就職して理想の生活を手に入れましょう!


国家一般職員のホワイト官庁のベスト5は、以下のようにほとんどが地方出先機関の官庁となりました。
- 法務局(法務省)
- 気象庁(国土交通省)
- 労働局(厚生労働省)
- 税関(財務省)
- 特許庁(経済産業省)
残業が少なく、休みが取りやすい国家一般職員のホワイト官庁に就職すると仕事と私生活のバランスの取れた生活を送ることができます。
国家一般職のホワイト官庁に就職するための倍率はそんなに高くはないので、早目に適切な準備をしていれば就職するのは難しくありません。ただ、一次の筆記試験、官庁訪問、面接試験の対策を万全にしておく必要があります。



アガルートなら国家一般職のホワイト官庁に就職するために必要な対策に対応しています!
国家一般職員のホワイト官庁に就職するためにも、公務員試験の合格者数が2年で7.56倍になったアガルートで勉強を始めて就職試験の合格を確実なものにしましょう!!
\公務員試験合格者が7.56倍に増加!/
今なら内定者全員に全額返金制度もあり!